「クリスマス・イブだから」と言うよりは「休みの間の出勤日だから」、今日休みを取って4連休の人も少なくない中、休みを取る理由も特にないので普通に出勤。こういう日に限って、変な問い合わせばかり入ってくる。しかもその変な問い合わせも、確認を取ったり報告をしたりしたい社内の人間がそれぞれ狙い澄ましたかのように休暇で、処理が滞ったり保留で週明けに回さざるを得なかったり。「せめて私がケーキを買って帰れる時間に片付いてくれ! 別にクリスマスだからって浮かれてケーキを食べたい訳じゃない、他の人々が大勢ケーキを食べているだろう時に私がケーキを食べられないなんて状況に納得がいかないだけだから!」と心の中で叫びつつ時折口に出しつつ処理していたら、何とか店が間に合う時間に片付いたので、大慌てで帰り支度をして会社を後にした。
デパートのケーキ売場に幾重にも形成された人垣を、他の人の前に割り込まないようしかし自分も割り込まれないよう慎重に切り抜けて、無事モロゾフのブッシュ・ド・ノエルをゲット。それからスーパーの酒類売場に移動、唐突に飲みたくなった大きい瓶のシードルを探したがそんなものは棚になく、じゃあ似たような物で代用しようと特設ワインコーナーにあったマドンナのゼクトをゲット。帰りに喫茶店に寄ったら、疲れてぼんやりしていたせいかグラスに手をぶつけ、飲みかけの飲み物をテーブルの上にぶち撒けて店内の注目を一人占め。拭くものを借りるべく店員を呼ぶと、店員自身が嫌な顔ひとつせずに片付けてくれた上に飲み物のお代わりまで持ってきてくれた。私の迂闊に匹敵する店員の親切おめ。
その後家に帰り、チキングラタンを焼く手伝いをしてチキングラタンを食べて、「ブッシュ・ド・ノエルなのに年輪じゃないけど美味しいからいいか」とか言いながらケーキを食べて、ワインを飲み忘れていたのに気付いて慌ててワインを開けて飲んで、ラピュタと明石家サンタを観終わった後は、貰った任天堂DSをおっかなびっくり弄って遊んだ。
★ 萌え猫画像 トラジくん、あらあら、順番待ちですか。(フクトラ日記 〜黒猫&トラ猫の生活日記(12月23日付))・フクトラ、あらあら、メリークリスマスですね。(同(12月24日付))・Merry Christmas(ネコと映画と私(12月24日付))・クリスマスって?(Daily Yummy(12月24日付))・イブ(おちこじんち。(12月24日付))・「そこは小さな猫の街!無理矢理感漂うショートムービーだよ!」(つかれた(12月24日付)より)
最後のショートムービー、誘導したり後押ししたりしている人間の手が映り込んでいるのだが、それがかえって微笑ましさを誘ってて私好みだった。
★ 萌えアニマル画像 「カモメの大群がひと休み〜対馬の防波堤に飛来」・「畑をぐるぐる、コサギの行列〜幼虫狙いトラクター追う」(以上2件、ミオン動物園(12月24日付)より)・「野生生物センターに侵入のツシマヤマネコ保護」(sea of tranquility(12月23日付)より)
★ 「5万ドルでクローン猫 米でペットの『コピー』販売」(sea of tranquility(12月23日付)より)
クローン猫ビジネスの商品第1号。何よりもまず、「クローンで生まれる事がペットの不幸にならない」、即ちクローン特有の健康上の問題が解決されるまでは、クローンペットビジネスが普及するのは時期尚早である気がする。他の倫理的問題はその後だと思うが、記事にある動物愛護団体の「多くの捨て猫が安楽死処分されている現実を考えると倫理的にも問題がある」という批判は、「愛するペットの分身が欲しい人」と「単にペットを飼いたい人」を取り違えているのではないか。
★ 鳥の恋 「絶滅回避のため、レズ鳥カップルに人工受精」(世界びっくりニュース(12月24日付))・「もてない雄はずっともてない?=北米の『クリスマス鳥』」
1件目、ホオカザリツルの♀同士のカップルに、人工授精が施される事になった、という記事。このトリは絶滅に瀕しており、またカップルの結びつきが強い種で♂の数も少ない事から、人工授精で繁殖させるのが最善だと判断されたそうである。
2件目、北米で「クリスマス鳥」と呼ばれるハゴロモムシクイの♂は、♀にもてないと見た目がみすぼらしくなり次の繁殖期にももてなくなる、との記事。セックスアピールに用いる鮮やかな黄色い尾羽が、もてないことで抜け換わりが遅れてしまい、次の繁殖期にみすぼらしい姿を晒す為にやはりもてない、という事らしい。
★ 「『ワンワン・ヌーボー』と犬用クッキーで過ごすクリスマス」(Excite Bit コネタ(12月24日付))
人間が食べても「大丈夫」な、犬用ワイン&クッキー。あとはチキンか七面鳥でも足すと、愛犬のクリスマスディナーにふさわしいだろうか。
★ 「素敵なお菓子の家づくり」(デイリーポータルZ(12月24日付))
海外物・国産物取り混ぜた市販のお菓子を使って、お菓子の家を創る試み。クリスマスにケーキを焼く代わりに、オリジナルお菓子の家を創ってみるのも楽しそうだなと思った。屋根は小枝か紗々のどちらかに統一した方が綺麗っぽい。小枝だとカントリーな感じ、紗々だとアーバンな感じに仕上がりそう。
★ 「今年もキミは来ないのね――聖夜にかけるIT戦士かく闘え」(sodiumイオンにっき(12月24日付)より)(→関連:2004冬、岡田記者に線メリとどのように過ごして欲しいかアンケート)
記事では複数の意味で寒々しい姿を晒している岡田有花記者。私的アンケートページが設置され1000票越えの投票がされており、特定の1人の愛は掴めていないとしても、代わりに不特定多数の愛を得ている様子で、それはそれで幸せなんじゃなかろうかと思ったり。が、そのアンケートページをよく見ると、「18禁系のご投票は削除させて頂きました、ご了承下さい。」との管理人氏書き込みが。削除されたとは言え18禁ネタにされるだなんて、やっぱりあんまり幸せじゃないかもしれない。
クリスマスまであとわずか、異性との最高のクリスマスを過ごすには、どうしたらいいの? 人間関係における疲労度から、あなたにぴったりな最高のクリスマスシチュエーションを診断します。
カットキャットの散歩道(12月23日付)より。これって、恋人同士がそれぞれ全然違うシチュエーションを提示された場合にはどうするんだろう?とか考えつつ診断。
ぬくもりを感じるクリスマス
人間関係疲労度50%
普段気を使って疲れ気味のあなた
おすすめのシチュエーションは、クリスマスイルミネーションがきれいな街を二人で肩を寄せて歩くデート。お金をあまりかけないで満足するデートというものは、そのぶん、いろいろと考える必要があり、そこに相手のおもいやりややさしさを感じることができます。相手があなたに対して創意工夫をしてくれていることがあなたの心を温めます。愛情のあるクリスマスはあなたの心の空洞を埋めてくれるでしょう。お金をかけたデートはお金さえあればできますが、お金をかけなくても豪華なデートができるものです。
「お金をかけたデートはお金さえあればできますが、お金をかけなくても豪華なデートができるものです」には同意するが、クリスマスイルミネーションを眺めるデートに創意工夫が見られるかどうかは微妙だし、仮に心が温もったとしてもこの寒い時季かつ夜に外を出歩くなんて拷問だと思う。家にいようよ家に。