★ 萌え猫画像 息切れ(ネコぢルシ(6月28日付))・増殖するくるみファミリー(くるみ絵日記(6月28日付))・マヌルネコの赤ちゃんたち−うごく!どうぶつ図鑑−東京ズーネットBB(楠木坂コーヒーハウス(6月28日付)より)
最後の動画は私の環境では観られなかったので、他の方達私の代わりに満喫して下さい。
★ 「働きバチの多様性、『室温調整』に一役 豪チームが発表」(sea of tranquility(6月27日付)より)
ミツバチの巣にいる働きバチの父親が複数いる事で、働きバチの中に暑がりの個体と寒がりの個体ができ、巣の温度の変化にあわせて温度調整行動を起こすタイミングにバラつきが生じる為、結果的に巣の温度がほぼ一定に保たれる、との調査結果。人間が個人毎に様々な価値観を持つのも、人間社会を一定水準に保つのに役立っているのかなあ……と、安易な発想をしてみる。
★ 「馬の連続切り裂き魔の正体は……」(海外ボツ!News(6月28日付))
2ヶ月の間、20頭もの馬の頚動脈のすぐ近くを、深さ2−3cm・長さ3−10cmに渡ってギザギザに切り裂いていた犯人の正体とは。犯人の正体と犯行動機の推測を読んで憂鬱になった。
★ 猫のおかしな行動を教えるスレ(かーずSP(6月28日付)より)
元スレは犬猫大好き板@2chだが、現在は過去ログ倉庫に格納されている(=なかなかhtml化されないので今後しばらく読めないものと思ったほうが賢明)。うちのレオンは激しく鼻息を鳴らしてやると顔に猫パンチをかましにくる。また友人の猫はくしゃみに反応して「カカカ……」と鷲巣みたいな変な声を出していた。
★ 「<ニッカ>創立70周年記念し、本社にバー開店 東京・青山」(→関連:ニッカウヰスキー創業70周年記念プログラムについて ウイスキーファンとブレンダーのコミュニケーション・バー『ブレンダーズバー』開店/アサヒビールHPより)
ニッカウヰスキー製造の全ウイスキーの他、インターネットショップ等で限定販売している希少なウイスキー・月替わりオリジナルウイスキー・ウイスキーベースのカクテル等を提供するバーのようである。ウイスキーベースのカクテルはあまり飲まないが、10年ぐらい前に1度だけ行った事のある横浜のバー(1杯数千円もする驚きの価格)が、確かチェリーブロッサムについて「うちが発祥のカクテルで、他所の店ではブランデーやチェリーブランデーで作るが、本当はウイスキーベース」とか言っていたのを思い出した。
★ 「“イカす”イベント満載・23年ぶりにつかみ取り すさみ町観光協会」(楠木坂コーヒーハウス(6月28日付)より)(→関連:全日本イカす食品コンテスト&第5回 イカ墨で描く水墨画コンクール&イカと魚のつかみ取り&夏の味覚祭り&世界初!するめーる発売中/和歌山県・すさみ町商工会公式サイトより)
★ 「甘利山のツツジ駆除へ人海戦術 保護グループが観光客に”助っ人”要請」
記事タイトルを見て「ツツジを駆除するって事は、外来品種なんだろうか?」と思ったが、中身を良く見たら「ツツジにつくシャクトリムシの駆除」だった。観光客に、ビニール袋を片手にハイキングついでにシャクトリムシを捕まえてもらおうという「人海戦術」だそうである。花を見にきたつもりが虫ばかり見る事になりそうだけど、花を末永く楽しみたいという気持ちの観光客なら協力するにやぶさかではないだろう。
★ アークザラッドジェネレーション(つかれた(6月28日付)より)
アークザラッドシリーズは、超長ったるい「II」の途中で止まっている。「III」も持っているし、その先もプレイしたい気持ちではいるのだけど、とにかく「II」は長過ぎる。でもギルド仕事はできるだけこなしたいし……。
カットキャットの散歩道(6月28日付)より。
あなたは『気まぐれ型』です
あなたの行動からあなたがどんな人かを判定しました。
