2004-10-16 1日インドア/ニュースいろいろ/無料占い!あなたの先天的性格/「ドラキュリアII 鮮血の狩人」 [長年日記]

[雑記]1日インドア

晴れを期待していたのにたいして良いお天気でもないので、1日家にひきこもっていた。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/琵琶湖のブラックバス激減/長野県でもタガメ絶滅/プレーリードッグとマーモセットを巡る力士の闘い

萌え猫画像 猫は家に。(烏森口の女王(10月16日付))・久しぶりの晴れ(猫って・・・(10月16日付))・パイナップル(ネコと映画と私(10月16日付))

「タガメなど13種絶滅、危惧1類は89種 県初のレッドデータブック動物編/長野」

子供の頃に母親の実家のほうでタガメを見た事があったと思ったが、あれはタイコウチだったのかもしれない(ぶっちゃけ区別ができてない可能性大)。長野県のような自然豊か(なイメージ)の県でさえ絶滅しているとなると、天然のタガメは一体どんな地域に生息しているのだろうか。

「上野動物園で朝青龍vs時天空『場外戦』」BlackAsh(10月16日付)より)

飲みながら「プレーリードッグとマーモットは同種か違う種か」で激論し、インターネットで調べモンゴルに国際電話までかけたが埒があかず、翌日に持ち越して稽古後に上野動物園の動物相談室に駆け込んだという力士2人。こういう、「何の足しにもならない事に熱くなれる」(by Yuming)人はとても好き。私の「オタ趣味な人」好きの根っこはこの辺にある。なお、正解は「違う種」だそうである。

[食べ物]よつば乳業のチーズ製品に金属片/古代米酒から化粧水/ベトナムのプリン

「<よつ葉乳業>業務用チーズ製品に金属片」(→関連:弊社チーズ製品回収に関するお詫びとお知らせよつ葉乳業より)

今年4月に、ドイツから輸入した無塩バターに金属片が混入していて結構な規模の自主回収騒ぎになったのに、それから半年後には自社チーズ製品に金属片混入で自主回収。それだけ金属片が混入しやすいって事なのかなあ。

「古代米酒で肌に潤い 岩手・花泉産使い化粧水商品化」(→関連:マーナーコスメチックス

老化を防ぐ抗酸化力があるポリフェノールと、肌の水分を整えるアミノ酸をたっぷり含むという、「古代米酒配合うるおい化粧水」(150ml・1500円)。ほのかな酒の香りとうっすらしたピンクで、原料の赤い古代米酒をアピールしているそうである。食べ物関連ネタという事でメモしてみたが、こんな価格帯の化粧水は私には手が届かない。

「ベトナムのプリンは美味いのか?」(デイリーポータルZコネタ(10月16日付))

卵と牛乳の味がきっちりしていて美味しいんだそうである。その手の美味しさは、海原雄山なら絶賛しそうなのだけど、私のような貧乏舌で目先が変わったモノ好きには、理解できるかどうか。もっともベトナムに旅行するあてもないから構わないのだけど。

[医療・健康]米、全抗鬱剤に「子供に自殺の恐れ」の警告表示指示/臍帯血移植関連/乳癌治療の乳房温存率に曜日格差?

「全抗うつ剤に警告表示指示 子供に自殺の恐れ、米当局」

選択的セロトニン再吸収阻害剤(SSRI)投与による、子供の自殺傾向の危険上昇は以前にも指摘されていたが、今回の警告表示指示は全ての抗鬱剤に対して出されたものであるらしい。自殺傾向が高まるのは子供だけなんだろうか、不安になる。死にたいとか考えないでいられるようになる為に飲む薬で、死にたくなるんじゃたまらない。

「<さい帯血移植>子供へは骨髄移植に近い効果」「臍帯血保存、2万個達成=骨髄移植に並ぶ−バンク5周年」(→関連:日本さい帯血バンクネットワーク

臍帯血移植は主に子供向けで、大人に対しての移植は骨髄移植を補完する形で行われているらしい。前に「臍帯血移植では体重1kg辺り2000万個以上の造血幹細胞がなければ治療効果が見込めない」といった記述を呼んで、「臍帯血移植をされる人はガリガリにやつれ衰えている人ばかりなのだろうか」とぼんやり考えたが、今ここで正解がわかった。

「乳がん治療、乳房の行方は曜日次第?医局間で格差」(→関連:「乳房温存手術率」/ちりんのblog(10月6日付))

前にも「乳房の行方は医療機関次第」といった記事が出たが、それに対して関連リンク先のちりんのblogでは「施設の差異とか医者の好みの影響は小さい、乳房を温存するかしないかは患者さんの意思に委ねられている」と説明が為されていた。今回の記事も恐らく同じ話なんだろう。ただ、医者の乳癌診察及び治療体験に比べて、患者の乳癌罹患体験は乏しいから、患者はつい経験豊富な医者の言葉に流されたり鵜呑みにしたりしてしまいがちなんだろう。

[その他]1000人に1人が嘘の9割を見抜く能力を保有?

