昨日買い込んだあれこれのスイーツを食べながらまったり過ごす内に、外出する気も失せて家にこもっていた土曜日。
トップスのチョコレートケーキは初めてではないが、結構久々に食べた。スポンジケーキ+チョコレートクリームのシンプルな作りながら、スポンジとチョコレートクリームのどちらもが大変に美味しく、またクリームに混ざっている胡桃が良いアクセントになっている。白妙の蒸しどら(芋餡)は、まず袋を開けてサイズの大きさにびっくり。「甘さ控えめで上品な蒸しパン」のような生地が、粒々芋も混じった芋餡と調和している。SOMETHING ROUGEの苺クッキーは、味はわりと素朴だが、見た目の可愛らしさが楽しくて良い。
そんな感じでだらだら過ごしているところへ、わりと大きめの地震がやってきて部屋が相当揺れた。揺れの前に微弱な揺れが一定時間続いた事が気にかかり、「これはもしや遠方で大地震?」と思ってTVをつけたら、想像以上の事態が起きており茫然自失。地震時恒例の自アン+地震箱も、驚くべき勢いでみるみる票を伸ばしていた。
ガンダムSEEDが中止になって「地震よりアニメが大事なのにふざけるなTV局め!」と喚き立てるのは、ネタとしても不謹慎だよなとは思った。しかしそうやって細かい事を言い出せば、他人が大勢苦しむその日に「私はこんな美味しいものを食べました」と嬉々としてメモしているこの日記だって、充分不謹慎(慎みに欠けている)と言える。その逆に、当事者でもないのに日頃扱わない時事ネタとして地震ネタを取り上げるのも、また不謹慎と言えてしまうかもしれない。地震で家を失ったり怪我をしたり亡くなった人もいるのに、何の被害にも遭わずにいる事自体が突き詰めれば不謹慎で、究極的には皆が均等に被害を受けない限り誰も不謹慎の誹りからは逃れられない。
……等と書く事が何よりの不謹慎なのだろうか。袋小路にはまる。
★ 萌え猫画像 べろりんちょ(猫って・・・(10月23日付))・しまい忘れ(ネコニッキ(10月19日付))・くつろぎスタイル(ネコぢルシ(10月23日付))・アタシがぬくけりゃアンタもぬくい(今日の犬様 今日の猫姫(10月23日付))・はぴばすで、おっち(おちこじんち。(10月23日付))
「熊にドングリプレゼント」記事の続報再び。専門家指摘の「小動物の異常繁殖」はなるほどと思った。ツキノワグマが肉食であれば繁殖した小動物を食べてもらえば良いのだろうけど、「植物食を主体とした雑食性」だそうなので、むしろ木の実を狙うライバルが増殖してクマがますますピンチに陥るだけなんだろう。じゃあさて一体どうしたら。
★ 「ネコ版『アトキンズ式ダイエット』、肥満のネコが無事に減量成功!」(sea of tranquility(10月22日付)より)
飼われていたペットショップの売り物である袋入りキャットフードを勝手に開けて食べ続け、10kgにまで太ったという馬鹿猫(ダイエット前の写真は見事に真ん丸)。飼い主の実施したダイエットにより、18歳という高齢にもかかわらず半年で5kgも痩せて標準のスタイルになったそうである。ところで、「蛋白質も炭水化物も少なく抑える」のはアトキンズ式ダイエットではないと思った。
★ 「心臓患う『グレ』、預かり手はいませんか 『函館ワン・ニャンレスキュー』が呼びかけ」(ミオン動物園(10月23日付)より)
心臓の病気で、寒暖差の大きい函館でこのまま暮らせば「今年の冬を越すのも難しい」のだそうである。写真で見た感じ中型犬の、しかも推定年齢12−13歳で情が移ってもこの先長くは一緒にいられない犬を、是非引き取ろうという心優しい人がどれだけいるだろうか。いや、1人いれば済む話なのだけど。
★ 「伊勢エビふんだん、若ちゃんコロッケ 1個200円で観光客くぎ付け/三重」
「伊勢エビの殻をつぶして作っただしを、ホワイトソースと絡めたところがポイント」というコロッケ。「伊勢エビ独特のプリプリの食感」とも書いてあるので、恐らく身もちゃんと入っているのだろう。とても贅沢に思える反面、イセエビの価値はあの立派な外観があってこそではと思ったりもしつつ、でも美味しそうなのには変わりがない。
★ 「ホーチミン市の戦争アイスクリーム」(デイリーポータルZコネタ(10月23日付))
「爆弾に見立てたココナッツに、アイスと南国フルーツを詰め込んだパフェ」だったり、「大砲型のアイス」だったり、戦争の歴史を可愛いモチーフに仕立て上げて観光客に提供する辺りはタフな国だなと思った。
