朝、バス停のところで知らないお婆さんに、「昨日はとても暑かったわねー、私は知り合いをお見舞いに出かけたら、熱射病の一歩手前になっちゃって、寝たり起きたりしていたわよ」と唐突に語りかけられたので、困惑しながら相槌を打った。そんなぐらいに暑い日々が続いている今日この頃。
全国の主要な河川・湖沼の約3割に、ブラックバスの一種オオクチバスが、また2割にブルーギルが生息しているとの記事。最初斜め読みして、「全国の主要河川・湖沼に棲息する魚の3割がオオクチバス+2割がブルーギル=5割」と理解してしまい驚愕した。
★ 「涼一番・宙を舞うイルカ、気分は海底探検」(sea of tranquility(7月8日付)より)(→関連:ドルフィンファンタジー/横浜・八景島シーパラダイスより)
アイルランド産の羊肉はBSE発生で輸入禁止対象となっているにも関わらず、係官がそれを知らずに輸入検疫証明書を発行してしまったとの事。羊肉を食べた人間はBSEに感染しないが、肉骨粉に加工された羊肉から牛に感染が広がる可能性はあるそうである。
★ 「やっと成功 黒いスイカ 亀岡の男性 食べずに飾ります」(楠木坂コーヒーハウス(7月9日付)より)
写真では真っ黒ではなく暗緑色といった感じだが、照明の具合にもよるのかもしれない。縞模様もうっすら見えているような。
★ 「京絞りのプラネタリウム」(→関連:京都絞栄会 京都絞り工芸館)
★ 「コナミ、女性向け恋愛シミュレーションPS2版『マイネリーベ』発売決定、先行体験会を実施」
GBA版を中古で手に入れようとして未だに手に入れてないので、PS2版が出るのは嬉しい知らせ……と言いつつ、最近は随分とゲームから遠ざかっているので発売されてもしばらくは手に入れないだろうなーと思った。
柴田よしきの文庫新刊。丸の内の小料理屋を営む心優しい女将が、集まる客達から持ち込まれる謎・事件・告白を解決してみせる一方で、切り捨て隠した筈が時を経て再び蠢き出す自分の「過去」と向き合っていく連作短編集。料理の吟味も客達の謎解きも、どちらも女将にとっては同一線上のサービスであるようで、彼女の人の良さがうかがえ読んでいて気持ちが温かくなる。おばんざいとご飯のみの注文で酒を口にしない、「定食屋代わりの利用」である女性客も多いという、こんな店を私も知っていたらなーと思いながら読んだ。
全7篇中から、感想を幾つか(と言いつつ1つだけ)。
「ささらさや」の著者による、こちらも連作短編集。古本屋で見つけて喜んで買った。「第3回鮎川哲也賞受賞作」だそうであるが、鮎川哲也という人をしらないので賞の重みがよくわからない。
ノスタルジックなイラストの表紙に惹かれて手にした短編(恐らく)童話「ななつのこ」に一目惚れした女子大生が、著者に直接語りかけたい衝動に駆られて生まれて初めて書いた「ファンレター」に自分の近況も盛り込んでみたところ、著者からの思いがけない返信には著者の想像による事件の「解決編」が記されていた。以後、主人公の日常にあらわれた些細な謎が「ななつのこ」1篇を絡める形で綴られ、童話作家がその真相を解き明かす、という形で1篇1篇話が進んでいく。繊細ぶったところがなく友人達からも元気いっぱいと思われがちであるらしい主人公の、意外と言っては失礼かもしれない感受性豊かさに、ファンレターを送られた童話作家同様に読み手の私の心も惹きつけられた感。
全7篇中から、感想を幾つか。