出勤前に実家から、身内に不幸があったとの電話が入った。突然の訃報に驚きながらも、「親等近いし忌引休暇を取るべき場面だろうけど、昨日まで研修だった上にこれ以上勤め先を休んで良いものかどうか……」と内心逡巡する私をよそに、続いた言葉は「葬儀はあらかた済んだから」との報告。亡くなったのは１週間前の事だったそうで、通夜や葬式どころか初七日も終わっている。私には、お別れの挨拶とかいったものは求められていないらしい。
１０年近く前に別の身内が危篤に陥った際、私は接客業のアルバイトに就いていた。初めての就いた仕事だったせいか、私は仕事というものを生真面目にとらえ過ぎており、たかがアルバイトだというのに「身内の不幸よりは仕事が優先」と判断し、病床に急いで駆けつける事をしなかった。その身内はそれからすぐに亡くなり、葬儀は私抜きで行われた。この事が理由で、私は自分の親から「身内の葬儀には顔を出さない人種」と認識されたのかもしれない。
★ 萌えアニマル画像 「人形みたいだね」（生後４ヶ月の人間の赤ちゃん＆生後２日の小型馬／Ｈｉｇｈ ｏｎ Ｈｏｐｅ（８月２７日付）より）・「熱帯大ヒトデを初確認 萩近海、直径７０センチ」
★ 「北海道なのにホンコン？ ナゾのご当地フード『ホンコンやきそば』」（Ｅｘｃｉｔｅ Ｂｉｔ コネタ（８月２７日付））（→関連：ホンコンやきそば／ｅ−エスビーフーズより）
元々は全国展開されていたが、販売中止になる際に要望が多かった北海道・東北・九州等でのみ生き残ったという商品だそうで、「ホンコン」のネーミングは「香港＝広東料理」という連想からきているとの事。
★ 「火傷病の上陸阻止を！ リンゴ農家ら気勢−−弘前で決起集会／青森」（→関連：「リンゴ火傷病／わが国の正当性を貫け」）
日本では未発生のリンゴやナシの伝染病「火傷病」を上陸阻止する為に、米国産リンゴ輸入解禁の際に日本は様々な条件をつけたが、米国がこれを不服としてＷＴＯ（世界貿易機関）に提訴し日本は敗訴、緩和した条件を再提示したが米国は再びこれを不服としている――という流れらしい。ＢＳＥ騒動の時にも思ったが、米国という国は自国の利益を上げる事が優先で、他の国の予防策を尊重するなんて微塵も考えないらしい。それともこれは偏見で、日本は無意味にガチガチの防衛手段を立てようとしているのか、防衛を口実に自国の産業を守ろうとしているだけなのか。
★ 「吉祥寺で会える、幻の（！？）赤じそソーダ水屋さん」（ Ｅｘｃｉｔｅ Ｂｉｔ コネタ（８月２７日付））
井の頭公園付近で夏の週末不定期に販売されるという、赤じそソーダ水。赤じそを煮詰めたジュースをソーダで割ったというシンプルな作りなので、自作してみるのも良いかもしれない。
★ 「『磁石』には痛み緩和の効果なし？米大学の研究で判明」（Ｏｒｂｉｕｍ（８月２７日付）より）
磁力に、痛覚神経の信号を抑えたり血行を良くしたりする効果は認められなかったという、驚くと同時に納得もいくような結果。この研究発表を受けて、各種磁気治療器製造・販売メーカーがどのような反論に出るか興味深い。ちなみに私自身は、科学ではなく信仰の領域だととらえれば、本人が納得しかつ他人に害を及ぼさない限り、どんなあやしげな治療方法もＯＫだと思っている。
★ 「＋クエン酸でニガリの有効利用」（ｋａｚｕ５２１０ｚ Ｏｐｐｅｋｅｐｅ Ｄｉａｒｙ（８月２７日付））
これまでのブームを否定するかのように、「ダイエット効果には科学的裏付けがない」との説明が為されてしまったニガリだが、クエン酸と一緒に摂取する事でダイエット効果が得られるという新しい？説が提唱されているようである。何でも、「肉類やスナック菓子等リンの摂取量が多過ぎる近頃の食生活は、カルシウムやマグネシウムを体から流出させニガリのダイエット効果を妨げている」「レモン・酢・梅干し・もろみ酢等を摂取しリンを排出する事で、ニガリのダイエット効果が高められる」のだそうである。私が過去日記にメモしたニガリのダイエット効果否定記事は、「主成分塩化マグネシウムの『糖の吸収を遅らせる』『脂肪の吸収をブロックする』『糖質代謝を促進する』とされている効果にはどれも、確実な根拠及び文献が存在しない」といったもので、リンが妨げるとかいった次元の説明ではなかったのだけど、そういった科学的な裏付けは専門家に任せて、素人はここでぐだぐだ言う暇にそのダイエット方法を実践してみるのが手っ取り早いのだろう。実家から送られてきたニガリを開封する勇気が湧いた時には、＋クエン酸にて試してみたりしようと思う。
★ 「宙に『浮かぶ』氷山、極夜の蜃気楼」（Ｈｉｇｈ ｏｎ Ｈｏｐｅ（８月２７日付）より）
現久留米市歌は團伊玖磨作曲だそうで、フミヤ作曲への変更というのは随分大胆だと思った。私の通っていた中学高校の校歌が團伊玖磨作曲で、とても好きな曲だったし、フミヤの曲は曲で好きなのだけど、まあ私は久留米市民じゃないのでそれ以上は。
