私が先月どでかいミスをやらかしたせいで、私の担当業務の内１つのチェック体制が強化された。「他部署への依頼前及び客先発送前にクロスチェック実施云々」というお達しが来ていたので、他部署に依頼を出す前にびくびくしながら社員さんに確認をお願いしてみたところ、「あー特に今まで通り」という感じの返事だったので大変拍子抜けした。
ところで私のしでかしたどでかいミスの話は、思った以上に様々な部署に話が広まっているらしく、最初にミスを指摘してきた営業さんが「俺が広めてるんじゃないからね」とわざわざ言ってきたりして面白い。いや面白くない。
★ 萌え猫画像 「世界最小の猫、ギネスブックに登録される」（Ｘ５１．ＥＮＥＭＡ（７月２２日付）より／かーずＳＰ（７月２６日付）より）
★ 「日本の『夏』のおいしさ ハイチュウ＜すいか＞夏季限定発売！」（楠木坂コーヒーハウス（７月２６日付）より）
スイカは私の大好物で、実家で暮らしていた頃は夏になると、母親が買ってきた「丸のままでは冷蔵庫にも野菜ケースにも入らない大きさのスイカ」を食後に４分の１ほど食べていた。食事のボリュームを凌駕するデザート。しかし、スイカアイスやスイカジュースでは美味しいものにあたったことがないので、この「ハイチュウ＜すいか＞」にも好奇心より警戒心のほうを強く抱いている。
★ 「焼酎の里 休肝日のすすめ 熊本・山江村 月、火曜に無線で放送」
球磨焼酎のふるさと熊本県人吉球磨地方では、昼からストレートで焼酎を飲み宴席では返杯の応酬が習慣であるほど飲酒量が多く、過度の飲酒が原因と見られる脳血管疾患死亡率・高血圧疾患受診率・脳卒中による寝たきり率が高いとの事。この現状に驚いた熊本市出身？の保険師らが、チラシや防災無線で「休肝日」を呼びかける運動を始めた、というのがこの記事だが、現状では浸透がいまひとつだそうである。
トウモロコシ原料のプラスチックは石油原料のそれと比較して、原料が豊富・使用後は微生物に分解され環境に優しい、等の利点があるらしい。
★ イラストに騙されたライトノベルは何ですか？ 結果発表（かーずＳＰ（７月２６日付）より）
この中で私が読んだ事があるのは、「猫の地球儀」（秋山瑞人）と「スクラップド・プリンセス」（榊一郎）。前者はイラストのほわほわした雰囲気を裏切る荒削りなタッチのＳＦだから、そういう意味で確かに「イラストに騙された」と言える。後者は特に気にした事もなかった。ダントツ１位の「まぶらほ」に興味がちょっぴり湧いたが、これ以上ラノベ幅を広げるのもアレなので、気が向いた時に古本屋で探すぐらいでいいや……。
あなたはホラー映画に登場するならこんな役柄では？と１６種類のキャラで占います。答えとリンクされた質問に答えていって下さい。
ｓｅａ ｏｆ ｔｒａｎｑｕｉｌｉｔｙ（７月２５日付）より。どの質問に跳んでるかよくわからず、関係ない質問に答えてしまいかねないので、次の質問に移った時はＵＲＬを良く見て正しい質問に答えるようにする事。
あなたは、 泣き叫んでいると殺されるタイプ の人です。
あなたは、仲間の誰かが目の前で殺され、腰を抜かして泣叫んでいると、ついでに殺されるようなタイプの人です。映画の中の役割としては、殺人鬼の残忍さを際立たせるというもの。基本的に臆病で、女性に多いキャラです。ずばり、あなたの力不足。痴漢にあっても声が出せなかった経験は？職場や学校での立場は？誰かの引き立て役になってませんか？所詮人間社会も動物の群れ、弱い者は狩られてしまいます。泣いていては駄目です。図太くなりましょう。主人公的な人が手をさしのべてくれるかもしれませんが、力及ばずで結局は・・・・というのがよくあるパターンです。またあなたの恐がり方や仕草が、殺人鬼の嗜虐心をくすぐり、豪快に殺される要因になっています。仕事や学校で失敗したときに訳のわからない言い訳をして事態を悪化させたことは？ポーカーフェイスが効果的です。
恋愛に関しては、母性本能をくすぐるというか、守ってあげたくなるタイプのようです。でもこれはルックス次第なので要注意です。その辺を理解してないと、あまりに残酷なシーンはカット！なんていうほど悲惨な事にも。
