高円寺阿波踊りを見に行けず残念だった先週末の反省を活かせず、今週末は「日本の幻獣展」と「ユーリー・ノルシュテインの世界」を見に行けずに終わってしまい残念だった。
期間が定められているモノは、ギリギリに見に行こうとすると土壇場で都合がつかなくなって見逃すパターンが多い。これからは、どんなモノでも興味のあるモノなら、前倒しでポジティブにアグレッシブに見に行くべきだと思った。その結果、財布が軽くなって日々の食事に事欠く羽目になろうとも、きっとそれはそれで幸せに違いない。
★ 萌えアニマル画像 「ポニー、街中をカッポ 『こどもの国』から逃避行」(ミオン動物園(9月5日付)より)・「希少ミノムシ500匹発生 神戸の老人ホーム」
感染症を抑える薬やワクチンの普及等医療面の発達の他、自然食や栄養バランスを考えたペットフードの効果を指摘する声がある、との事。昔のように、「病気になっても動物病院に連れて行かない」「ご飯は人間の残り物」では、長生きはできないという事になるだろうか。
★ 「うさぎを助けて!」(miscellany morgue secondary(9月5日付))
「今年の12月31日までに100万ユーロの寄付金が集まらないと、このサイトの可愛いウサギをソテーにしてしまうぞ!」なる趣旨のサイトらしいが、ドイツ語なので全然わからない。ついでにユーロの円換算も全然わからないので、こちらは調べてみた。だいたい1ユーロ=130円強ぐらい? という事は、100万ユーロ=1億3千万円ぐらい? ウサギ好きには申し訳ないが、随分無茶な要求をするものだと思った。
グループで食べる消費者に向けて、1箱の量を18g増やすと同時に価格も10円値上げし、また通常ポッキーはチョコのミルク分を増やす反面メンズポッキーは苦味を強める、といった変更。
★ 寿司ネット「創業当時(195年前)の寿司屋を再現しました」(デイリーポータルZ(9月5日付)より)
酢飯は現在のものよりも量が多く塩辛く、ネタは生のままでなく酢漬け・醤油漬け・煮る等の下処理が加えられていた、との事。
★ 「雑記帳 やきとりのくし供養 北海道・室蘭」(→関連:室蘭やきとり)(読冊日記(9月5日付)より)
「やきとり」という名称ながら、豚肉と玉ネギを洋がらしで食べるのが室蘭のやきとりだそうである。
★ 「日本でココだけ!ココイチのオリジナル海軍カレー」(Excite Bit コネタ(9月5日付))
ココイチの横須賀中央駅前店でのみ、「ココイチオリジナル海軍カレー」が食べられるらしい。揚げた玉葱の他、じゃがいも・人参・チキン等の具が最初から入っているそうである。
★ 「ミス繰り返す『リピーター医師』に再教育 日本医師会」(sea of tranquility(9月4日付)より)
都道府県医師会等の相談窓口に寄せられる患者からの苦情や同僚医師からの情報等を元に調査を行い、「反省なく再三医療事故を繰り返す悪質な医師」を「リピーター医師」と定義付け、医療の安全政策・法律関係等の研修を課す「日本医師会再教育制度」(仮称)が、今年度中にもスタートされるとの、日本医師発表だそうである。最近読んでとてもムカついた、コラボレーターズ絵日記(8月31日付)「前向きなドーピング」に出てくる医師も、然るべき機関に送り込まれてとっとと再教育を施されるべきである、と思った。
★ 「魅せる下着の裏には…媚捨てたオンナ達の自立心」(sea of tranquility(9月4日付)より)
見せブラ見せパンの流行を、「これまでは下着も、なんとなく男性の目にどう映るかを気にしていた。しかし、最近の女性は“こびる”ことなく、自分自身がセクシーでカッコイイと思うことだけをやってる」と結論付けようとしている記事なのだけど、正直それは違うと思った。記事内に記者自身が「記録的な暑さにフラフラのオジサンにとっては、目の“オアシス”ともなっている」「『いい眺め』とばかりに鼻の下を伸ばす」と記述しているように、全ての男性ではないにせよ一部の男性にとって見せブラ見せパンの流行は「歓迎すべき」ものなのは事実。「『はしたない格好はよろしくない』という男性に対する媚びを捨てた」面もあるだろうが、「『露出の高い格好で堂々と歩く女性はセクシーでカッコイイ』とする男性に対して新たに媚びた」面もあるのではないか。
★ 「最近の今野緒雪スレの流れ」(ぬるヲタが斬る(9月4日付)/かーずSP(9月5日付)より)
マリみて派閥図。かつて実際に女子校に身を置いていて、あれに近い空気を味わっていた人間としては、考える頭も行動力もあるけれど根が純真な祐巳嬢や女の子らしい負けん気の由乃嬢を好ましく感じつつも、1歩下がって彼女達を眺めるスタンスの蔦子嬢にいちばん共感するので、派閥は何でも良いやという感じ。
「山笠問題まとめスレ」(児童小銃(9月3日付))を読んで。「博多祇園山笠」という夏祭りに参加したふんどし姿の少女の写真がネットに流出した事を発端に、主にはてなダイアリ界隈で沸いた議論のまとめページ。博多祇園山笠にもふんどし少女にも盗撮にも幼女ポルノにも、特別な思い入れもなく発言したい内容もないのだけど、こういったフェミニズム的な呼びかけを行う人の姿勢や立場に考えさせられるものがあったのでここに書いておく。
