母方の実家で暮らしている両親から、私が中学生の時から飼っていた犬がとうとう死んでしまった、との電話があった。両親がまだ横浜の実家に住んでいた頃に癌にかかっている事がわかり、一度は手術をして患部を綺麗に切除してもらったものの、時遅く転移していたのだろうか再発してしまい、先々月末の時点で既に「余命1ヶ月」と宣告されていた。本当は私が秋にまた母方の実家へ行くまで持ちこたえて欲しかったが、医者の予想より1ヶ月以上も頑張ったのだから、これ以上ワガママを言ってはいけないだろう。
出来の悪い娘の代わりに両親から溺愛されて育てられたせいか、気位が高く家でも外でも女王様のような振舞いをする犬だった。食べ物の好き嫌いも激しくて体格は小柄で痩身、老齢になるまで初めて会う人には仔犬と間違われていた。馬車道十番館のびすかうとと華正楼の月餅が好物で、余命宣告を受けた際に「これからは何でも好きなものを食べさせてあげて下さい」と医者からも言われ、私がこちらから送った大量のそれらを喜んで食べたそうである。
写真は、今年のGWに私が母方の実家に行った際に撮影したもの。「最後の1枚」になってしまうのが怖くて、今までアップできずにいた。
★ 萌え猫画像 ご機嫌ボクタン。→ボクタンが転んだ。(猫とプラプラ生活(5月29日付))・胸に顔をうずめる・タイルで涼む2匹・薄茶っぽい&黒っぽい・うつぶせ&あおむけ(以上4点、かーずSP(5月29日付)より)
★ 萌えアニマル画像 「ムツゴロウ 繁殖の季節迎え求愛ジャンプ 緑川河口一帯」
川の草むら(高い岸壁に囲まれた川岸?)に落下した犬が、発見した人が餌を与え続け新聞社に相談をし、新聞社が市の環境保全課へ連絡した為に無事救助へと繋がったが、首輪をしているにもかかわらず飼い主が現れないそうである。現在県の動物愛護センターに保護されているこの犬は、このまま飼い主が引取りにこない場合安楽死の道を辿る羽目になるとの事。
★ 「ヤンバルクイナ『非常事態宣言』 マングース北上止めろ 沖縄本島 増殖に捕獲追い付かず」
ヤンバルクイナが立て続けに交通事故に遭っているという記事は知っていたが、それだけでなく天敵のマングースが爆発的に増加している為に、このままではあと5―6年で絶滅する恐れがあるとの事。マングースは、1910年にたった17匹が放獣されたものが、現在5万匹にまで増え年間3割の増殖ペースだそうである。
★ 「プールで『ヤゴ救出作戦』 身近な水辺で自然学ぼう」(→関連:ヤゴ救出ネット)
プール開きの前の水抜きの時に排水溝へ流されてしまう運命の水生生物を採取し観察、終わった後は生態系を乱さないよう生徒個人の家か学校の池へ放そうというもの。
★ 「<BSE>感染危険国からの牛小腸の輸出入を原則禁止に」
品不足による、もつ料理やホルモン焼きの値上がりや業界への打撃が懸念されているようである。実際、もつやホルモンをわざわざ高いお金を出して食べる人は少ないだろう。
ガンマ・アミノ酪酸(ギャバ)を特別な技術で増量させたみかんペーストを生地に混ぜ込んで焼いたというみかん食パン。ギャバには血圧抑制効果があるそうである。
深層水仕込みのおからパンは、精白パンと比較してカロリーやナトリウムが少なく、アミノ酸・食物繊維・マグネシウムが豊富で、精白パンにはないイソフラボン類も含んでいるとの事。
「太りすぎの人の多くは自分の体重が正常だと思っている」のは、「別にそれが理由で病気になったりしていない」「身軽に動けている自信がある」からなんだろうと思った。
煙草が脳の働きを鈍くするというよりは、最初から煙草に手を出さなかったり、煙草をやめられるぐらい強い意志を持った浪人生は受験にも成功しやすいという結果ではないかと思った。
猫が来た(リリ&ルル日記)、「えっ、関東ではそうなん?」(5月24日付)・「関西でも関東でもスコップは同じ」(5月25日付)・「再びシャベル・スコップ論争」(5月29日付)を読んで。
Mikeaさんがお読みになった「関西弁講義」(山下好孝著/講談社選書メチエ)には、<関西ではシャベルのほうがスコップより大きい><東京ではスコップのほうがシャベルより大きい>という記述があったそうである。これを読んだ時に私は、「へー、関西ではシャベルのほうがスコップより大きいんだ、面白いなあ」と思ったのだが、Mikeaさんのサイト読者さん達はこぞって「関東でもシャベルのほうがスコップより大きい」と主張されている様子なので、「スコップのほうがシャベルより大きい」と思って育ってきたハマっ子としては「違う意見のハマっ子もいますよ」という意味でメールをお出ししてみた。私としては別意見を提示したに過ぎず、私の常識が日本の常識だとも思っていなければ、私の意見が横浜代表だとも思っていない事を前置きしておく。
まずは、辞書におけるこの2つの言葉の違いを調べる為、goo辞書(大辞林第2版)の検索結果を引用。「困った時の辞書頼み」である、が……。
シャベル
土砂をすくったりまぜたり、また、穴を掘ったりするために使う、長い柄が付いて先端がさじ形の道具。ショベル。〔関西では移植ごてなど小形のものをいう〕→スコップ
スコップ