「映画を見ている最中は決して寝ない」という質問が、映画館で観る映画をさすのか・ビデオで観る映画作品もさすのか、で占い結果が変わってきてしまう。こちらは、映画＝ビデオも含むと解釈して「Ｎｏ」（寝る時もある）に進んだ場合の結果。基本は臆病かつ攻撃的な気質である私だが、テンション低い時には「猫を噛まずただ食われるのみの窮鼠」かもしれない。恋愛に関しては「ルックス次第」らしい。１０ｋｇ以上体重を落として、弱々しいキャラにでも変貌してみようかなあ……。
あなたは、 殺人鬼を道連れタイプ の人です。
あなたは、その優しさからか、自分を犠牲にして誰かの為に尽くせるタイプの人です。ひょっとしたら他の方法もあったのかもしれないのに、ある意味ナルシスト的な発想で自分を犠牲にしたがります。助かったほうも、あまりいい気はしないので、他の方法も考える冷静さを身につけましょう。かつては名作になる可能性を秘めていたタイプですが、最近はちょっと・・・。続編は作りやすいのですが、あなたのキャラは基本的に一話完結なので、続けていくことは難しいと思われます。基本的に無理なので、それをやってしまうと無理が生じ、呆れられてしまい、すぐにＢ級に成り下がります。そして悲しいことに殺人鬼は生きていたということが多いので、努力の割に報われないことが多いので注意しましょう。
恋愛に関してはその優しさはいいと思いますが、決して「愛」とは自己犠牲ではないと思います。与え合う愛を。また相手の印象は、あなたのルックス次第でまるっきり変わる点も忘れないでください。情熱的な人とストーカーの違いです。
こちらは、前述の問いに対して映画＝映画館での上映限定と解釈し、「Ｙｅｓ」（寝ない）に進んだ場合の結果。自己犠牲の原動力は優しさじゃなくて、人を助ける能力もなく人を助けられない自分を許容する器もない人間が自暴自棄になった結果しでかす行動に過ぎないから、あっていると言えなくもない。恋愛はこちらでも「ルックス次第」と言われて傷ついたが、私は自分から誰かにモーションかけたりアタックしたりしないタイプなので、ストーカー呼ばわりされる筋合いは（多分）ないだろう。
ニンニクらーめん屋で夕食を済ませた後、じゃがりこガーリック味を齧りながら観るという、絶好の吸血鬼映画鑑賞態勢にて挑んでみた吸血鬼映画。「上海異人娼館 チャイナドール」で初めて観た異相の怪優クラウス・キンスキーが、吸血鬼ドラキュラ役を演じている。林立するミイラ？（彫像？）を延々と映し続けるオープニング映像の時点で想像した通り、映像を重視した構成で、「寝室のカーテンにしがみつく蝙蝠」「操縦桿にロープで体を括りつけたまま死亡した船長をのせて静かに河を進む幽霊船」「街中を埋め尽くすネズミの群れ」、と静寂の中に圧倒的な恐怖を秘めた印象的な映像が次々出てきて圧倒された。
映像を重視した代わりに登場人物はさっぱりと整理されており、ジョナサン・ハーカーの妻はミナじゃなくてルーシー、なのでセワード医師もアーサー卿も米国人キンスキーも出番なし。名前はルーシーだが知性と勇気の備え具合はミナと思しきルーシーは、ジョナサンへの愛を胸に自力で吸血鬼に対抗する手段を調べ自力で立ち向かう。ヘルシング博士ときたらそんな彼女を常識で諌めようとする側で、こんな頭の固い無力のおっさんにわざわざヘルシングを名乗らせる意味があったのか？と誰かを問い詰めたくなる。まあこの辺は、原作至上主義の人とオタでなければ流せる部分かと思われる。
この映画のドラキュラは、最近の吸血鬼映画の吸血鬼達みたいなスマートさは欠片もなく、貴族めいた古典的優雅も備えておらず、かと言って血に猛り狂って超人的暴力を振るう獣でもない。スキンヘッドに尖った耳、ぎょろりとした目で相手を不気味に見据え、長い爪の生えた指をゆっくりと蠢かす彼は、映画の中で彼と同一視されている（らしい）ペストと同様、「静かな死と狂気」といった趣である。この映画は無声映画時代の名作「吸血鬼ノスフェラトゥ」の焼き直しらしく、その作品でも吸血鬼※1はこのような風貌で描かれていたそうである。
※1 原作映画ではブラム・ストーカーの妻の許可が下りなかった為に、「ドラキュラ伯爵」ではなく「オルロック伯爵」という名前に変えざるを得なかったらしい。