★ 「火星飛行でもグルメでいたい。」(sea of tranquility(10月22日付)より)
火星旅行等、長期の宇宙滞在を見込み、「地球上で作って宇宙に運び込み宇宙で食べる宇宙食」から更に進歩して、「宇宙で育てた食材を宇宙で料理し宇宙で食べる宇宙食」の研究及び開発。「様々な料理に使える厳選された野菜」「その素材を使って簡単な調理法で充分美味しく栄養のあるレシピ&調理道具」が研究されているそうである。
★ 「<活性酸素>幹細胞を傷つけ老化を促す 慶大などが確認」
活性酸素は幹細胞を傷つけて増殖能力を奪う事で、老化を進めているとの研究結果。
★ 「EU、たばこの箱に喫煙の害訴える写真」(sodiumイオンにっき(10月23日付)より)
通常パッケージデザインに工夫を凝らしているという事は、外観のデザインも煙草の売上に影響を与えているに違いないのだから、そんなファッション部分で左右される喫煙者なぞはこの画像の衝撃で喫煙習慣を吹っ飛ばされてしまえと思う。後に残る筋金入りのスモーカーを、どう救えば良いのかは定かではないが。
加齢等で妊娠しにくくなった卵子に、本人の別の細胞(卵丘細胞)から採取したミトコンドリアを注入した結果、妊娠率が高まるというのが「卵子若返り法」だそうであるが、安全性は未確認との事。「子供と引き換えなら自分の体の安全等二の次」と考える女性は多いだろうけど、「生まれてくる子供の安全が未確認」なら二の足を踏みそうである。
★ 「クリッピングサイト度」(tdiary.ishinao.net(10月23日付))
様々な個人サイトからリンクされているURL等を抽出して、流行度や推移を表示するサイトblog.map。URLをリンクする個人サイトは日記サイト・blog・個人ニュースサイトと多種あるが、この中でも「URLリンクがメインで言及部分が少ない」いわゆる「クリッピングサイト」と思しきサイトを差別化し、別マークをつけて表示するように機能変更されたとの事である。ある記事について「取り上げているサイト」ではなく「言及しているサイト」だけをまとめて読みたい時には便利そうだと思った。逆も然り。
世界をも支配できる絶大な力を秘めた巻物を60年間に渡って守る使命を受けた僧が、巻物の力を手に入れんとする組織から逃れいつしかアメリカに渡り、そこで知り合ったスリの青年及び謎めいたアバズレ少女と共に敵に立ち向かう。
映画公開時に見逃してしまったのが残念で、ビデオの在庫を見つけた時は喜び勇んで借りたのだけど、観ている内に「あーこれはビデオにしといて良かったな」と思った。いちばん期待していた、チョウ・ユンファ演じる名無しの僧が「二丁拳銃」で立ち回りする場面は、体感時間にして1分少々で激しく拍子抜け。それ以外のアクションも、冒頭の名無しの僧vs師匠の修行が中国的ふんわりとした動きのワイヤーアクションで見応えがあったぐらいで、他は「攻撃直前」「攻撃直後」のカットのみを組み合わせた、カット割だけで魅せようとする今時古い感じのアクションばかりで肩透かしを食らった。世の多くのアクション映画が、スタントを使った激しい動きやCGを駆使した華々しい効果で派手派手しいというのに、それらと比べて数段見劣りする事実は否めない。
アクションに負けず劣らず、ストーリーやキャラクターもなかなかに陳腐なのだけど、そっちは逆に私的には許容範囲だった(ビデオなのでリアルタイムで気軽にツッコミながら楽しめるから)。強大な巻物を執拗に追い求める謎の組織(軍隊であることは冒頭で露呈済)が、まさか今時●●●なんて事はないよなーと思ったらそのままズバリだったのは可笑しかった。その他の底の浅い設定も、ツッコミを散々入れた後でフォロー設定をこしらえて悦に入って楽しんだ。「あれだけのイイ女が『イイ女』呼ばわりされてぐらつくのは、ああ見えて実は未通女!」「無敵の坊主が途中窮地に陥る理由は、半人前で頼りない米国人青年を覚醒させる為に違いない!」「たかが●●●の残党が●●ィ●の●●の家を襲撃する大胆不敵さは、その後世界を手に入れる確信があってこそ!」「『ハイドロマシン』だからって装置の足元に直接水が流れてこなくても良さそうなモノだけど、それは手抜き設計ではなくて、対象の電気伝導率を上げて効果を増大させる効果がきっと!」等々。
それ以外の見どころは、チョウ・ユンファの人の良さそうな坊主っぷりと、ショーン・ウィリアム・スコット演じる米国人青年カーの映画で覚えたにしては様になっている棒術と、「バッドガール」ジェイド役のジェイミー・キングのカッコイイファッション。