昨夜TV放映の闘龍門で吹き飛ばした憂鬱が今日再び戻ってきて、仕事が終わった後にご飯を作る気力もなく、外食を食べるにも自分が食べたいものが思い浮かばず、無駄に街をふらふらと彷徨ったりしたが、偶々見つけたお好み焼き屋の入り口に掲示された「1周年記念謝恩セール」(本日迄)の案内につられ、店に入ってお好み焼を焼いたり切ったり食べたりしている間に憂鬱はいつしか再び吹き飛んだ。
私はお好み焼が大好きなのだけど、だいたい2人ぐらいで行って「お好み焼orもんじゃ焼を2品+鉄板焼系を1−2品+飲み物を各1−2杯」頼むと、だいたい安居酒屋で飲んだのと同じぐらいの出費になる。飲みと考えればちょうど良い計算だが、食事と考えると高くついている事になる。これではなかなか通う事ができない。
そこで考えたのだが、飲み物は飲まず鉄板焼も注文せず、お好み焼orもんじゃ焼を厳選された1品のみ注文する事にすれば、食事を通り越して軽食程度の出費に抑えられて気軽に頻繁に通えるのではないか。家に帰ってから改めて軽めの夕食を食べれば変におなかも空かないし。試してみる価値はあるかもしれない。炭水化物過多で体重が増えそうな予感がするけれど。
★ 萌えアニマル画像 「サル誕生 大分・高崎山で今年初の赤ちゃん」・「オレンジ色のハゼを発見 希少種イドミミズハゼ」・「絶滅危惧種アユカケ発見」・「『海底歩くサメ』に赤ちゃん」(エポーレットシャーク)
★ 移入種関連 「田辺湾の神島 やはりいたアライグマ 海を渡って上陸」・「生態系への影響考えて 野生化した外来動物の企画展−−県内外の事例を紹介/千葉」(→関連:持ち込まれたケモノたち ー外来動物がおびやかす地域の自然ー/千葉県立中央博物館より)
1件目、南方熊楠ゆかりの国指定天然記念物である神島に、アライグマが海を渡って上陸している事が確認された、という記事。人為的に運ばれた訳ではないがそもそもが移入種だからか、田辺市教育委員会(教育委員会?)はアライグマを不自然であるとして、近く捕獲に乗り出すとの事である。植生を荒らす恐れのあるアライグマを駆除する行為自体は正しいのだろうけど、こういった場で出される「自然」「不自然」という言葉はちょっとした拍子に簡単にひっくり返るものに違いなく、その辺を考えると釈然としない。
★ 「讃岐うどん店を傘下に 吉野家、事業多角化急ぐ」(→関連:株式会社はなまるとの資本・業務提携に関するお知らせ(PDF)/吉野家D&Cより)
★ 「<松屋フーズ>牛肉メニューを再開 牛めし販売は6月にも」(→関連:牛焼肉定職・カルビ焼肉定食 再登場!(PDF)/松屋フーズより)
「牛めし」復活(期間限定販売を6月に再開)は特に嬉しく感じないが、「牛焼肉定食」「カルビ焼肉定食」の復活は嬉しいなと思う。私にとって松屋は牛めしじゃなく定食を食べに行く店なので。
★ 「『花見酒の定番に』 おやつシリーズ第2弾『桃』発売−−小林酒造/北海道」(→関連:只今のいちおし 構想2年の花見酒『杜氏さんのおやつ酒*もも*』いよいよ発売開始!/小林酒造(株)より)
「桃色酵母」を使用した桃色のお酒で酸味が強くアルコール分は10−11度とやや低め、1本525円(300ml)で5月末迄の期間限定販売だそうである。
「不安を感じること」の回答が、トップの「BSE」(64%)や「輸入食品の残留農薬や化学物質汚染」(55%)はわかるとして、「鳥インフルエンザ」(57%)はどうなんだろう。私は「鶏肉からは感染しない」と聞いて素直に真に受けていたのだけど。鶏肉を口にしないなら、空を飛ぶ鳥の影にも身を隠すぐらいの敏感さじゃないと釣りあわない気がした。
★ 「ブルーギル原料に作物の成長促進剤 立命大など共同開発」
琵琶湖の生態系を脅かす外来魚の1つであるブルーギルを、微生物で分解して生成した農作物成長促進剤の記事。「クラゲを溶かしてメタンガス化して燃料に」という記事同様、その淡々とした合理主義には私の中で「SF的」と分類される不安・恐怖を感じる。とは言え、獲れ過ぎた魚を肥料に加工するのは昔から為されていた事だし、単に私がモノを知らないだけなのだけど。
★ 「『ベルばら』がパチンコに 女性客取り込み狙う」(→関連:「ベルサイユのばら」スペシャルサイト)
パチンコという、娯楽としても賭博としても庶民的な代物で、「優雅で上品な感じ」(記事内のベルばら原作者池田理代子コメント)は正直あり得ないと思うが、硬派だったりオタ向けだったりどちらにせよ男性向けが多かったパチンコ機種の中に、ストレートに女性を狙ったものがあっても悪くはないと思う。
梨木香歩作品は文庫本の既刊を無事揃え終わり、文庫本の新刊を待ち構える体勢となった(筈)。
ほぼ寝たきり状態な祖母の深夜のトイレの世話を引き受けた少女が、代わりに飼育を許された熱帯魚の水槽を前にして、まるで少女に戻ってしまったかのような祖母と交流を深める。主人公少女の現在進行形の物語と、祖母の女学生時代の回想とが交互に綴られる構成。深夜の交流により、ストレスを自覚する主人公少女は癒しを・過去の記憶にとらわれた祖母は救いを、それぞれ得ていく様は感動的とも言えるのだけど、同じ高さから心を激しく揺すぶられる感じではなく高い位置からふわりと包まれる感じが、梨木香歩作品共通の読後感だと思った。