主に「みたま祭りで日本に2つだけの見世物小屋体験」(デイリーポータルZ経由)という記事に惹かれて、仕事帰りに靖国神社へと行ってきた。だいたい千代田さくら祭りと同程度の人出を予想していたが、人の流れが九段下駅からだらだらと続き鳥居の外側で既に溢れる等、段違いだった。
参拝は全く目的に入っていないので(戦死したおじいちゃんごめんなさい)、御神輿※1。 と著名人達の懸ぼんぼりと能楽堂でのステージ?を何となく眺め、ついでに御神籤をひいてから道を戻る。チキンステーキとはしまきとかき氷で腹ごしらえをした後、いざ見世物小屋へと出陣、「経絡秘孔を突く男」との謎めいた看板の横にある入口を通って小屋の中へ入った。
……中で延々と繰り返されるらしい演目をきっちり一巡分観終わった後、小屋を出た(際に料金大人600円を支払った、これがいわゆる「観てのお帰り」であるらしい)。演目の内容を挙げるとネタバラシになってしまうと思うので、主なキーワードと感想だけ書いておく。「蝋燭」「ドライアイス」「蛇」「針金」「鎖」、子供騙しのちゃちい作り物を期待して観に入ったら、めちゃめちゃ身体を張った見世物芸だったので感心したし面白かったが、しかし私の苦手な系統のパフォーマンスだったので随分と気力を消耗した。その身体を張った見世物芸の間にレトロな手品が挿入されている構成は、その間に少しでもダメージを回復しようという意図なんだろうかと推測。何はともあれ得難い経験だった。
★ 萌えアニマル画像 証拠写真(柴犬だぁ!(7月15日付))・「世界初、深海サメ『メガマウス』のはく製完成」
★ 「長崎道で豚20頭“トン走” 運送トラック横転」(楠木坂コーヒーハウス(7月15日付)より)
豚を運んでいた大型トラックが横転したところに別の大型トラックが追突、積んでいた豚約90頭の内約20頭が逃げたとの事だが、横転及び衝突の際に怪我したり死んだりした豚は何頭なのかを知りたい。
★ 「散歩の犬、異変察知? 主人導き、おぼれかけた老犬救う」(ポトチャリポラパ(7月15日付)より)
南極条約が結ばれる以前の南極探検では、ペンギンが捕獲されては食糧・燃料・衣料・雑貨等に用いられていた、という話。可愛いペンギンが勝手に南極に侵入してきた人間達に酷い目に遭わされていた図は想像したくないが、しかしその不幸を強調する為にペンギンの可愛さに触れるのは何か違う気がする、と重箱隅突付き。
「大麻クッキー所持の学生ら5人逮捕…1枚1万円で売る」という報道記事に、「インターネットでは、『大麻クッキー』の関連サイトが数千件開設されており、大麻クッキーの作り方を紹介しているサイトもあることから〜」等と書かれていた影響を受けてか、この日記にも「大麻クッキー」の検索ワードでいらした方が100人前後いらしたご様子である。確かにうちでは過去2回ほど大麻クッキーの話題を取り上げた事があるけれど、これは「大麻の種(麻の実)」入りクッキーであって「大麻の葉」入りクッキーのページではありません!、と声を大にする代わりにフォントを強調して書いておく。
★ 「『若い牛除外』容認へ BSE全頭検査見直し」(→関連:牛海綿状脳症(BSE)の検査/牛海綿状脳症(BSE)に関するホームページより)
内閣府の食品安全委員会プリオン専門調査会の報告書案は、「現在の検査方法では検出できない若い牛を検査対象から除外しても、人への感染リスクは増加しないとして、検査緩和を容認する内容」だそうである。「現在の検査方法では検出できない」とあるが、これが単に「過去の統計でそうだった」という根拠に過ぎないのであれば不安である。
★ 「<緑豆はるさめ>中国産を回収 長野の輸入販売会社」(→関連:緑豆はるさめ/小松食品(株)より)
食品衛生法で禁じられている漂白剤「過酸化ベンゾイル」が検出されたとの事。
★ 「りえ効果!!『伊右衛門』猛暑も影響バカ売れ」・「売れすぎて計画を上方修正 サントリーの『伊右衛門』」(→関連:伊右衛門/サントリーHPより)
勤め先の近くの自販機で500ml100円で売られているので最近良く飲んでいるが、私は濃い目の味よりさっぱり味の缶緑茶が好みなのと、缶の表面の微妙なざらざら感が馴染めない。
★ エイズ関連 「エイズ感染、若年層では女性6割超…国連報告書」・「『米国のエイズ対策への投資は不足』アナン事務総長」・「国際エイズ会議、批判の矢面の米国が反論」・エイズはモテる男のステータス マラウィ(X51.ORG(7月15日付))
★ 「長春:テフロンの製造問題で台所用品が不況」(→関連:「デュポン社:『テフロン製造時、有害物質』−−米環境保護局、未報告で処分へ」)
