2005-02-01 和風ポトフ/ニュースいろいろ [長年日記]

[ダメ料理] 和風ポトフ

おでん味の大根が食べたい、しかし練り物類が食べたい気分ではない。なので、市販のおでんだしを使いつつ具をかえた「和風ポトフ」を作る事にした。

具は、おでんによく使われる大根とじゃがいも・おでんではあまり見かけないが和風の煮物ではよく見かける人参・おでんで時折見かけるが和風ではないロールキャベツ。ロールキャベツは表面にベーコンが巻かれた出来合いの冷凍品で、コンソメで煮るポトフの場合はこのベーコンがいい味を出すのだけど、おでんのだしで煮る場合はさてどうだろうか。

鍋にお湯を入れおでんだしを溶かし、醤油とみりんと日本酒を加え、煮汁が茶色くなったのを見て「あーこういう時には白醤油を使えば良かったんだー」と思うも後の祭りなのでそれは次回の課題にして先を続け、火が通りやすいようにおでんの時より小さめに切った野菜類と凍ったままのロールキャベツを放り込み、弱火で放置して20分程で完成。

食べながら、「もしかしたら私は普通のおでんよりこういう煮物の方が好きかも知れないなー」と思った。おでんは練り物の割合が多くて、味を堪能しきる前にお腹に溜まってしまう。それよりはこうやって、野菜や肉ばかりを煮た方が私向きであるようである。単に魚製品があまり好みではないだけかもしれない。

[動物] 萌え猫画像/萌えアニマル画像/掛川花鳥園で鳥まみれ/犬用携帯電話/猫は髭もじゃ男性が苦手?

萌え猫画像 カニ泥棒(おちこじんち。(2月1日付))・フクちゃん、あらあら、爪一本でつかんでいますね。(フクトラ日記  〜黒猫&トラ猫の生活日記〜(1月31日付))・イシダんちは割と野良猫の溜まり場(さむいし。(2月1日付))

3件目、見張られているようで怖い。

「トリまみれになる」(→関連:掛川花鳥園

カモやらフクロウやらオオハシやらインコやらペンギンやら、たくさんの鳥達とべったべたに触れ合えまくれるらしい、鳥好きにとっては夢の楽園の体験レポート。

掛川は東京都内から行けなくもなさそうな場所で一瞬期待に胸を膨らませたが、駅前探検倶楽部で調べた結果では、新幹線を使うと片道2時間強7000円強、特急列車を使わないと片道5時間弱4000円強。しょうがない、私の場合はマリンタワーのバードピアで我慢するか。バードピアだってなかなか捨てたもんじゃないという証拠になる、素敵な紹介ページを見つけたのでリンクしておく(→世界鳥類園バードピア その1その2その3その4モモイロインコ 梅ちゃんのお部屋より)

「今年の夏、米国で発売予定の『犬用携帯電話』」(知識の泉 Haru’s トリビア(2月1日付))

付属カメラでほぼ犬の視点から犬周辺の様子を確認できるのは便利だと思うが、会話は……意味があるというか意味を為すんだろうか。

「ヒゲ男に対する猫の反応について」(医学都市伝説(1月31日付))

“Runkel”と“Despradelle”なるスタイル(顔半分が濃く長いヒゲで覆われているタイプらしい)の髭男性の写真に対面した猫は、興奮して攻撃行動を示した、という話。実際に、髭もじゃの人は初対面の猫に警戒されるんだろうか。一見動物に好かれそうな面立ちだ思うのだが。

[食べ物] 日本酒入浴剤「日本美肌酒」/中国産魚のワイン?

「雑記帳 入浴用の日本酒発売 福島・会津若松のメーカー」(→関連:[お風呂のお酒]日本美肌酒末廣酒造より)

ありそうでなかった「業界初の日本酒入浴剤」。湯気に混じったアルコールでほろ酔い加減になったりしたら、それはそれで気持ち良さそう。

「中国で魚のワイン売り出し中」

魚を洗い茹で発酵させて作るという醸造酒。詳細な情報がないのでかえって好奇心を煽る。「栄養価が高くアルコール度数は低い」なんて話の前に、まずは味の程を語って聞かせて欲しいものである。

[その他] 神奈川新聞がブログ導入/「パイレーツ〜2」続報&「SAYURI」記者会見&「エレクトラ」にボブ・サップ出演/サイト運営の悩み、若者は「アクセス数」中高年は「ネタ切れ」

「ブログ活用し、情報発信 神奈川新聞社がHP一新」(→関連:カナロコ 神奈川新聞ニュースとは?

「カナガワ事件簿」「スポーツニュース」「ローカルニュース」の3つのブログでニュースを発信するらしい。4月1日より一般公開からカナロコ住民(会員)限定公開に移行する予定だそうで、元ハマっ子として「ローカルニュース」に興味がある私は可能であれば会員資格しておきたいのだが、しかし住民登録ページにアクセスしようとしたら謎のエラーメッセージが出てそれ以上先に進めなかった。門前払いおめ。

映画関連 「『パイレーツ・オブ・カリビアン2』、出演者が決定」「日米中混成ゲイシャ・ムービー『SAYURI』、記者会見」「ボブ・サップがハリウッド・デビュー。“来日”記者会見?」(→関連:「女武術家が忍者と戦う、アメコミ原作の映画『エレクトラ』」

1件目、オーランド・ブルーム演じる主人公の父親役に決定したというステラン・スカルスゲールドという人は残念ながら存じ上げないのだが、ジプシー王女役(謎)を演じるというナオミ・ハリスは「28日後…」のサバイバルねーちゃんとして記憶している。

