2004-06-26 ニュースいろいろ/悪女占い/夜の猫達 [長年日記]

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/トキ自然繁殖に成功/カワウ、広域的な繁殖抑制対策/猿回し「塾」開講

萌え猫画像 タンスにちーさん。(猫って・・・(6月26日付))

萌えアニマル画像 「ミミキジに待望のひな いしかわ動物園」ミオン動物園(6月26日付)より)

「<カワウ対策>環境省 広域的な繁殖抑制へ初の全国調査」

1日に約500gの淡水魚を食べるという成鳥が数十〜数百羽で群れになり魚を食い荒らす他、群れが出す大量の糞が樹木を枯らす等の被害が全国的に生じている、との記事。カラス同様に害鳥認定されてしまっているようであるが、生態系のバランスが崩れた背後に人間の影響はないのだろうか気になる。影響があるのなら諦めてカワウを野放しにしろ、というものでもないけど。

「猿回しの後継者育成で『塾』開講、修了後には相棒 茨城」ミオン動物園(6月26日付)より)(→関連:日本猿猿芸塾開講!無料体験入学開催東筑波ユートピアHPより)

入学金30万円・月謝15万円。受講生は住み込みでニホンザルとペアで訓練を受け、終了後には「相棒」をもらえる仕組みだそうである。月謝15万円の高さと、「塾」通いにどれだけの期間が必要なのかわからないのが不安。

[食べ物]BSE関連/カフェインのないコーヒーの木を発見

「品質は通常のコーヒーと同じ!――カフェインのないコーヒーの木を発見」sea of tranquility(6月25日付)より)

前に似たような記事を見た覚えがあったと思い過去ログ検索をしてみたら、2003年6月19日付でリンクした「カフェイン70%減のコーヒーの木、県立大の助手ら遺伝子組み換えで成功」という記事だった。カフェイン70%減のコーヒーの木が遺伝子組み換えで作られたものに対して、今回の記事のカフェインなしのコーヒーの木は天然モノ。どちらも、流通に乗るには早くとも5年後のようだが、今回の発見でせっかく開発された70%減のコーヒーの木が無価値になってしまわなければ良いなあ、と思った。

[医療・健康]SARS関連/満腹時の献血は副作用リスク7倍/睡眠障害が脳卒中発症の引き金に/着床前診断・出生前診断関連

「満腹時の献血、リスク7倍――めまい・意識喪失の副作用」Orbium(6月26日付)より)

満腹時の献血は食後5―6時間の献血と比べ、めまいや意識消失などの副作用「血管迷走神経反射(VVR)」を起こすリスクが約7倍も高いとの調査結果。空腹時よりも満腹時のほうが貧血等の支障を起こさなそうに思えるのは、素人の浅知恵というやつだったらしい。

[命は選べるか 出生前診断]「(1)見えてしまう『不安』」「(2)『産めない』水面下の選択」「(3)医師の一言 絶望と救い」「(4)『不幸な子とは…』重い問い」「(5)2人目妊娠 迷い消えた」・出生前診断、着床前診断はヒトの選別か「クール宅配便で空輸される子どもの将来」「『陽性』なら中絶なのか」「抗議をするのは障害者の正当な権利」「医師の説明責任はどこまで及ぶのか」(以上、羊堂本舗(6月26日付)より)

着床前診断・出生前診断による「障害の有無を誕生以前に判断して、両親の都合によっては中絶を行う」事の何が悪なのか未だにさっぱり理解できていないので、理解の手助けになるかと思い上記記事を読んでみたけれども、やっぱりよくわからなかった。もちろん、「せっかく授かった子供なのだから、障害の有無に関わらず産んで育てたい」夫婦がいても良いと思うし、彼等の自由は尊重されるべきである。しかし、ただでさえ出生率低下が社会問題となっているこのご時世、「出産・育児が通常の予想を上回るリスクを抱えかねないものである可能性も当然のものとして受け入れるべきである」なんて綺麗事が実際に通用するとは思えない。本当に命の選別が悪であるのなら、「経済的理由」という大雑把で曖昧な理由による中絶なんかは絶対に認めてはいけないのだと思う。

[その他]夕張市「爆破特区」構想/指紋認識のハイテクハンドバッグ

「『爆破特区』で映画ロケを 北海道夕張市が構想」

人工減に悩み無人アパートを解体する金もないという夕張市の、「映画のロケで無人アパートを爆破してもらおう」という突飛な発想。「ゆうばり国際映画祭」が毎年開催されている等の縁が頼りの様子である。

