日数をカウントすれば1週間とそこそこ長いお休みにもかかわらず、「冬休みって短い」と感じる不思議。
しかしこれ以上休みの期間が長いと、収入が減って生活に困る皮肉。
世間の何割かは今日が仕事始めらしく、もしかしたら私の勤め先も実は今日が仕事始めで私1人が勝手に出勤日を勘違いしていて今頃は皆の笑いものになっているんじゃないかという妄想。
しかしその妄想を晴らすべく他の人に電話して確認したら、今日が普通に休みだった場合にそれはそれで笑われそうだからやめておこう、と結局何もしない怠惰。
そんな冬休み最終日。天丼てんやで冬天丼を食べた。ずわいがにの天ぷらがキモ(「気持ち悪い」の略ではない)。
★ 萌えアニマル画像 雪の上の足跡も消えちゃいます(今日の犬様 今日の猫姫(1月4日付))
★ 「象がスマトラ沖地震の津波から観光客を救った」(世界びっくりニュース(1月4日付))
日頃は海岸で観光客を背中に乗せている象達が、スマトラ沖地震の際に津波の襲来を予知して鳴き叫び、安全な丘へと逃げる際には象使い達の指示に従ってその場にいた外国人観光客達10人強を背中に乗せて運んだ、との記事。「動物が人命を救助した」という心暖まる面の他に、「動物は災害の襲来を予知できるのかもしれない」という意味でもメモに値するかなと。
フランスで新年を祝う伝統的焼き菓子(パイ?)であるという、中に陶器のマリア像等が隠されているというこのお菓子の名前を知りたくて検索をかけてみたがわからなかった。「博多のホテル」じゃなくてホテル名も出してくれればまだ調べようがあったかもしれないのに。
(1/11追記:ガレット・デ・ロワ“galette des rois”というお菓子との事。コメント欄で教えて頂きました)
★ 映画関連 「『ダ・ヴィンチ・コード』にパリの教会が『ノン!』」・「マイケル・ムーアのアポなし取材に対抗する方法とは?」
1件目、映画化予定で原作小説はベストセラーだという「ダ・ヴィンチ・コード」の話題。舞台の1つとして観光名所となっているサン・シュルビス教会が、小説の記述を全面否定する旨の声明文を設置して話題となっている、との事。いろいろ気になる作品なので、映画公開前までに原作小説を読んでみようか(ハードカバーじゃなければ)と思いつつメモ。
2件目、マイケル・ムーア監督の新作は、米国医療問題をテーマにする「Sicko」で2006年公開予定だそうである。政治は他国も自国もほとんど興味がないが、医療問題は何となく興味を惹かれる。記事は、有名企業6社が社内通告にて監督のアポなし取材の対処法を指南しているが、一方監督側は内部協力者を多数獲得しているらしい、という内容。
★ 本メモ やおい幻論 「やおい」から見えたもの(虫干し映画MEMO(1月4日付)より)
自身も「やおい作家」であるらしい著者による、「やおい」現象論、だそうである。
私も中高生から大学にかけての一時期に、やおいを含むいわゆる「ボーイズラブ系」作品に手を出していた。私がそれらを好んで読んだ理由は、「恋愛話に興味はあるが男女のそれだと生臭くて読みづらい、当事者を男同士にして『女性である自分とは関わりのない世界の話』としないと読めない」というものだったような気がする。なので後に自身が恋愛の当事者となり、恋愛の大半は物語になるような綺麗事じゃないと知ってからは、ボーイズに限らず恋愛を主体とした作品全体に対する興味が薄らいだ。他の女子達はどのような理由で「やおい」を好むのか、そういう興味から気になる本である。
「オタクバッシングについて」(児童小銃(1月4日付))を読んで(→関連:奈良女児誘拐殺人事件における、マスコミのオタクバッシングまとめサイト)。
上に書いたやおいの話に関連するが、オタ女がやおいにハマっていても「この手の女達は『見目麗しい少年をふん捕まえて相手の意向を無視して番わせたい』嗜好の鬼畜に違いないから危険だ!社会の為に撲滅しなければ!」とは騒がれないのに、オタ男が幼女ロリ系にハマっていると「この手の嗜好を持った男達は『幼女をふん捕まえて己の性奴に仕立て上げたい』嗜好の鬼畜に違いないから危険だ!社会の為に撲滅しなければ!」と騒がれるのが哀れでならない。社会から見てどちらも得体の知れない気持ち悪い存在であるのは同じ筈だし、そのオタ的嗜好が実際の犯罪に結びつくかとは別次元の話である筈なのに。「あー私女で良かったーぬくぬく暮らせて幸せー」と前向きに捉えられるほどには自分を「女」だと受け止めきれていないので、ただ居心地の悪さだけを感じる。
現状のいわれのない(とされる)オタクバッシングについては、既存のマスメディアによる「オタって気持ち悪いを通り越して危険な生き物なんですよ」的弄り方をする為のオタ露出に対抗するべく、当のオタク側が己の生態というか生き様を赤裸々に描いたドキュメンタリー作品でも発表して、自分達の危険性の有無を世間に広く訴えかけてみたらどうだろうと思った。しかしそれをオタ仲間に話してみたところ、「オタは自己愛の強い動物だから自己肯定か自虐はできても、客観的な視点からのドキュメンタリーとかは到底作れないんじゃないの?」とあっさり一蹴された。
ごきげんよう。さて、上記のお菓子の名前、ガレット・デ・ロワ(galette des rois)ですね。一昨年の年末、友人宅でホームパーティがあった時に、これを持ってきてくれたガールがいました。かなり盛り上がりますよ(笑)。
http://www.galette.info/what_galette_des_rois/
オタ話ですが、「腕力」の男女差イメージって絶大だなあと思います。男→女は古今東西見たり聞いたりして来たけど逆はないし。もっともっと腐女子の直接的かつ暴力的イメージを世に出していければと思いますが腐女子はシチュエーションが大事なので手間と時間がかかるのですよね。
追記です。突き詰めると「直接番いたい(byロリ)」ではなく「間接的に番わせたい(by腐女子)」欲求って純粋生理的な前立腺欲に比するとコントロールフリークがかった自己実現欲なんかなあと思いました。
>亜 凛子さん
お菓子の名前だけでなく説明サイトまで教えて下さって、どうもありがとうございます。
アーモンドクリームをはさんだパイなんですね。楽しそうなだけでなく美味しそうでもあり、とても素敵です。
>yさん
仮にオタ男が幼女を手篭めにしようとするのは簡単でも、オタ女が美少年2人を番わせるのは難しいから、そこから推測危険度の違いが生じてくるんでしょうか。
その腕力の大小に加えて手間と時間のかかり具合を考慮すると、確かに「オタ女(の実害)恐るるに足らず」といった感じになっちゃいますね。精神的内面で頑張るしかなさそうです。
オタ女のやおい(ボーイズラブ)欲求については、この日記でメモした本とは別に科学的?に説明してくれそうな本を入手してまして、それを読みかけているのだけど言葉が難解でなかなか読み進められない、といった状況です。いつの日か読み終わる事ができたら、この日記に感想を書こうと思っています。