2005-03-15 ニュースいろいろ [長年日記]

[動物] 萌え猫画像/萌えアニマル画像/堀に落ちたライオンが老衰死/チューリップとネズミの関係

萌え猫画像 微脚(とんぢる劇場(3月15日付))・お得意らしい(オーティスの日記(3月15日付))・しいたけはお嫌い?(ニャ郎ども通信(3月15日付))・風情(SUGARPOT(3月15日付))・気まま過ぎな猫(ねこにゃ!(3月12日付)/教官不定期日誌(3月15日付)より)

萌えアニマル画像 「騎馬オペラ劇団『ジンガロ』 初日目前にけいこ公開」ミオン動物園(3月15日付)より)

「堀に落ちたライオン老衰死−名古屋の東山動物園」sea of tranquility(3月14日付)より)(→関連:東山動物園HP 堀に落ちたライ、死亡する

ライオンは堀に落ちて救出された後に入院、健康状態が回復してライオン舎に戻されていたのだが、寝室で倒れて還らなかったそうである。動物園HPの白黒写真が静かな哀しみを誘う。

「滑走路のまわりがチューリップ畑になったわけ」(海外ボツ!News(3月15日付))

空港の周囲にチューリップを植える→チューリップの香りを苦手とするネズミが減る→ネズミを餌とする肉食の鳥が減る→鳥がジェットエンジンに吸い込まれる事故が減る という計算によるものだそうである。

ネズミがチューリップの香りを嫌うのならば、一般の家庭でもチューリップを植えてネズミ除けができるのではないかと思い、Googleで検索してみた。しかし検索結果の中には「ネズミがチューリップの球根や葉を囓った」という話が幾つかあり、本当にネズミがチューリップを嫌うのかはどうも疑わしい気がする。ハムスターを飼っている人がハムスター(ネズミ)の近くにチューリップを持ってきてみたら真相が明らかになるのではないかと思うが、万が一ハムスター(ネズミ)が本当にチューリップ嫌いであれば、これは動物虐待である。

[食べ物] モスバーガー「匠味十段」/寿司詐欺/「毒電波喫茶館」

「<モスバーガー>『匠味十段』1000円で発売」(→画像:「千円の高級バーガー登場」)(→関連:モスバーガー 日本のバーガー 匠味十段&プレスリリース「ニッポンのバーガー 匠味(たくみ)十段(じゅうだん)」発売開始

「匠味十段」という名称ではどんなハンバーガーか想像が付かないが、モスの公式サイトを見た感じでは「モス風こだわりベーコンエッグバーガー」といったところらしい。素材を吟味している他、ソースは金山寺味噌・もろみ味噌・西京白味噌と醤油をベースに作った和風デミグラスソースだそうである。緑モスにて午後2時から1日10個限定(正確には匠味・匠味レタス・匠味アボカド山葵とあわせて1日40個限定らしい、数の配分は店次第なのかも?)との事なので、確実に入手する為には少し日を置いてから緑モスに行ってみる予定。

サンドイッチだって、コンビニで売っている200円前後の品から、レストランで出るような1000円前後の品まであるように、ハンバーガーにもこういった高級路線狙いの商品があったって全然おかしくないし、ハンバーガーという存在に幅が拡がるのは好ましいことだと思う。世の中全てのハンバーガーが高級路線を狙い始めたら、それはどうかと思うけれど。

「お寿司詐欺登場!」Crescent is in the blues.(3月15日付)より)(→関連:Yahoo!辞書 新語探検 寿司詐欺

「間違えて注文を取ってしまった寿司が捌ききれなくて困っているので、定価より安くするから買ってもらえませんか?」と同情を誘って、実際には安くて鮮度も落ちていると思しき寿司を売りつける古典的な詐欺が、最近巷で流行っているらしい。

毒電波喫茶館ポトチャリポラパ(3月15日付)より)

奇妙な飲食物を集めたサイト。パラダイストロピカルティまで槍玉に挙げなくても、と思うが、ロイヤルホスト内のファミレス風ネーミングに則った飲み物に最初に接していない人なら、確かに大仰な名称の飲み物だと思うのかも知れず。