「スリ防止に最適! 持ち主の指紋が認識された時のみ開く、ハイテク・ハンドバッグが登場!」sea of tranquility(6月25日付)より)

バッグの口金を開ける際に指紋読み取りのスキャナに指をあてる仕組みとの事。内部に取り付けられているというスキャナの小型電池が切れた時はどうするのか?という疑問が湧く他、スリ防止には最適でも強盗防止には向かなそう、という感想。

[占い・診断]悪女占い

「悪女占い」とは、歴史に名を残した“世界の悪女”と言われる女性たちの性格を分析して、「カバラの数秘術」を応用してつくった占いゲームよ。カバラの誕生数とは、あなたが神から与えられた使命、及び性格を生年月日を用いるのだけど、独特の方法を使って生年月日を足していき、ある誕生数を求めていくの。 占いの監修にあたっては、有名な「のぐちこうしん」先生にアドバイスを頂いたわ。当たっていると思う人もいれば、こんなの当たってないと言う人まで様々だと思いけど、気軽に楽しんでみて。友達と比べてみると面白いわよ。
さぁ、あなたはどのタイプの悪女かしら・・

ポトチャリポラパ(6月25日付)より。

誕生数:1 「エリザベス女王タイプ」悪女

性格:異常な潔癖性女
長所:情熱的で正義感が強い。頭の回転が速く、賢い。人の心をつかみ、政治経済に実力を発揮できる。
短所:高慢で誇大妄想的、派手好み。権力のためなら愛も捨てることができる。同性に異常な敵対心を燃やし、独占欲が強い。

診断結果
とにかく自分を良く見せたい!という並み外れた虚栄心と、すべてがいつも自分を中心に動いていないと気がすまない、究極のナルシスト型。かなりの自信家で自己に対して絶大なる信頼と誇りを持っている。そんなあなたは、まさに「“エリザベス”タイプ」の悪女よね。

はっきりとした性格だから敵をつくることも多いけれど、いつも強気で自分の掲げた目標を達成させようとする。変に賢いから、男を言いくるめるのは天下一品。どうやったら自分の気に入ったオトコが自分になびくかを熟知している嫌なタイプかも。「私は結婚はしないで、仕事に生きるの」とか言っといて、しっかりオトコは何人かキープしているタイプ。学校でも職場でも日常生活の中では、今では死語となってるアッシー君、メッシー君、ネッシー君(寝るだけの男)を常時抱えて、TPOに応じて縦横無尽に使い分けるその神経の図太さと、時代錯誤的なその感覚。もう、みんなアキれかえってるわよ。というカンジだけど、たぶんあなたには親友なんか一生できないホント悲しい女なのよね。ここまできたら、悪女としての人生を最後までまっとうしてほしいものだわ。

人物史
“ヴァージンクイーン”と呼ばれ一生結婚せず、24年間にわたって列強の君主たちの求婚を逆手にとって翻弄し続けた才女。恋におぼれることなく政治を行い、大衆の心をとらえる非凡な才能をいかんなく発揮し、英国をヨーロッパでNo1の国にのしあがらせた凄腕の女王だった。

上の結果を全てにおいてネガティブ変換(例:×人の心をつかむ→○人の気持ちを逆撫でする ×同性に異常な敵対心を燃やす→○同性から疎外されている感じがする)すると、割と近い感じだとは思う。

[レオン]番外編〜夜の猫達

夜の散歩。いつも猫が何匹か溜まっている道を選んで歩いた。道の端に固まる闇の中にうずくまった数匹の猫が、目を緑色にキラキラ輝かせていた。近い場所から甲高い仔猫の鳴き声が聞こえた、と思ったら、口に1匹のネズミをぶら下げた猫が走り出してきた。ネズミを口にくわえたまま鳴き声は出せないから、これからさんざん弄ばれた後に食べられる運命のネズミが発した悲鳴だったのだろう。猫は悠然と道を横切り、近くのアパートの奥の暗がりへと姿を消した。

先日まで一緒に暮らしていたレオンは完全室内飼いだったし、住んでいた場所もさほど古い建物ではなかったので、レオンが飼い主の私にネズミを捕獲して見せてくれる事はなかった。ゴキブリとは遭遇する機会がない訳でもなかったが、見つけて興奮する癖に近寄る事ができない弱虫猫だった。よその猫に興奮して唸ったり、興奮がさめないまま人間に襲い掛かったりはあったけれど、それは対猫関係・対人関係の不具合であって野性ではない。猫を外飼いしたがる人達の気持ちが、ちょっとだけわかったような気になった夜だった。それでも賛同はしないけれど。

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