2004-05-20 豚肉ソテー林檎ソースがけ、但し……/ニュースいろいろ/「スクラップド・プリンセス サプリメント2」 [長年日記]

[ダメ料理]豚肉ソテー林檎ソースがけ、但し……

林檎ソースの作り方は、本当は生の林檎と白ワインとレモン汁、それにレシピによっては砂糖少々やバター適量やお好みの香辛料を加えるのが正しいようなのだけど、今回は先日作った林檎ジャムを消費するのがメインの目的なので、林檎ジャムを白ワインでのばして作る事にした。手間も省けるしちょうど良いや。

フライパンに林檎ジャムを適当な量入れて、そこに白ワインを適当な量注いで、ジャムをいったんほぐしてから火を点ける。林檎ジャムが焦げ付いたり白ワインに火がついたりしたら怖いので、熱したフライパンにジャムやワインを入れる事ができなかっただけの順番である。熱せられてアルコールが飛んだと思しき頃合を見計らって味見、私の舌ではワインの香りがついたのかアルコール分がまだ残っているのか判別できないが、まあ良しとする。

普通に塩胡椒をして焼いた豚肉ソテーに林檎ソースをかけて出来上がり。パイナップルスライスの載っかったハンバーグに違和感を感じない人なら、多分食べられるんじゃないかという味だった。個人的には美味しかった。甘いのがどうも合わないという人は、生の林檎から砂糖を加えずにソースを作れば良いんだと思う。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像

萌え猫画像 片手でぶら下がってるようにも見える口あけて寝てる(以上2点、かーずSP(5月20日付)より)

[食べ物]吉野家、「牛鉄なべ定食」試験販売拡大

「<吉野家>牛肉復活急ぐ 『牛鉄なべ定食』試験販売を拡大」

何だかんだ言いながら、吉野家の牛肉代替メニューはまだ一度も口にしていない。当初は食べてみる気まんまんだったのに評判があまりにも悪くて萎えたほかのメニューはさておき、角煮きのこ丼は食べておきたい。あと牛鉄なべは名前が豪華っぽくてつられそう。どんな名前だろうと吉野家のメニューである以上そこそこのものに違いないのだけど。

[医療・健康]やせ体型・隠れ肥満の女性倍増&血流を阻害し脂肪細胞を死滅させる抗肥満薬/PTSDの半数は別症例/コンブ抽出成分に血栓の防止作用

肥満関連 「『やせ体型』『隠れ肥満』の女性急増 京都府立大教授ら発表へ」「血流を阻害し脂肪細胞を死滅させる抗肥満薬」

1件目、「やせ体型(BMI18.5以下)」の女性が増えているのは街行く女性を見ればわかるし他人事だし別に驚きもしないが、「標準体型(BMI18.5−25)だが体脂肪率が25%を超える『隠れ肥満』」の女性も増えてきているというのはまさに私が含まれているのでとても驚いた。私の場合はきっちり標準体型なので、平均的に見れば隠れていないデブだがそこは置いといて。どちらも、運動不足やバランスの良い食事をとっていない女性に多く見られるとの事だけど、同じ原因で見た目が違うのは不公平な気がする。……じゃなくて、運動と食事に気をつけて健康的な体を作らないといけないと思った。

2件目、癌細胞と脂肪細胞には「血管を通して栄養補給をする」という共通点があり、癌細胞を死滅させるのと同じアプローチで脂肪細胞を死滅させる方法が研究されている、との記事。現段階ではマウスで効果が確認されており、人間を対象とした臨床試験は3−5年後予定だそうである。薬の完成を待つよりは普通にダイエットしたほうが早そう。

「PTSDの半数は別症例 学会合同アンケート」

過去1年間で心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された症例の約半数がPTSDに該当していない、との調査結果。PTSDは「症状が1ヶ月以上続いている事」という前提の症例であり、他の症状が一致していても1ヶ月以内の場合は別症例(急性ストレス障害だろうか?)であるらしい。私も、イラク3邦人人質事件の報道関連で、PTSD診断の前提を知ったばかりであるが、まさか医者がそれを認識していないとは思わなかった。もしかしたら私も本当は病気じゃなくて、医者が「こいつはただの怠け病だけど『そんな事はないちゃんと診断してくれ!』とか絡まれてもウザイから、適当な病名あてがっておこう」なんて思われてるだけだったりするかもしれない。

[その他]ホタル乱舞/実物?トロイの木馬

「市街地に揺れる光跡 ホタル乱舞 姫路・好古園」

ホタル単体は「生き物(=動物)」だけど、ホタルが乱舞する光の軌跡は私の中で「風景写真」らしく、無意識にこちらのカテゴリに入れていた。

[読書]−スクラップド・プリンセス サプリメント2− 恋人達の狂騒曲(榊一郎/富士見ファンタジア文庫)

出版社作品概要

シリーズ番外編その2。その1は短編集だったが、その2は本編が始まる少し前頃の主人公パシフィカ達のエピソード丸々1篇となっている。同級生に恋文の速達を依頼されたシャノン達が、「地獄の暗黒メイド軍団」に足止めを食らって悪戦苦闘するといった筋。本筋が始まる以前だけに、重荷を負っていないパシフィカは見事なまでに屈託なく、また用心棒ではないシャノン&ラクウェルはまだ腕の未熟な部分もあったりするが、根本的な性格は3人ともかわらずで仲の良い兄姉妹ぶりが大変微笑ましい。また、あとがきに「本編のシリアスな展開に反したお気楽極楽な話を心掛けた」(意訳)とある通り、「廃棄王女」シリーズよりはむしろ「まじしゃんず・あかでみぃ」シリーズに近い読後感で、「ラノベ読んでるなあ」という感じがした。

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