人間は「躁状態の時には買い物に歯止めが利かなくなる」と言うけれど、判断力を含む自分の全てに自信がなく優柔不断極まりない状態の時にも、「あー……これを選んで本当に良かったんだろうか……でも『やっぱり別のと交換して下さい』とか言ったら店員さんが気を悪くしそうだし……仕方ないから別のものも一緒に買ってしまおう……」(以下何度か繰り返し)という感じで、不要な買い物に走ってしまいがちである。
友人に買い物を頼まれたミスドのドーナツ(チョイスは私に任された)を、気が付いたら合計8個も買っていた。なので今日の夕食はドーナツでした。
★ 萌え猫画像 猫ひげ祭り(黒猫たち。(6月29日付))(猫ひげ 小次郎の場合(おちこじんち。(6月29日付)より)
★ 「ウララ111戦目も黒星 対戦馬選抜ファン投票も」・「金沢競馬に100連敗馬 ハルウララ超えるペース タキノスペリテー」(ミオン動物園(6月29日付)より)
ハルウララ(8歳)には、妹のミツイシフラワー(3歳)の他に、弟のオノゾミドオリ(5歳)がいる事も判明。弟の駄目っ子ぶりは定かではないものの、ショタ属性もばっちり抑えたさすがのファミリー構成である。更に連敗ライバルとしてタキノスペリテー(6歳)も出現。萌え絵師が萌え絵化するのに絶好のシチュエーションとなってきた。誰か頑張って下さい。
★ 「組み換え菜種、こぼれ生育 輸入港周辺で農水省調査」(→関連:原材料用輸入セイヨウナタネのこぼれ落ち実態調査について&原材料用輸入セイヨウナタネのこぼれ落ち実態調査についての訂正について/農林水産省HPより)
農水省は「食品や飼料としての安全性が確認されており、生態系への影響もない」等とのんきなコメントを出しているが、万が一国産の菜種と交雑してしまって、「うちの商品を無料で利用するな」とばかりに組み換え菜種取り扱い外企業から莫大な金額を請求されたらどうするつもりなんだろうか。
町おこしに活躍する主婦グループ「果りん桃クラブ」が開発した商品で、リンゴと桃の果肉を砂糖を加えて煮込みすりつぶし後に豆乳を加えてムース状にした「豆乳むーすめ」(60g入り5個セット500円)。他にも、桃をワインで煮た「丸ごとピーチ」やアップルパイ等を商品化しているらしい。公式サイトがないのが大変残念。
★ 「白いキュウリ『初めて』 町の名産、幼児収穫−−新庄町/奈良」
白キュウリは「半白」とも呼ばれ、浅漬けに適したキュウリだそうである。
★ 「四角いメロンをどうぞ、愛知の農業高生の意欲作」(楠木坂コーヒーハウス(6月29日付)より)
四角いメロンは四角いスイカと違い、通常のメロンと同程度の糖度だそうである。安定感のある形で可愛らしい。
★ ヤマモリそうめんジュレ(日々の凧あげ通信(6月29日付)より)
リンク先はプレゼントページだが、通常の商品購入ページに商品写真と紹介が載っている(→関連:そうめんジュレ新発売/ヤマモリ(株)より)。トマト味と青梅味の内、前者のほうがイチゴゼリーのような目にも鮮やかな色合いで印象が強いが、食欲をそそるかどうかは1度食べてみない事にはわからない……。
★ 「低炭水化物ダイエットに反対運動 研究者らが組織設立」(sea of tranquility(6月28日付)より)
以下抜書き。「野菜・果物・豆類・小麦の全粒粉はいずれも癌や心臓病の予防に役立つとされるが、主成分は炭水化物。これらを避けようとする食生活は不健康」「炭水化物を極端に抑えて体重を減らす方法は、腎臓や肝臓に負担がかかる」「低脂肪ダイエットとの比較調査では、最初の6ヶ月は低炭水化物ダイエットの方が急激に体重が落ちるが、1年後の効果はほぼ同じになるとの結果が報告されている」……。記事内でアトキンズダイエット本部の「プログラムでは野菜・果物を十分摂取することになっている」から「不健康ではない」との説は、豆類・小麦の栄養は無視しているのだから充分な説明にはなっていないと思われる。しかし実際のところ、現在のダイエットは「痩せる」事が目的であり、「健康的な身体になる」事は目的にしていない人も多いような気もする。健康を第一に考えた場合、私は頑張って痩せるべきなのか・多少の運動はするようにしつつも現状を維持するべきなのか、さっぱりわからなくなる。
★ 「子供の社会性、脳から解明 1万人を7年間追跡調査」(→関連:社会技術研究システムにおける新規研究「心身や言葉の健やかな発達と脳の成長」の研究開始について/科学技術振興機構より)