台所用品買い控えが起きている原因となった「米大手化学メーカーのデュポン社が開発した、フッ素樹脂『テフロン』の製造過程で使用される化学物質の中に、発癌性物質が含まれている」との報道をチェックしていなかった気がするので慌てて調べた。米環境保護局(EPA)がデュポン社について、「テフロン製造の補助剤に使われる『バーフルオロオクタン酸』(PFOA)に肝臓の障害や発達上の問題を引き起こすリスクがある事を知りながら、20年以上も報告を怠った」と発表、これに対しデュポン社側が反論している、という経緯のようである。
★ 「ナッツ好きの女性には胆石が少ない! 米国の大規模女性疫学研究から判明」(Orbium(7月15日付)より)
人名用漢字追加案で「1字種1字体」の原則が崩された事による混乱。マイナスイメージを持つ漢字の追加よりも重要な問題だと思われるのに、何故先に話題とならなかったのかが不思議。と書いている私自身も、全く気付いていなかったのだけど。
★ 「青いバラ開発、逆転を目指す−−県の『グリーンバイオセンター』/青森」(→関連:青森県農林総合研究センター グリーンバイオセンター)
パンジー由来の青い色素デルフィニジンを導入したサントリーに発表の先を越されてしまったが、チョウマメ由来のデルフィニジンを取り出す方式だというこちらは、デルフィニジンを安定させる酵素を特許申請しており、サントリーの「青い薔薇」よりももっと青い「スカイブルー」の薔薇を目指しているそうである。
その1:「寝返り打ちたくならないか? −問題発見のための寝返り理論−」(Simple−憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向な日々−(7月13日付))を読んで。方向性が定まったサイト運営を続けていると僅かな不快感が溜まって「寝返りを打ちたくなる」、という話。私の日記はカテゴリを複数設定して、日記やニュースメモや占いメモや読書・ビデオ・映画・他のWeb日記の感想等をその時々で好き勝手に書いているので、例えて言うなら「寝返りを打つ必要がないほど寝相が悪い」と言ったところか。このような更新形式は、飽きずに更新を長く続けやすい反面、個々のカテゴリに余程の魅力あるネタを置かない限り「固定客」を得にくいように思われる。長く続ける事が大事か、注目を集める事が大事か、の2択。もちろん、カテゴリ分けに興味のない人は、この2択のどちらかを選ばされる必要がない。
その2:「沈黙のオーディエンス」(Simple−憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向な日々−(7月15日付))を読んで、訪問しカウンタをまわしてはいても内容について触れてくれない「沈黙のオーディエンス」から受ける重圧、といった話。先日触れた「ブロガーに蔓延する『燃え尽き症候群』」のちょうど反対であり、多過ぎる反応も少な過ぎる反応もどちらもがサイト管理人にとってストレスになるようである。反応は、メール・掲示板やコメント欄への書き込み・自サイト上で文中リンク(+言及)、といろいろあるが、パフォーマーである事が自然体なサイト管理人の反応である「文中リンク」が、お互いのモチベーションを高めあう効果もありやがて恒常化し気軽なやり取りとなった結果、「馴れ合い」と批判されるに至るのも何となくわかる気がする。
その3:「アクセス乞食だという人」(ARTIFACT@ハテナ系(7月15日付))を読んで。アクセスの少ないサイトならともかく、アクセスの多いサイトが話題のネタを取り上げたところで増えるアクセスは「誤差の範囲内」に過ぎず、それに対して「アクセス乞食」と声を挙げる人ほどアクセス乞食なのではないか、といった話。金持ちvs貧乏人のような、或いはモテ系vs非モテ系のような、持てるものと持たざるものの意識の違いが感じ取られて面白かった。私のこの日記はさしてアクセスが多くないものの、アクセス増のメリット・デメリットを天秤にかけると今の状態が心地良良さそうかなと思うので、「アクセス乞食意識」は特に持っていないつもりでいる。しかし、「大麻クッキー」を検索しての予期せぬ訪問者100人前後にオロオロしてしまう辺り、アクセスに振り回される傾向を充分持っているようである。
※1 ちなみに小吉で、待人・訴訟・売買が駄目っぽい以外は、「今は駄目だけど慎重に振る舞って時を待てばその内良くなるよー」的な、面白味のない内容だった。