有楽町へレイトショーを観に行った。上映前に夕食を済ませる筈が、ちょっとした手違いで食べ損ねて喫茶店でお茶を濁したので、上映終了後には相当におなかが空いていた。家に帰る前に何か食べようと店を探すも、飲み屋ですら入口に「準備中」の札をぶら下げている侘びしい状況。
飲食店を求めて銀座方面にまで流離う内に、ようやく営業中のラーメン屋を見つけ、砂漠でオアシスを見つけた旅人のように喜んで飛び込んだ。運の良い事に、店の雰囲気からして有名店である気配。有名店のラーメンが「思ったほどは美味しくなかった」事はあっても、「不味かった」事は今までないので一安心。でも念には念を入れて、「店の名前を冠したラーメンであれば、万が一にも外れはあるまい」と、「醤油ベースにゴマを散らした」スープのラーメンを頼んだのだが、運ばれてきたそれは随分と塩辛くて閉口した。馬鹿な! 貧乏舌で基本的に何でも美味しがる私の舌に合わないラーメンがこの世に存在するだなんて……!!!
これはきっとあれだ、アルコールをしこたま摂取した人の口には程良い味の、いわゆる「飲んだ人御用達麺」なんだろう。出逢いの形が悪かっただけ、ラーメンも私も悪くなかった。
★ 萌え猫画像 猫プランター(ネコと映画と私(11月17日付))・袋に入れてよ(今日の犬様 今日の猫姫(11月17日付))・写真愛好家の猫の...鏡?(水の都の動物記(11月14日付))
台風襲来による浸水から無事に守りきった牛が、しかし停電と断水による水不足・授乳滞りでストレスを溜め、死んでしまったという記事。牛のデリケートさと自然災害が残す深い爪痕が胸に痛い。
★ 「首にガムテープの芯、捨て猫に追い打ち−−住之江区/大阪」
猫を飼っている人の中には、飼い猫の首に何かをひっかけたり、足や尻尾に何かを結んだり、頭に何かを載せたりしてからかって遊んだ人もいるかと思う。なので、この記事も(猫を遺棄した事実は置いといて)そういった他愛ない悪戯だったのでは?と思いながら読み進めていったが、「動物病院で麻酔をしてカッターナイフで芯を切り取った」との記述に困惑。どんな風にガムテープの芯をはめると、カッターを使わないと取り外せないようになるんだろう……。
★ 「冬の散歩もこれで楽々!?――犬用室内散歩マシーン、登場!」(sea of tranquility(11月16日付)より)
ラブラドールぐらいにまで対応できる小型サイズ(約13万円弱)・セント・バーナードにも対応する大型サイズ(約16万円弱)の2種類。時速&歩行角度の設定、安全装置付等機能もしっかりしているようである。記事には開発者の「『怠惰』な飼い主のみならず、小さな子供がいてなかなか犬の散歩に時間がとれない飼い主や、手術を受けたばかりの犬のリハビリ用としても役立つはず」とのコメントがあるが、他に「近所の犬と折のあわない犬」にも向いてそう。
★ 「野生ゾウによる被害、04年の死者22人に インド北東部」(sea of tranquility(11月16日付)より)(→関連:「タイでゾウの高齢化が深刻化」(楠木坂コーヒーハウス(11月17日付)より))
生息場所が縮小し、人間の居住区域に侵入して村や民家を襲うようになったゾウ達。日本のツキノワグマ騒動に近いものがありそうである。なお、関連リンク先はネタ記事なので注意。
塩漬け前に低温加熱処理する事で、従来の半分程度の硬度となり、サクサクしたやわらかいサケとばやホタテの貝柱を加工できる、との記事。
★ 「香り豊か、色鮮やか 清酒にバラつけ込み−−一宮酒造と大田緑地が開発/島根」
商品名は「Ivresse.ROSE」、1本(500ml)1575円。「ティーバッグ詰めの乾燥したバラの花を1週間ほど日本酒につけ込むことによって、本物のバラ色で酸味と甘味とバラの香りがほどよいバランスを持つ日本酒ベースのリキュールとなる」んだそうであるが、材料を集めれば自作できないだろうか。