子供が社会性を身につける過程を、全国の0歳児と5歳児計1万人を対象に、7年がかりの追跡調査で脳研究を行い明らかにしようという研究計画。発達が遅れ気味の子供とそうでない子供少数をサンプルに磁気共鳴画像装置や近赤外線装置で脳機能を比較する他、小児科医が表情は視線から心理的な発達過程を調べたり、TVの視聴時間等の生育環境を保護者に質問する等、様々な角度からの調査が行われる様子。ついでにこの調査に要する7年の間、件の「ゲーム」脳理論は封印されてくれれば良いと思う。
★ 「バイオ企業に商業利用される『極限環境微生物』は誰のもの?」
自然界に存在する微生物の機能や酵素が商業利用される場合、利得の権利がいちばん多く認められるのはその発見・研究者か、それともその微生物のいた土地の所有者か、という問題。標本を採取される国や土地の権利者が全く利益を得ない事に対して科学者達等から懸念の声が挙がる一方で、「極限環境微生物に関しては特許を取得できないとすれば、バイオテクノロジーのこの分野における多くの可能性を現実化できなくなる恐れがある」との企業側の主張もあり、結論は出ていないようである。……難しい話だった。
「ブレイブ・ストーリー」(宮部みゆき)がアニメ映画化され世界公開される予定、との事。宮部みゆきの本は文庫化されてからしか読まないので、「ハードカバーのどの本だっけ?」と考えながら調べ、「ドリームバスター」とごっちゃになっていた事に気付いた。
天衣無縫な日々(6月29日付)より。
あなたはカラスです
ちょっぴりいたずらっ子。頭が良く、言い逃れも巧みで、誰かと一緒に悪さをしても、自分の方には火の粉が降りかからないように、巧みに立ち回ります。苦手な言葉は「連帯責任」
基本的に何でもよく食べ、生活力も旺盛です。あちこちで色々なものを拾ったり、貰ったりしては再利用したり、変わったものをコレクションすることが好きだったりもします。
どちらを選んで良いかわからなくて悩む選択肢が幾つかあったので何回かやり直した結果、この「カラス」に行き着く回数がいちばん多かった。他には「フェニックス」「九官鳥」なんてのにもなったけど、性格的に見ても「カラス」がいちばん無難かなあ。
シリーズ第2巻。読んでから感想を書くまでに時間が経ち過ぎて、気が付いたら次の巻が出てしまった……という、最近お決まりのパターン。またもや慌てて書いている。
吸血っ娘(少女吸血鬼)を倒す宿命を背負った乙女達が集う「聖白百合学園」の中でも精鋭部隊的存在の5人の少女達(の内1人を除く)が、吸血っ娘に深手を負わせられる唯一の武器に変な影響を受けて、乙女達の内の誰か1人と契ってその唯一の武器を振るえる子孫をもうけなければならない使命の主人公少年に、それぞれの個性で誘いをかけまくる。その上に、彼女達の封印目標である吸血っ娘達の一部までも、それぞれの思惑に従って主人公少年にそれぞれの個性で誘(略)。とにかく主人公少年が誘われまくる話だった。少女達と主人公の双方に特別その気がなかったり、吸血っ娘にその気があっても主人公にその気がなかったりなのに、エッチなシチュエーションに展開しかけるのは、面白いというより痛々しい。それはさておき、「聖白百合学園」少女5人組の内1人だけ、武器に触れず影響を受けず誘いをかけなかったのが、今後どう進展するのか気になった。
あとは、「聖白百合学園」に潜入する為に、裁縫もろくにした事がない吸血っ娘達が自分達の手で制服をこしらえ、見た目あからさまに歪な制服で堂々と学園に乗り込む場面が挿絵ともに可愛らしくて良かった。
シリーズ第3巻。「吸血っ娘を封印する血筋の唯一の1人である主人公との間に早いところ子供を作れ」計画が急展開したと思いきやそうでもなかったり、聖白百合学園の少女と吸血っ娘のごく一部で幼く微笑ましい友情が発生したのか崩壊したのかよくわからなかったり、吸血っ娘の中のダークホース的存在が遂に自分の正体を明かしたっぽいのに事態に何の変化も起きなかったり、等々。
表面だけ見れば、「乙女の園で男1人暮らす羽目になる少年が、その内の1人と契る事を強要される上に、敵である吸血っ娘達からも迫られてさあ大変!」という典型的スラップスティックラブコメに落ち着く筈のこの話。しかし、「乙女達は戦う為だけに学園に閉じ込められ男に免疫がなく、主人公への気持ちも現時点では本物かどうかわからないのに、誰か1人は早々に子供を作らなければならない」「吸血っ娘達は自分に真実の愛を抱き長く添い遂げてくれる伴侶を手に入れたいのに、長年叶わないままである上に聖白百合学園の少女達から敵視されている」と、救いがなく膠着状態な設定が下敷きとなっている為に、読んでいても読み終わっていても何とも言えないやるせなさが胸に残る。最近の萌えはネガティブなシチュエーションとのセット提供が原則方針なんだろうか、とふと思った。