「お祭りに参加したふんどし姿の少女の写真をポルノめいたサイトに転載する行為への批判」は、「露出度の高い服装」&「お祭りというハレの舞台」&「年幼い少女」に限らず「普段着」&「日常生活」&「一般女性及び男性」であっても同様の危険に晒される可能性があり、そんな危険をいちいち考慮しながら日々生活するのはかったるくてたまらないという理由で、私も内心では賛成するものである。だがしかし、その件について世間に広く呼びかけるとした場合、私ならば自分の女性性を隠匿した上で行う。性問題について声高に叫ぶ女性が、自身の性的側面を注目されてしまうのは自然な流れであり、私なら世間に起きた性問題に注目を集めたくとも自身の性的側面には注目されたくないからである。
しかしこの問題の発端となった日記の著者である女性は、他の日付で自身の胸のサイズについて触れたり、「某アニメ番組の男性キャラのシャワーシーンが楽しみである」といった自身の性的嗜好を公言していた。この問題に限らない各フェミニズム的な問題に広く関心を寄せ深く考察するこの女性の傾向からして、「迂闊だった」「無防備だった」とは考えにくい。この女性は、「私が例えピンクのタンクトップ姿でいようと、それに対して性的な視線を露骨に向けるのは間違っているから断固闘う」(by落合恵子だけど内容うろ覚え)的な、「自分の隙は敢えて埋めず自然体のまま相手側の非を強く主張する」姿勢なのだろうか、と思った。それは私の目から見るに、とても筋が通っていて高尚な姿であると同時に、あまりに理想を追い求め過ぎていて現実的ではなく痛々しく感じられるのだった。私とて、女として上手に世間を渡っているとはとても言えないのだけど、だから尚更酷く気になるのだった。
長ったらしい日記読みの後に、更に続く日記読み。「WHO!」(ポトチャリポラパ(9月5日付))を読んで。一緒に行動した相手(ぶっちゃけ彼氏)をぼやかして書き、婚約や結婚した途端に「彼」という名義で出してくる、女性サイトによく見られる現象が取り上げられている。そこには確かに何らかの計算が働いているに違いないので、自分の中にある理由や単なる憶測を、私がここにずらずら並べ立てて悦に入ろうという試み。
こんなところで力尽きた。誰かこの続きを書いてくれないだろうか……。
3連発。「『オサレ』と呼ぶことについて」(ARTIFACT@ハテナ系(9月5日付))を読んで。私が「オサレ」という言葉を使う時には、あるものを「オシャレ」と表現したいけれどしかし自分が「オシャレ」な世界を理解しているとは思えないので、曖昧に濁しかつ「オシャレ」を理解できない自分を軽く侮蔑する意図で「オサレ」と言い換えている感じ。
非モテぶりを演出しつつ、「でも実際にモテてないじゃん」というしょっぱい者です。
モテを表に出すことで攻撃を受けるのを恐れたり、「非モテだと思ったら、あってみたらイケてる」というギャップによる、自分をよく見せるという期待など、いろいろあるのだろうなあと思います。自己分析も含めて。
「えらい意識してる」という点ではモテも非モテも同じかもしれないと思いました。
「日頃非モテを強調しておいて、現物を晒した時に『えー思ってたよりイケてるじゃん』と言われたい」心理はわかりますね、というか私の中にもどろどろ渦巻いてます。
あとは、自分から非モテを強調する事で、他の人から非モテ要素を指摘されるのをある程度防止するとか。書いていて段々哀しくなってきましたが。
「モテ」についてと先日の「姥皮」などの新潮社の連載とは関係があるのではないでしょうか。姥皮をかぶっておかないと女界の住人として認められなかったりつらいのではないかと。もちろんそれだけではないと思いますが。
@hsh Blog RX<http://haluhi.moe-nifty.com/hsh_blog_rx/2004/09/web.html>のはるひさんも、同じような事を仰ってますね↓
>ま、とにかく謙虚であることを美徳とされる日本で非モテをウリにするのは都合が良いのはたしかだ。
姥皮を被る為の「非モテ強調」が、「男性に媚びを売る為の『彼氏いないんです』宣言」に見なされちゃうと逆効果だから、その辺の匙加減は微妙っぽいです。
わぁ!参考になります!
あと、そういえば私は恋愛について書いている女性サイトはほとんど見ないのですが、「ネットバトル」しているところって思いつかないです。どういうところなんだろう……。
恋愛について書いている女性サイトは数多くあるようですが、私もあまり見ていません。ネットバトルをしている(していた)女性サイトは幾つか見かけましたが、恒常的・定期的にやっているところは私も知らないです。
この2つの合わさった、「ネットバトルをしながら恋愛について書いている女性サイト」は、今までに見た記憶がありません。どう考えても相性良くないですよね、私生活ネタとネットバトルって…。