★ 「科学者が選ぶベストＳＦ映画１位は？」（読冊日記（８月２７日付）より）
ベスト１０の中で私が観た事があるのは「ターミネーター２」と「マトリックス」だけだが、科学者がこういった娯楽的ＳＦ作品を好むものだとは思わなかったので意外。ネタ取得元の読冊日記には、他に「科学者が選ぶＳＦ作家ベストテン」も紹介されている。挙がっている著者名を見て、ろくにＳＦ作品を読んでいない自分を再認識して何となく凹んだ。安易に「ＳＦっぽいもの」に流れて国産ラノベばっかり読んでいる場合じゃないよなあ、と思った。
★ 「最近の若いヤツは…酒を飲まないのだ 酔っぱらいはダサい！？」（つかれた（８月２７日付）より）
若者の酒離れの原因を掘り下げて分析している記事。「人間関係が広く浅くなった」「酒の力を借りずともネット等で『馬鹿になれる』ようになった」「不景気で先行き不透明な為に飲み会如きではストレスが発散されない」「会社内での酒の付き合いで飲みながら愚痴をこぼす姿が目の前の問題から逃げているカッコ悪い姿に見える」等の理由が提示されている。実際には若者達はアルコール飲料全般から離れている訳ではなく、アルコール度数低めで甘い味の果実酒やリキュールの販売数量は伸びているそうである。同じく人気爆発中の焼酎は甘くも飲みやすくもない筈なのだけど、これは「流行り物」になった事で更に人気を集める別格と考えたほうが良いんだろうか。
「不細工な女性の方が仕事では有利」（憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向日記（８月２７日付））を読んで。「不細工な女性は結婚退職の可能性が低いので、会社側は安心して仕事に必要な知識を豊富に教育させる事ができると同時に、『女性従業員や女性管理職の比率が高い企業』として対外的アピールに役立てる事ができる」「不細工な女性自身も、知識を与えられると同時に手にする報酬が増え社内で出世できるので自身も満足できる」といった内容。間違っているとは言わないのだけど、会社の仕組みの一面しか見ていない考察ではないか思ったのでツッコミを入れる。
私は前の会社にいた時に、「あいつは美人じゃないから例え一生懸命働いても報われなくて可哀想な奴だ」、と他部署の上司からひっそり哀れまれていたそうである。余計なお世話ではあるが、一部の真理をついてもいる。人間には相手の美醜によって態度を変える人種が多い。例えば美人な女性と不細工な女性がいたとする。自分の業務に偶々余裕があり、彼女達はどちらもが忙しそうにしていた場合、どちらかの仕事を手伝ってあげるなら、大半の人は美人な女性を選ぶと思われる。美人な女性に感謝され、それを機会に仲を深めたいからである。仕事を手伝ってもらった美人な女性は、与えられた業務をスピーディーにこなす。上司は「この仕事は誰々に手伝ってもらったんだな」といったところまでは見ない事が多いので、結果、美人な女性は「仕事の速い女性」との評価を得る。
この例が、「あくまでも見た目の仕事の評価であって本人の能力には結びついていない」とするならば、別の例を挙げても良い。美人な女性と不細工な女性、彼女達に仕事を教える場合、大抵の人は美人な女性に熱心に仕事を教えるものと思われる。美人な女性に「仕事のできる人」と認識され尊敬され、それを機会に仲を深めたいからである。熱心に仕事を教えられた美人な女性は、それで得た知識を後の機会に活かす事ができる。上司は「彼女の知識は誰々の受け売りだな」といったところまでは見ないことが多いので、結果、美人な女性は「仕事のできる女性」との評価を得る。
以上、ものすごく簡単に説明をしてみた。実際には、美人であっても元々の能力がなかったり対人スキルが欠落していれば、この手の幸運にはありつきにくいだろう。また不細工であっても元もとの能力が抜きんでていたり対人スキルがちゃんとしていれば、美醜を理由に仕事の場からハブられる事も少ないだろう。要は、「美人は美人であるが故に様々なチャンスにありつきやすい」という話であり、特に仕事に限定した話でもない。
逆に足を引っ張られる可能性も高まるので±０では.
どちらにしても下心が前面に出てくるような職場では長居し難いでしょうね
「憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向日記」の考察と私の考察をあわせてバランスを取るような意図で書いてみましたので、「±０」であっていると思います。
「下心が全面に出てくるような職場」＝「女性を仕事の能力ではなく女性である事に重きを置いて見る職場」になるでしょうから、確かに長居はし難いでしょうね。