「うそ発見、1000人に1人は9割正解の能力保有と」sea of tranquility(10月15日付)より)

米調査結果によれば、「ビデオ映像の話し手の表情や仕草から、話し手が嘘をついているか否かを見分けられる」能力の持ち主が、1000人に1人の割合で存在するようである。「目を見れば相手の考えている事はだいたいわかる」と力説する人達を時折見かけるが、彼等はこういった能力者の1人なのかもしれないし、又は単なる勘違いさんなのかもしれない。

私は対人恐怖症気味というか人見知りで、よほど親しい人でもない限り目を見て話す事すらできないので、もしこの手の能力が天性のもので私がそれを所持しているとしても発揮できないし、後天的に獲得するものであれば尚更遠い世界の話である。「目の前の誰かが私に対して嘘をついた」事実を受け止める寛容さが私にあるとは思えないので、相手が嘘をついたか否かわからないままの凡人であるのが私にとっては平穏であるといえる。

[占い・診断]無料占い!あなたの先天的性格

sea of tranquility(10月15日付)より。

あなたの先天的な性格は?
さわやかで純朴そうなイメージとは異なり、自分が納得できないことには妥協せず興味すら示そうとしないかたくなさのあるあなたです。人のアドバイスにはほとんど耳を傾けないのと、経験不足で臆病なわりには好奇心旺盛なので、よく考えずに行動して痛い目に合うといったことも多いでしょう。ただ、物事に対する集中力は人一倍強い女性なので、トラブルにもしつこく食らいつき、少々のことでは根をあげたりはしないでしょう。

「さわやかで純朴そうなイメージ」以外はだいたいあってる。でも現在は病気のせいか、ちょっとした事で根をあげてばかりいるかもしれない。

[VIDEO・DVD]ドラキュリアII 鮮血の狩人(主演:ジェイソン・スコット・リー/監督:パトリック・ルシエ)

TSUTAYA online 作品紹介

「ドラキュラの正体は、●●●●●●の●●だった!」と、ドラキュラが聖なるモノや銀を苦手とする理由と絡めて新しい解釈を打ち出した点がなかなかに画期的だった「ドラキュリア」の続編。前作ラストで十字架に吊るされ朝日に焼かれて死んだドラキュリア、その焼死体が医大の死体安置所に運び込まれる。死体の調査中ふとした事からその正体を知った女子大生は、恋人の教授や同級生達と共謀して遺体を隠匿、隠れ家で吸血鬼の不死性の謎を解き明かす秘密実験を始める。そんな彼等とそしてドラキュリアに、吸血鬼ハンター神父の追跡が迫る。

前作の続編ではあるが、ドラキュリア以外の登場人物が全て一新、そしてドラキュリアは配役も一新。前作では人間を超越した圧倒的な力を見せつけていた記憶のある黒髪ロンゲのドラキュリア(ジェラード・バトラー)は、今作では焼死体から復活させられた後遺症?か、色白銀髪で面相も変わり(スティーブン・ビリントン)、始終拘束されっぱなしな上に紫外線を照射されて苦しみ悶えてばかりいた。今作で、主役たるドラキュリア以上の存在感を発揮するのが吸血鬼ハンターの神父(ジェイソン・スコット・リー)。敵を追い詰める確かな足取りと確固たる眼差しが、ストイックさに裏打ちされているが為に逆に変態性をも帯びて見えて、痴漢又は通り魔と間違えた登場場面・体内に侵入した微量の吸血鬼の体液を朝日で浄化する場面・顔色一つ変えずに吸血鬼の首を狩り体を燃やす場面・自身の体を鞭打つ場面、全てから目が離せなかった。ヤバイぐらいにキモカッコ良かった。

一方他の登場人物はといえば、ドラキュリアの不甲斐なさは前に触れた通り(でもドラキュリアだけあって、いるだけで不気味な威圧感があって良い)だが、学生達・教授・謎の仲介者らは揃いも揃って小物ばかり。前作のヘルシング教授が知恵を回して上手に活用していたドラキュリアの血を、医学教授や医学生ともあろう集団がただ振り回されて終わるだけなのには頭を抱えたくなるし、素晴らしい謎を前にして彼等が見せる矮小な人間ドラマといったら溜息が出るばかり。しかしこの、ダメっぽさがB級ホラーとしての面白さを満たしている。ビデオでこうやって突っ込みを入れながら観る分には大変楽しい、映画館に観に行ってたらその場で突っ込めないからつまらないし鬱憤が溜まるしで腹立っただろうけど。ラストの腰砕けっぷりも圧巻で(思わず「ええーっ!?」と声が出た)、「続く」とマークが出ないのが不思議なぐらいだけど果たして本当に続くんだろうかと疑問を抱いたが、後で公式サイトを見てみたらやっぱり「ドラキュリアIII(原題副題は『レガシー』)」が存在した。わーい楽しみだ。

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