世の中を渡っていくにはちょっと情緒不安定なところがあります。ただその分感受性が豊かなので、人の気持ちに敏感でやさしいところがあります。
不正を嫌い、誠心誠意で回りと接するのがうまいあなた。みかけは気まぐれに思われていても恋をすると一途な思いを持つ人です。
情緒不安定で無駄に感受性豊かで気まぐれに思われているのはあってるけど、「恋をすると一途な思いを持つ」ってのは違うなあ。余程の事がない限りは別れようとしないけど、それは相手と離れたくないからと言うよりは環境の変化が耐え難いだけだし、人の気持ちはあてにならないし裏切られるのが何より嫌だから、相手の想いなんて本気にしないように心がけているし。
全社営業決戦期の最終締切日に滑り込みセーフの契約を何とか提出しよう頑張る保険会社員達、思いがけない電車事故で足止めを食らった上司の回収を依頼されるピザ配達員、おやつの買出しを依頼されて張り切る女性社員、句会のオフ会の為に上京した穏やかな老紳士、待ち合わせ場所になかなか現れない彼の到着を待つ強面の老人面々、ある計画を胸に秘め変装を施した謎の女性、ミュージカル脇役の座を射止める為にオーディションに臨む少女達とその母親達、次期会長の座をかけてミステリ映画の謎解きに挑む大学生男女、映画のプロモーションの為に来日している映画監督&こっそり連れてこられたペット&監督の付き人、美男子の実業家&彼のだらしない恋愛の後始末に協力する為カップルを装う美人の従姉妹、テロ計画を企てるテロリスト一味……。こういった面々が、思わぬ運命の意図で「東京駅」に収束し、「荷物のすり替わり」を発端した事態は混乱の度合いを極めつつ、結末に向けて猛スピードで突き進んでいく。
「閉塞された土地の持つ不思議な力」「思春期の少年少女達の伸びやか又は鬱屈した胸の内」といった恩田陸テイストは影も形もなく、まるで芝居か映画を観るようなジェットコースターストーリー的喜劇風パニック小説。恩田陸らしからぬ作品だが、これはこれで非常に面白い。何より、長編作品ではやや詰めの甘さが感じられる事が多い恩田陸が、これだけの多人数(27人+1匹)を揃えてのしかも連載小説で、各登場人物を書き分けつつ伏線も消化しまくって話をきっちりまとめ上げられている事に感心した。その分登場人物達は漫画的な性格付けで、確信犯(誤用ではない)のテロリスト達はまだしも、オーディションに挑戦する少女の内1人の母親の「嫌な奴」役の背負わされぶりといったら哀れなほどなのだけど、この作品にはしっくりあてはまっている。
掘割が縦横に張り巡らされた九州の水郷都市「箭内倉」で、老女が謎の失踪を遂げた後にひょっこり戻ってくる、という不思議な事件が立て続けに3件発生する。箭内倉に住む元大学教授の元に集まった、元教え子の音楽プロデューサー・娘の旅館の若女将・新聞記者らは、やがてこの事件の真相に気付き対応を迫られる。
こちらは如何にも恩田陸な、「地方都市に潜む超自然的な意志めいたもの」を扱った作品。自分達の周囲に存在するありふれた事物や人々が、実は自分達の知るそれではなく何か大掛かりな意志の元に動いていて、その影響が及ばず取り残されている人間が実は残り僅かだが、近い内にも自分達に「侵略」の手を伸ばす事が予想される恐怖。しかしそれ以上に、期せずして「侵略」から取り残され抵抗者となった彼等の「決断」が、読み手の私にはっきりと理解できなかったのが私には恐ろしかった。真相に気付くまでの、直感的な発見を理路整然と整理して理解に繋げるまでの様が、まるで無に帰したような印象。この曖昧な結末もまた、恩田陸作品の多くに見られる特徴のようなのだけど。
そう言えば作品の解説辺りで、「モチーフになる有名SF(ホラー)が存在し」みたいな事が書いてあったのだけど、一体誰の何という作品なのか気になる。感想サイトを幾つかあたってみた限りでは確認できなかったので。