★ [雑記] 浅草散策
出かけようという目的だけ先走り、出かける先が定まらない休日。行きたい場所を自問自答してうっすら浅草な気分である事が判明したので浅草に出かけた。浅草気分の出所は、恐らく数日前に見かけた「パンダカーや人面魚の魚拓も! 浅草花やしきが渋谷に出張中。」とかいう記事辺りだろう。
- 仔猿
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- ちょうど雷門の前辺りで、洋服を着た仔猿を発見。100円でお触り自由だというので、早速100円払って頭やあごの下を撫で撫でしたり、赤ん坊より小さいのに立派な指紋のついた手に触れたりした。しかし飼い主と思しきおばさんがにこやかに笑う横で私に弄り回されている仔猿は、それはそれは透明な眼差しをしていて、自分がまるで幼女に悪戯を仕掛けている小汚いロリコン野郎のように徐々に思えてきたので切り上げた。
ちなみにもう少しお金を出せば(具体的な額は忘れた)、仔猿を抱き上げて記念撮影をさせてくれるようである。携帯のデジカメでさえ私のカメラの腕は絶望的に下手で、お金を払って被写体を撮影するには釣り合わないと思ってそちらはやらなかったのだが、後で思うには記念撮影のほうがお触り自由より健全だった。
- 揚げ饅頭
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- 仲見世通りの中の適当な店で揚げ饅頭を買い、歩きながら食べる。今日みたいな寒い日には熱々甘々な食べ物が有難い。しかし昔、母親がお土産にもらって食べずに古くなった饅頭を「こうすればまた美味しく食べられる」と言いながら揚げていた光景が脳裏に蘇り、自分が今口にしている揚げ饅頭の饅頭をも鮮度の落ちたモノだと考えてしまいそうになる自分が哀しい。
- 浅草寺
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- 初詣。
- ハト
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- 他の都内各所より一足先に餌やり禁止令が出されている成果か、驚くほどに数が少なかった。「公園なら何処でもこれぐらいの数はいるだろう」程度にしかいない。浅草が既にこの状態という事は、他の場所も同じようにハトの数は減るのだろう。
- 猿回し
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- 浅草神社境内(だったかな?)の一画にロープが張られ、法被を着た男性と猿がスタンバっていた。幸いすぐに演目が始まる様子だったので、真ん前の良い位置を確保してそのまま観覧。台の上から上を飛んだり、高飛びしたりするのを見て楽しんだ。
最初に触らせてもらった猿と比べるととても大きい。きっとこのぐらい大きくないといろんな芸を覚えないんだろう。
- 舟和
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- 舟和は日本で初めてみつまめを売り出した店だそうである(→関連:Wikipedia「みつまめ」)。その舟和の(多分)本店の2Fの和風喫茶でくず餅を注文。黒蜜ときな粉に包まれたしっかりした弾力を堪能。同行者が頼んだくずきりセットには芋ようかんとあんこ玉が1個ずつついており、こちらのほうが舟和らしさを味わえるメニューかもしれないなと思った。
- 浅草ひつまぶし
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- 夕飯は何処で食べるか、駒形どぜうか天ぷらかもんじゃ焼きか、悩んだ結果ひつまぶしに決定。舟和に行ってからあまり時間が経っておらずさほどおなかが空いていないので、ひつまぶしは1人前だけ注文。2人で分け合って食べる以上、ページにあるように3膳にわけて楽しむだけの量はなく、1膳目から薬味を加え2膳目でお茶漬けにして食べた。それはそれで充分に美味しかった。
でもひつまぶしだけでは物足りないので串炭火焼も1本ずつ注文。短尺はちっちゃな蒲焼そのまんま、ひれはニラか何かを巻きつけて焼いてあり見た目はグロテスクだが美味しく、かぶとは軟らかい小骨がたっぷり、そこまでは判別できたがレバーときもは区別がつかなかった。片方は甘味たっぷり片方は内臓系の苦味で、恐らく前者がレバーで後者がきもなんだと思うけれど自信はない。
★ 「チョコレートのくるま」
ちょいグロの画像の後には可愛い画像を。バレンタインデーにちなんで製作されたというニュービートル。120kgものイチゴチョコでコーティングされた上にお菓子(やぬいぐるみ?)が飾り付けられており、丸いフォルムに似合っている。