昨夜残業を終え会社を出た頃に降っていた冷たい雨は、最寄り駅について飲食店に入るまでの道でみぞれとなり、食事が済んで家に戻るまでの道で雪にまで進化を遂げていた。わりと大きな雪片だったので、「こりゃ明日の朝は結構積もるかも」と思い、交通機関の遅延に備えて早めに家を出ようと決めて寝た。
今朝起きたのは普通の時間であり、寝る前の決意は何だったのか自分にもわからない。しかし外の雪もたいして積もっておらず、交通機関には全く遅れが出ていなかったので、これがいわゆる結果オーライという奴である。
今日の残業は夜10時まで及んだ。月末集中の忙しさだとわかっているので大して辛くはなく、むしろ私の生ぬるい被虐嗜好と被依存心を適度に満たしてくれてありがたいとすら言える。ラーメン屋で辛味とんこつ赤らーめんを食べて身体を温めて帰った。所詮みぞれ上がりの雪はまるで根性が座っていなかったらしく、昨夜の今夜でもう随分融けていた。
★ 萌えアニマル画像 「アフリカンサファリ内に『カンガルーふれあいの森』、来月開設」(ミオン動物園(2月25日付)より)・「紀宮さまペンギンと散歩 旭川で雪の動物園を見学」
先日メモした、「荒川の堤防を増えすぎたウサギが荒らす」記事の詳細版。デイリーポータルZの記事だけあって、ウサギをもらいにきたという(見た目は怖いが)微笑ましいカップルあり、ウサギを自分がもらったら食ってしまうだろうと語る謎の男性あり、と不思議なレポートになっている。
1ページ目は荒川下流河川事務所管理課の人へのインタビュー記事なのだが、本来あるべき「お役所仕事」の姿といった感じで大変好感が持てる内容だった。業務である堤防の管理を第一優先に考え、生き物であるウサギにも気を配り、かといってウサギを猫可愛がりする逸脱振りは見せず、「『うさぎをいじめるな』とか『柵を作って税金を無駄遣いするな』などの批判の声があると、ちょっと寂しい」と語る担当者さん。最終ページにある柵の写真も、低予算にして実直な仕事の産物っぽくて良さげ。
★ 「離婚の被害者は子供だけじゃない!?――飼い主の離婚、ペットにも『心の傷』!」(sea of tranquility(2月24日付)より)
夫婦の離婚により、子供同様にペットも「心の傷」を受ける、との記事。「飼い主別離症候群」と呼ばれるその心的症状は具体的に、取り乱した子供のように振舞う・食べ物を拒否する・突然理由もなく攻撃的になる・真夜中に吠え声や鳴き声をあげる・毛がはげてしまうほど体の一部を掻きむしる・猫の場合トイレを使わなくなる、等の行動に現れるそうである。
なるほど愛玩動物というのは想像以上に繊細な生き物のようだから大切に扱わなくてはと肯く一方で、家畜&野生動物と愛玩動物との立場の違いが自分内で折り合いをつけられないほどのギャップである事を再認識し、今とても不安な気分である。
★ 「『ペンギンのえさ代に』動物園にインドから50ルピー」(sea of tranquility(2月24日付)より)
旭山動物園のペンギンはインドの子供にも人気。
★ 「500年振りのビール法を覆す判決でドイツビールの味は変わるのか」
小さな醸造所が作る「発酵の後に砂糖シロップを加えた『黒ビール』」に対して、最高裁判所が「ビールと認める」との判決を下した事により、16世紀初めに「ビールは『穀類』『ホップ』『水』だけを使用して醸造され、その他の原料を含むものはビールとして認めない」と決められていたビールの醸造法が覆った、との記事。
ドイツビールに、「本場のビール=きっと美味しいに違いない」といった安直な憧れを抱いていた。しかしこの記事で読むドイツビールは、「厳格な製法に基づいて作られた、材料や醸造法等による細やかな味の違いを楽しむ」通の為の逸品のようであり、「ビールは苦味と酸味が食前酒にぴったりだよねー」と言いながら発泡酒(ビールに非ず)を飲んじゃう私とは世界が違う代物なのではないか、と今更ながら思えてきた。
★ 「リアルな地獄を描くアメコミ原作映画『コンスタンティン』」
「主演のキアヌ・リーブスは 『マトリックス』と同様、カメラの前にいるだけでそれほど演技をしているようには見えない」のは最初からわかっている事なので、キアヌの場合はそれで充分だと思うので、ストーリーの随所に引用されているらしい聖書ネタや特殊効果を楽しむ妨げにはならないと踏んだ。期待大。
★ 「『ポケットモンスター』の遊園地『ポケパーク』『愛・地球博』の開催にさきがけ3月18日よりオープン」(→関連:ポケパーク)
愛・地球博が開催される頃にはもう30歳になっている自分の年齢を鑑みると、ポケモンの意匠付の観覧車やコースターに乗ってはしゃぐのはさすがにどうだろう、と。しかし、サファリボールを使ってポケモンをゲットするアトラクション「わくわくサファリ」には惹かれるものがありどうしよう、と。そんな感じである。
★ 「アイディアファクトリー、女性向け恋愛ゲームブランドを新設第1弾はPS2『ふしぎ遊戯 玄武開伝外伝 鏡の巫女』」(→関連:アイデアファクトリー ふしぎ遊戯 玄武開伝外伝 鏡の巫女)
アイデアファクトリーと言えば「スペクトラルシリーズ」であり、私はと言えば「スペクトラルタワー」の1作目しかプレイした事がないのだが、いつの間にやらこういった原作ゲーも手がけるようになっていたらしい。
しかし何故今になってふしぎ遊戯か。ANIMAXでの放映はゲームの購買意欲をかき立てるほどのものか。ていうか「玄武開伝」って読んでたっけかな。本編は少コミ本誌の立ち読み&単行本購入の2枚刃深剃りで堪能してたけれども、それとて今は昔、キャラの記憶は今尚鮮明でもストーリーの記憶は結構曖昧。