2件目、あくまでも日本はモデルに留めたファンタジーというのであれば、主人公さゆりを演じるのがチャン・ツィイーというのも理解できる。だがしかし、当初は「さゆり役の日本人をオーディションで選ぶ」という話を聞いていただけに(→当日記昨年1月18日付)、今そのような説明をされたところで正直胡散臭く聞こえる。

3件目、「デアデビル」からのスピンアウト「エレクトラ」は、Wiredニュースの批評によれば「『キャットウーマン』ほど酷くはないが、楽しめるレベルには遠く及ばない」という駄目っぷりだそうなのだが、しかしボブ・サップが敵役の1人として登場すると知って俄然興味が湧いてきた。よほど酷いキャラクター設定や演技指導でもしていない限り、ボブ・サップはアメコミ原作のアクション映画にハマルんじゃないかと思うので。

「ホームページ作成の悩み、若者の『アクセス数』と中高年の『ネタ切れ』」sea of tranquility(1月31日付)より)(→関連:「終了」(「いんちき」心理学研究所(1月30日付))→「『いんちき心理学研究所』の終了」(憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向日記(1月31日付))→「『アクセス数=無言の感想』という捉え方」(kasa’s legitimate square(2月1日付)))

若者の多くは「他者からの注目を得る」為に、中高年の多くは「自分自身の満足を得る」為に、それぞれ自サイトを運営している、という事だろうか。個人的には、女性の多くは「コミュニケーションを得る」為に自サイトを運営しているのではないかと考えているのだが、少なくともこのアンケート結果にはそのような事実は浮かんできていないようである。

関連リンクはそれぞれ、1つめ2つめが「アクセス数が増えても読者から反応が少ないと、サイト管理人は孤独を感じてやがて閉鎖に追い込まれる」、3つめがそれを受けて「アクセスを『無言の感想』と捉えればモチベーション低下を防げる」としている記事。私も恐らくは人並み(或いはそれ以上)に読者の反応やアクセス数に一喜一憂している人間だと思うのだが、しかしあくまでも一喜一憂止まりであり更新終了&サイト閉鎖を考えるところまでは結びつかない。他者を強く意識した「考察系サイト」と根本は自分自身の為な「Web日記」という、運営サイトの種類によってその辺の意識が違うのかもしれない。もしくは私が「他者からの注目」を得たい「多くの若者」ではなく、「自分自身の満足」を得たい「多くの中高年」に属している、というだけの話なのかもしれない。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
snow (2005-02-07 07:49)

こんにちは。ずっと閲覧していたくせに長い間気づかず、ある時「そういえばこれはなんだろう」「押すと嬉しいものなのかな」と日記才人に登録し、忘れなかったら毎回ポチっと押すようにしました。仕事でメールを書くことがほとんどないということもあり、好きなサイトにメールを一通出すのにいったい何時間かけてるんだ、自分……ということもあります。「反応がない」と嘆く管理人さん達にはこういうシステムとかツッコミ欄とかメールフォームを導入していただけると非常に助かるなぁと思うのですが、それは読者としてあつかましいのだろうかと考えております。

素光 (2005-02-08 01:21)

こんにちは。「反応がない」と嘆く管理人さんですが、まず本当に反応を欲しがっているのかという謎があります。反応というのは良い反応も悪い反応もある訳で、そのどちらをも受け止める覚悟が本当にあるのか。「良い反応は欲しいけど悪い反応は欲しくない(から積極的に反応を求める努力をしない)」という例も考えられます。

また、「反応は欲しいけれども、反応を欲しがっていると人に知られたくない」という人もいるようです。「メールアドレスだけを記載しておいて、人目につく馴れ合いを行わないのがクールである」との考え方であれば、掲示板も日記才人の登録も敬遠する事でしょう。

それから、「日記才人に登録したり掲示板やメールフォームを設置したりと手間暇かけても反応が来なかったらイヤだ、だったら手間暇かけないままのほうがマシだ」と消極的な人もいると思われます。私も基本はこういった消極的思考で、躁状態が来た時に思い切ってあれこれ手を広げてみるといった感じです。

snow (2005-02-08 06:45)

なるほど、いろいろあるのですね。
そういえば、これほどわかりやすいものは見かけませんが「いろいろな人間がいるってことを理解しろよ!だから女はイヤなんだよ」というような矛盾した俺様ルールが見え隠れする方に対しては書き方に非常に気を使いますし、「ファンなのでずっと閲覧していますが、ここは同意できてここは同意できません」という感想になるので「ケンカを売られた」と受け取られるかもしれません。その相手の裏腹ぶり、人間性が興味深くて非常にひきつけられるサイトもあるので気をつけなくては。どうもありがとうございました。

素光 (2005-02-08 13:04)

人の考えというものは大概その時の気分に影響された流動的なものですが、その考えた内容をテキストに書き起こすと、「その時の気分」から切り離された固定したものとなってしまいます。
なので複数のテキストを書き起こしている人のそれぞれのテキストは、多かれ少なかれ主張にズレが生じているものだと思われます。書き手がそれを自覚できていれば支障は起きないのでしょうが、難しいですね。

あと私は個人的に「ここは同意できてここは同意できません」という感想を好んで人に送りがちです(メールや掲示板じゃなくて、自分の日記でリンクを張って言及という形が多いです)。
「ここは同意できて」の部分で相手の文章に対する敬意を示していたつもりだったのですが、「ケンカを売られた」と取られる可能性もあったとは思い至りませんでした。今後は気をつけようと思います…。

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