主に土砂をすくうために使う道具。ふつうシャベルよりも小型のものをいう。〔関西ではふつう大型のもの(シャベル)を指す〕
驚くべき事に、こちらの説明では、「シャベルのほうがスコップより大きいが、関西ではスコップのほうがシャベルより大きい」という、前述の本の記述ともMikeaさんやサイト読者さんの意見とも異なる内容となっているのである。これではかえって謎が深まるばかりなので、これについては調べた手間も空しく保留としておかざるを得ない。
シャベルもスコップも、どちらも「土砂をすくったり穴を掘る為に用いる道具」という点では共通のようで、両者の大小の定義はMikeaさんも仰っている通り恐らく地域・年代によって異なるのだと思う。なのでお次は、私が「スコップがシャベルより大きいと思う」に至った経緯や私の状況を、少し詳しく書いておく事にする。
最後に、Mikeaさんに倣って私も、こちらのサイトを見に来て下さっている方々に質問。「あなたにとって、シャベルとスコップはどちらが大きいですか?」 気の向かれた方は、こちらのツッコミ欄なり又はご自分のサイトにて、この質問に答えてみて頂ければ幸いです。また、どういった理由で定義の逆転が起こっているのかをご存知の方は、教えて下さると大変ありがたいです。
手を上にかざして動かす事で直接触れる事なしに演奏する幻想的な電子楽器「テルミン」の歴史と、それを発明したロシア人の科学者レオン・テルミン博士の半生を、関係者達の取材VTRや当時の資料を元に紹介したドキュメンタリー映画。中でもテルミン博士と、秀でた演奏技術と美貌とで博士の愛情を得たテルミン演奏者クララの2人を中心に据えている。テルミンはただ不思議な楽器であるだけでなく、シンセサイザーの基となる等その後の電子楽器に影響を与えている事、またテルミン博士が活躍した当時はアメリカと旧ソ連の関係が緊迫しており、有能な科学者が国に自由を奪われ搾取されるといった出来事も起き得た事、等が興味深かった。また、突然の別離を迎えた後は奇跡的に一度だけ再会できたきりだったテルミン博士とクララが、この映画での取材を通じて再び出会えたのは素敵な副産物だと思った。
関西人ですが、「シャベル>スコップ」です。イメージとしては「片手で取り扱えるもの=スコップ」、「両手で取り扱うもの=シャベル」という感じでしょうか。あと「ショベルカー(=大きなイメージ)」とは言いますが「スコップカー」とは言わない、とか。(笑)
茨城県北部出身ですが、シャベルは片手サイズの小さな物、スコップは両手持ちの大きな物、が基本でした。が、ここでひとつ思い出した事があります。
畑で使う農具で、金属のすくいの先端が尖っている――つまり匙型の物と、横一直線に平たい――つまり櫛型の物があったのですが、どちらも両手持ちの大きい道具であるにも拘わらず、前者をショベル(シャベルとも言ったかは失念)、後者をスコップと呼び分けていました。
混乱を大きくするだけの情報でしたらすみません。
東京出身ですがシャベル=小、スコップ=大ですかね。シャベルは幼稚園児が砂場で使うイメージ、スコップは肉体労働者が現場で使うイメージです。ググルでイメージ検索してみると面白いですよ。
ニセモク様同様、東京出身です。当時まだ畑の多かった、世田谷出身です。1948生まれ。結婚するまで外へ出たことはありません。私はシャベル>スコップとして育ったような気がしますが、現在では入り混じっています。
個人的には、どちらでもいいのではないですか?元はといえば、外来語なのですから、大きなほうを持ってきた英語圏の人から、その名前をシャベルと説明を受けたら、それがシャベルだし、オランダ人からスコップと説明を受けたら、それはスコップになるし・・。(ということは、長崎に近い人にとってはスコップになる?)その上、昔と違って、地域間の移動が頻繁で、移動後はそこに住み着いたりもします。関西では、関東ではなどとあまりこだわる必要はないのではと思いますが。読み直しましたが、誤字や変な表現等がありましたら、ごめんなさい。
「大辞林第2版」からの引用を拝見して、ますます混乱してきました??? 〔 〕内の補足説明を削除するか、「関西」を「関東」に言い換えると、私の場合はすっきりするのですが……。
>ALL
皆さん、ご協力ありがとうございました。どうやら関西では「シャベル>スコップ」がほぼ共通認識、関東では「シャベル>スコップ」と「スコップ>シャベル」がごっちゃになっているというところでしょうか。
令夫人さんの仰る通り、根本的には「どちらでもいい」事ですし、関西ではこれが当然・関東ではこれが常識、といった決めつけをする気もなく、「どういった経緯で混在しているのかがわかれば面白そう」と思ってご意見を募ってみた次第です。
もしかしたら、大きな百貨店やホームセンターが商品にどちらの呼称を与えているかがその周辺の地域に影響を与えているのではないか、例えば関西系の百貨店・ホームセンターがある地域なら関東であっても関西と同じ呼び方となるのではないか…等と考えてみたりもしたのですが、調べる時間も取れなそうなので考えただけで終わりにしておきます。