2004-06-05 腹痛/ニュースいろいろ/私の前世は?(花の大江戸編)/「8人の女たち」 [長年日記]

[雑記]腹痛

おなかが痛いのでいろんなものを休む。今週末はダメ料理すら作れない予感。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/盗難鷹のタレント経歴に偽りあり/台風から生還した馬が競馬デビュー/ペット系ブログ一覧

萌え猫画像 ぴったり寄り添うやんちゃはちわれ手乗り仔猫(以上3点、かーずSP(6月5日付)より)

「“鳥違い”知りつつ訂正せず−−牛久の『タレントタカ』盗難被害の店/茨城」(→関連:猛禽屋

映画「RED SHADOW 赤影」やTV番組「水戸黄門」に出演したことがある鷹は、盗まれた赤富士とは別の鷹だったそうである。経営者出張中にアルバイト店員が間違って行った説明を、後に気付いても「赤富士を取り戻すためには訂正しない方がいいと判断して」訂正しなかったが為に、先日愛知県豊田市で保護されたハリスホークこそが赤富士であるとの店側の主張に対して、警察は「信頼性に欠ける」と現状では返還に応じていないとの事。店は自業自得だが、宙ぶらりんになる鷹は可哀想。

「台風から生還、夏に出走へ 名前はキセキノサイクロン」

昨年8月の台風10号で洪水に流されたが、奇跡的に大きな怪我もなしに4km離れた牧場で発見されたというサラブレッドが、道営ホッカイドウ競馬でデビューするとの事。それこそハルウララではないが、勝たなかったとしても復活や奇跡等の象徴として、末永く大事にしてあげてほしいと思った。

ペット系ブログ一覧かーずSP(6月5日付)より)

Web日記とブログには若干の差異がありそうだが、ペット日記とペットブログはあまり変わらない気がした。

[食べ物]欧米で音楽付ビッグマックセット

「音楽付きビッグマック開始 ソニーとマック、欧米で」

ビッグマックセットのセットメニューを買うと、包み箱に印刷されたアクセスコードを使って、ソニーのインターネット音楽販売サービス「コネクト」から好きな曲を1曲無料ダウンロードできるというキャンペーン。私のイメージ的には、商品もサービスもどちらもチープに感じてしまう。

[医療・健康]クラゲ毒よけローションは有効/寄生虫で腸の病気を改善?

「クラゲ毒よけローションは有効…米大学が実験」Orbium(6月5日付)より)

ローションを塗った腕にクラゲの触手を乗せても腫れないというのだから、クラゲを近寄せなくする「クラゲよけローション」ではなく、クラゲが触手を刺し込んでこなくなる「クラゲ刺されよけローション」又はクラゲの毒が無効化される「クラゲ毒よけローション」なのだろう。

「寄生虫で腸の病気を治す」Orbium(6月5日付)より)

「先進工業国で増えている原因不明の腸の難病(クローン病・潰瘍性大腸炎)は、腸内から寄生虫を駆除した為に起きる病気ではないか」という推測に基づいて、豚に規制する鞭虫の卵を患者に飲ませる実験を行ったところ、潰瘍性大腸炎患者で30人中43%・クローン病患者で29人中82−91%に、症状改善が見られたという記事。

[占い・診断]私の前世は?(花の大江戸編)

天下泰平の世に、百花繚乱に咲き誇った粋な江戸の女たち。あなたの前世は、チャキチャキの町娘?はたまた男を狂わせる美しい花魁? 自分がどんな人生を送ってどんな幸せを手にしたのか、もしかしたら、今後の参考になるかも!?

sea of tranquility(6月3日付)より。

世間知らずでいちずな大名のお姫様タイプ

どことなく品のあるあなたの前世はなんと、姫君様。無菌室状態で育ったため、世間知らずで人を疑うことを知らないイノセンスな性格に。名家へのお輿入れが決まった直後、お屋敷に入った盗賊と運命のひとめボレ。そのまま駆け落ちして下町の長屋住まいとなりました。落差のある生活もおっとりした性格ゆえそれなりに楽しく、近所の子供たちに和歌や手習いを教えながら穏やかに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。

モノを知らない選択肢を続け様に選択せざるを得なかったら、こんな結果になってしまった。モノを知らないのとお嬢様育ちなのは、全然違うと思うんだけどどうだろう。

[VIDEO・DVD]8人の女たち(主演:カトリーヌ・ドヌーヴ/監督:フランソワ・オゾン)

TSUTAYA online 作品紹介

クリスマスを祝う為に家族が集まった家で、一家の主人が刺殺される。電話線は切られ家は雪に閉ざされた状況で、容疑者は自分達の中にいるとの疑念に駆られる8人の女達が、自分に疑いがかからないように告白をしたり他人の秘密を暴露したりしあう内に、彼女達の実体が明らかになっていく反面、事件の真相はなかなか明らかにならない……。

8人の個性的な女優達が、それぞれ色鮮やかな衣装に身を包み、フランス語でひっきりなしに喋ったり突然歌い出したり踊り出したりする様を楽しむ映画。映画というよりは舞台(ミュージカル?)を観ているようであるが、中には歌や踊りが上手くない人もいるのはご愛嬌。最初は邸宅の住人にふさわしく?比較的上品に振舞っている彼女達が、話が進むにつれて隠していた本性?を現していく様が大変恐ろしく大変ウンザリさせられて良かった。女の汚さ・それを包み隠そうとする努力・全てを曝け出した女のしたたかさ可憐さ、これらの毒気にあてられないで済む人であれば、興味深く話を追えるかもしれない(私には少々辛かったが)。謎解きは悪くないが斬新さはなく、また一部(黒人メイド&長女の設定)詰めが甘くて脳内追加設定で補わないと納得できない部分があるのがやや残念だった。

「1人の人物に縁のある人間達が閉鎖空間に集って事件の真相に迫る」という形式は、「木曜組曲」(私は原作の小説しか読んでいないが)に似ている。「木曜組曲」は、その中心となる人物に女性を据え、その中心となる女性と縁のある女性達の絆の深さを説明し、中心となる女性が死してなお彼女達の中心にいる事を表している。一方こちらの「8人の女たち」は、中心となる人物が男性であり、縁のある人間達と彼の絆は女性達の側が主導権を握っているイメージで、つまり中心は個々の女性達である。なので形式的には似ていても、この2つの作品から受ける雰囲気は全くの別物と感じた。

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