[その他] 「ピーターパン」続編誕生/「パッション」再編集版/UFJ銀行を騙るフィッシングメール

「続『ピーターパン』誕生へ 公募で作者決定」sea of tranquility(3月14日付)より)

原作者ジェームズ・バリーに著作権を譲られたロンドンの小児病院が、2007年に著作権を失効する事もあって、ピーターパン生誕100年にあたる昨年に「ピーターパン・ウェンディ・ティンカーベル・フック船長等のメインキャラクターを登場させる」という条件で続編の粗筋を公募していたそうである。

続編を執筆する事になったジェラルディン・マコリアン氏という人は、これまでにも児童文学を世に出しており、翻訳されているものでは「不思議を売る男」「ジャッコ・グリーンの伝説」といった作品があるようである(以上、ホンの愉しみ日誌(3月15日付)より)。

「『パッション』再編集版、残酷な場面をカットして公開へ」

先日メモしたeiga.comの記事では、「劇中でもっとも過激な暴力場面であるキリストが拷問されるシーンを5−6分追加している」とされていた「パッション・リカット」だが、こちらロイターの記事では「残酷な場面を約6分間カット」とまるで正反対である。どちらかが誤報なのか、それとも過激版と穏和版の2種類がリリースされるのか。

「UFJ銀行を騙るフィッシングメールが出回る」(→関連:UFJ銀行 UFJ銀行を偽装した電子メール詐欺が発生していますのでご注意ください

UFJ銀行からのメールを装ったフィッシングメールについて注意を呼びかける記事。

実はこのフィッシングメール、私の勤め先の(個人宛じゃない)メールアドレスにも来ていた。送り主はadmin@ufjbank.co.jpとなっていた。詐欺なのかそれとも何か誰かが会社の口座を作ってその連絡なのかどっちなのか、URLをクリックしてみればそのどちらかがわかるしその先の行動にさえ気をつければ良いのだし、と思ってクリックしてみたところ、こちらのサイトに跳んだ。契約番号とログイン番号を入力させようとする思い切り怪しいページだが、アドレスバーの表示は“https://www.ufjbank.co.jp/ib/login/index.html”となっていた。UFJ銀行の口座を持っていないのでそれ以上先には進めないし、口座を持っていたところで本物か偽物かの区別がつかないページに入力する筈がないし、結局疑問は解けないまま。

その直後にこの記事を知り、謎を埋める為に貪るように読んだ。しかしこの記事と私が見たものには差異があり、更に謎は膨らむばかり。例えば「アクセスしたURLを見ると、フィッシングサイトはIPアドレスが直接表示されており」「SSL通信を行っていることを示すアドレスバーの『https』、ステータスバーの鍵アイコンをチェックするよう」とあるが、私が見たページは上記の通り“https://www.ufjbank.co.jp/ib/login/index.html”であり、IPアドレス直接表示でもないし“https”になっている。また「ログインボタンを押すと、契約カード番号とログインパスワードを入力しなくても次の画面に移り」とあるが、私の見た画面では情報入力無しにログインボタンを押しても次の画面には移らない。しかもこのページ、ご丁寧にも電子メール詐欺について注意を呼びかけるリンクがある。一体どういう事なんだろう……?

ところで、私は勤め先で使っているメーラーを、htmlメールを表示させない仕様に設定していた。もしかしたらこれが鍵かと思い、添付ファイルとなっているhtmlを試しに表示してみたところ、思った通りそこに答えがあった。“http://www.ufjbank.co.jp/ippan/oshirase/050315_chuui.html”を囲むリンクタグが、IPアドレス直指定の不審なURLだったのである。私のメーラーはhtmlメールを表示させずURLに自動リンクを張る仕様だった為に、私は正しくUFJ銀行のインターネットバンキングサイトに跳んでいたのだった。オチがわかれば何という事はなかった。htmlメールの危険性を再認識した。

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