★ 2004年、うどんマラソンの記録(デイリーポータルZ(11月17日付)より)
「1日1うどん(1年366食)」を目標に掲げたblogで、目標は既に達成済だそうである。
そう言えば、「バナナを食べ続ける(具体的数値はおぼえてない)」を目標に掲げたblogがあったけど結局どうなったんだろう?と思って探してみたら、何だか気まずい結末を迎えていた(→1日3食バナナ主食で暮らすblog)。
リンゴに含まれる食物繊維のペクチンが、血液中の赤血球の変形能(柔軟さ)を高める為だそうで、また生の果実よりもジュースのほうが効果が高いらしい。
★ 「睡眠時無呼吸症候群が子供の脳に影響 -- 子供のいびきは危険シグナル!」(Orbium−そらのたま−(11月17日付)より)
子供の頃はご近所でも評判の賢さを誇っていた私が、年を取るにつれ凡人以下に堕ちていったのは、子供時分からの鼾で脳が低酸素状態を保たれていたからでは?と妄想してみる。
「個人消費のために外国からたばこを持ち帰ることはできるが、100%の関税を課される」との事。それでもせっせと高い外国煙草を持ち帰って吸い続ける人がどれぐらいいるのか、興味がある。
人生に絶望し自殺を決意していた売春婦アイリーンは、死ぬ前に1杯のビールを飲む為立ち寄ったバーで、儚げな同性愛者セルヴィに逢う。彼女の愛と2人の新しい生活に生きる希望を見出したアイリーンだが、新生活の資金を用意しようと取った客から暴力を受け、必死に抵抗する内に彼を射殺してしまう。セルヴィを連れて街を逃げ出し、二度と客を取らないと心に決め堅気になるべく奮闘するものの、元売春婦に世間の目は冷たくやがて生活資金は底をつく。セルヴィに請われて再び街頭に立ったアイリーンは、破滅に向けて転がり落ちていく。
米国初の女性連続殺人犯として有名な実在の女性の人生を描いた作品。クリスティーナ・リッチ好きの友人に付き合って観に行ってきた。クライムムービーは私の守備範囲ではない、何故ならそこには私の求めるカタルシスがないからである。この映画も、大変面白かったが全然楽しくなく、観終わった後でひたすら憂鬱な気分になった。しかし、アイリーンのひたむきで激しく哀しくてやるせない人生と、それを熱演するシャーリーズ・セロンの演技は凄まじい迫力で、またそれをしっかり支える他の人々の演技や演出&脚本も文句なしに素晴らしく、観に行った価値は充分以上にあった。
爛れた生活で生来の美貌を僅かに留めるばかりの、言動も体の線も崩れた、しかし背水の陣的生き方故か威圧感溢れる怪女アイリーンを、シャーリーズ・セロンは15kgの体重増と特殊メイクと圧倒的な演技力で見事に演じていた。後にネットで彼女の本来の美貌を見て心底驚いた。そのアイリーンを崖っぷちから救い出すと見せかけて実際は破滅に追いやった、孤独で無邪気で我が儘で、最後まで自分の手を汚さずに無垢さを維持し続ける残酷なセルヴィ。彼女を演じたクリスティーナ・リッチも、アイリーン(シャーリーズ・セロン)に全く見劣りしていなかった。この作品があまりに文句なく素晴らしすぎる為に、私はこれが「実在の女性アイリーンをモデルにしたフィクション」である事を忘れて「アイリーンの生き様そのもの」と思い込んでしまいそうな勢いなので、プロファイル研究所のアイリーン・ウォーノス プロファイルのリンクをメモして頭を冷やしてみる。この事件をモデルにした映画は「MONSTER」だけではなく、他に「テルマ&ルイーズ」という映画もあるらしい。「MONSTER」とは随分趣の異なる内容だそうなので、これもいつか機会を見つけて観てみたい。
あれは硬いのがおいしい気がするんだが。
主語がないので、酷く卑猥な事書かれたのかと一瞬勘違いしました。
鮭とばは私もかたいのが好きなんですが、柔らかくする事で子供やお年寄り等歯の弱い人にも食べられるようになったり、硬すぎて食用に向かなかった鮭も加工できたり、といったところだそうです。だから多分、柔らかいの一辺倒に代わるとかじゃないので安心です。