2004-05-31 ピンチ/ニュースいろいろ/はてなダイアリー占い/「異人たちとの夏」 [長年日記]

[雑記]ピンチ

GWの影響で今月の給料がガクンと少なくなる事に気付いた末日。気付くのが遅すぎて、残業代で焼け石に水をかける事すらできない。次の給料日、正確には次の給料日後の1ヶ月が今から恐ろしい。首吊って死のうか。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/フェニックス動物園でゾウの愛称募集/飛び立てない白鳥に住民票発行

萌え猫画像 ぼくはエビ入り(Kyokoseb(5月30日付))・ぺろぺろ仰向け全開(以上2点、かーずSP(5月31日付)より)

萌えアニマル画像 「白蛇? 福良漁協に真っ白のハモ2匹」(※爬虫類系苦手な人は注意※)・「モリアオガエルが産卵/象潟、例年より2週間早く」(※両生類苦手な人は注意※)

「ハクチョウに住民票発行/天間林」

天間林村の坪川に2002年冬に飛来したが、翼を怪我しているらしく飛び立てずにいる白鳥に、「飛び立つまで温かく見守ろう」という意向で住民票が発行された、との記事。白鳥の名前は「つぼかわ ゆめ」(愛称「ゆめちゃん」)だそうである。

[食べ物]外食チェーン「ソーホーズ」倒産

「<外食チェーン>『ソーホーズ』倒産 負債75億円」(→関連:Soho’s

私の知っている範囲では、店の入り口やトイレ内のへんてこりんなギミックで有名?な青龍門の会社、私の知らない範囲では六本木ヒルズにも6店舗を出店している会社。「大半の店舗の営業は継続する」との事だが、どの店舗が閉店させられるのやら。

[医療・健康]医薬品生産用に「BSEに感染しない牛」開発/禁煙週間/肥満の重大さ認識しつつダイエットしない米国人

「<キリンビール>BSEに感染しない牛 医薬品生産用に開発」

プリオンを作る遺伝子が働かないように操作されている為生まれつきプリオンを持たず、BSEに感染しない牛。安全な医薬品を作る為に開発されたそうであり、食肉用に生産される予定はないとの事。食肉用に提供するとなると恐らく途方もなく高い価格になり、結局は安定した販売経路が確保できずメリットがないのだろう、と推測してみる。

「減量したいが努力せず 喫煙より重大と米調査」

「米国にとって重大な健康上の問題」だと挙げる人が喫煙より多く、減量したいと思う人も多いが、ダイエットを始める人は少ないという調査結果。耳が痛い。

[その他]「パッション」に影響を与えた修道女&「デイ・アフター・トゥモロー」レビュー

映画関連 「映画『パッション』に影響を与えた修道女、聖人の直前段階に」「地球温暖化による大災害を描く映画『デイ・アフター・トゥモロー』レビュー」(※ネタバレ注意※)

1件目、聖人の直前段階に列聖されるのは、ドイツ人修道女アンネ・カテリーネ・エメリッヒで、彼女の著者にあり聖書にはない描写が映画「パッション」の中で見られるそうである。

[占い・診断]はてなダイアリー占い

OWL.Diary TestType(5月29日付)より。

素光さんは ゲーム に向いています。

あなたは、サービス精神が旺盛。人当たりが良く、話題と笑顔が絶えないので、あなたの周囲にはいつも人が集まっていることでしょう。しかし実際は人見知りをする性格で、初めて行く場所や初めて接する人の前では、かなりドキドキしているようです。それをカバーするために、トークの才能が花開いたのかもしれません。とは言え、人見知りは場数を踏むことによって、少しずつ解消されていきますからご心配なく。多くの人と接するうちに、あなた独特の話術やセンスにさらなる磨きがかかり、やがて仕事面でそれが生かされることになりそうです。恋愛面でもサービス精神を発揮。相手はあなたの魅力にメロメロになって、どんな恋でも急速に進展しそうです。

というわけで、ゲームについて書いてみましょう。

以前ライコスダイアリーのほうで書いていたゲーム日記だが、書きかけのゲームプレイメモデータが消滅してしまったり、使い慣れていたライコスダイアリーが楽天広場に移転してしまったり、その内ゲームもろくにプレイしなくなったりで、ここ最近ずっと更新していない。新しいレンタル日記を借りてログを全部移して心機一転再開しようとは思っているのだけど……。なお、はてなダイアリは携帯電話のデジカメでちまちま撮った写真をアップする場所にしておきたいので、これをゲーム日記へ移行させる予定はない。あと性格診断部分はは「人見知り」しか当たっていない気がする。

[読書]異人たちとの夏(山田太一/新潮文庫)

出版社作品概要

山田太一は「ふぞろいの林檎たち」の脚本家で有名だが、私はそちらをちゃんと見た覚えがなく、「飛ぶ夢をしばらく見ない」の作家という認識をしている。「飛ぶ夢を〜」は、不思議なストーリーと中盤を通り越した年代の登場人物達にしか醸し出せない切なさが大変良かった本なので、他の本も読んでみようと思っていた次第。また、こちらの本の題名は山田太一と関連なく知っていて、それは恐らく映画公開時のTVCMを観ていたからに違いない。確か片岡鶴太郎が出演していた気がする。

妻子と別れ、仕事場に借りていたマンションで孤独な生活を送る中年のシナリオライターが、「自分が子供の頃の両親」と不思議な再会をし彼等との交流に心癒されるが、しかし時を同じくして体に謎の不調が生じた為に、新しい恋人から「彼等と逢わないよう」嘆願される……という話。神経質な気質の主人公男性が家庭と仕事両面でのWパンチで孤独に陥り心荒ませる様に、主人公と職種も年齢も性別も違うのに妙な共感を覚え、また主人公が「子供時分の両親」と睦まじく会話する場面では、世代も地域も違うのに同じく妙な郷愁をかきたてられた。「過去」との出会いと別れの物語に留まらず、もう1−2本の糸が絡んだ構成も話に深みを与えている。淡々としているのに深い、不思議な作品だった。映画のほうも評判が良いようなので、忘れない内にビデオを借りようと思う。

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