友人に付き合って、友人の友人の引越を手伝いに行ってきた。友人の友人と友人の友人がこれから晴れて同棲生活を営むとやらで、その愛の巣へ荷物を運び込むんだそうである。私のようなとろくて非力な奴が何の役に立とうかと、手伝うのが嫌な訳じゃなく足手まといになるのが嫌で、正直あまり気は進まなかった。
しかし実際に行ってみれば、友人の友人と友人の友人は両方とも小柄(片方は私よりも背が低い!)かつ細い。「これ重いから気をつけて」と手渡された荷物が全然重くない。私でもちゃんと役に立ってる! 久々に、世の中(自分以外の人間)に貢献できたので良かった。あと頭脳労働者って想像以上に非力なんだなー、と思った。
終了後、お手伝いのご褒美に焼肉をご馳走してもらった。連れて行ってもらった焼肉屋マルキ市場は今回初体験で、「何でも好きなものを食べて良い」との嬉しいお言葉。ここは一つ張り切って、「最初から業者を頼めば良かった」と泣かせるぐらいまでに食いまくったろうかと思ったが、私はともかく友人と友人の友人x2の仲が壊れるのはあまりよろしくないので、張り切るのをやめた。
食べた中で珍しげなものとしては、豚タン柚子焼と長芋のキムチととエリンギのキムチと緑茶の杏仁豆腐が美味しかった(って、充分すぎるほど食べてるかもしれない)。あと驚いたのが、1杯目の中生の次に杏酒のロックを頼んだら、それまでビールと同じくジョッキで運ばれてきた事。「ロックしかも甘い酒をこんな量で飲むかよ!」とびびりまくったが、友人の友人x2は、私がロックの酒を注文した事に驚いている様子だった。杏酒なんだから充分に女らしくおとなしいと思うのだがどうか。
★ 萌え猫画像 ヒエラルキー(sodiumイオンにっき(10月24日付))・天気の良い朝にやる事(ネコぢルシ(10月24日付))
★ 「35人以上を食い殺したライオンは、歯痛が原因だった??」(知識の泉 Haru’s トリビア(10月24日付))
歯が痛まないように、堅いバッファローの肉を避けて人間の肉を食べるようになったのではないか、との分析。たとえ柔らかくても、雑食の人間の肉は草食動物と比べれば恐らく臭味があって美味しくない筈だから、歯痛以外のライオンには襲われずに済む事だろう。というか、そうであると願いたい。
★ 「二兎を追うものの結末」(言戯(10月23日付)/つかれた(10月25日付)より)
自分で捕まえてきた雀と、目の前に差し出されたピザとの間で葛藤する猫と、哀れな結末。馬鹿な猫ほど可愛い。
★ 「見てないで召し上がれ 『ブラジャー』カステラ、トリンプが顧客に配布」(inside out(10月24日付)より)
「異国から日本にやってきてしっかり根づいた」カステラと自社を重ね合わせて、の配布品。ちなみにカステラは文明堂製である。アイデアは悪くないけれど、天使のブラのデザインが飾られたカステラなんて、食べられる場所が限定されているような気が。その「発想は面白いけど実用に欠ける」っぷりは、トリンプが今まで発売した各種記念ブラに通ずるものがあると思った。
★ 「巨大なサツマイモを収穫 宮守」(楠木坂コーヒーハウス(10月24日付)より)
重さ3.2kg。
★ 「ピルはガン予防になる!?――新たな研究結果は従来説とは正反対!」(sea of tranquility(10月23日付)より)
WHOより「5年以上服用すると子宮頚癌の発症リスクは2倍になる」と報告されていた経口避妊薬。しかし今回発表された新たな報告によれば、卵巣・子宮内膜系癌等の婦人科疾患だけでなく、心臓病・コレステロール関連の病気・脳卒中・血管系の病気等にも予防効果が発揮される、との事。肝心の調査元が明らかにされていないのが難。
結婚を誓った恋人ケイトの嘆願を振り切って、単身ロンドンに旅立ったジャック。13年後の彼は、大企業の社長に納まり優雅な独身生活を楽しんでいる。「自分の生活に何一つ欠けているものはない」と考えている彼だが、偶然立ち寄ったスーパーで貧しい黒人青年に救いの手を差し伸べた事がきっかけで、違う世界に送り込まれてしまう。ホテルで1人眠りについた筈の彼が翌朝目にしたものは、自分の隣ですやすやと眠る妻のケイトと、クリスマス到来にはしゃぎながら寝室に飛び込んでくる娘の姿だった。
ごく大雑把にまとめると、「人間にとって、出世や何不自由ない生活よりも、愛情や家庭のほうが大事なんだよ」という話になりそうなストーリー。しかしそれは恐らく読みが浅いというものである。
この作品の主人公ジャックの場合、「『大企業の社長の椅子』に勝るとも劣らない『真実の愛を交わす相手』」、一般人にはあり得ない幸運を手にしていたという前提がある。そして彼は不幸にもその幸運に気付いていなかったので、彼の示した親切に報いるべくその事実が提示された訳である。しかも彼の場合、失ったifの生活の代わりに彼が頑張りさえすれば手に入れられるであろう新生活は、「何不自由ない暮らし」と「真実の愛」の両方を完璧に備えはしないでも、双方の良いとこ取りであるには違いないのである。
一般的には、恋人だろうと夫婦だろうと恋愛感情は不変のものではないので、仕事や満ち足りた生活を投げ打ってまで守り通すべきものとは限らない、筈。ラブロマンスを斜めにしか観られない私可哀想。
その他、雑多な感想を箇条書き。