2004-04-26 PC交換/ニュースいろいろ/「オーパーツ・ラブ3rd(2)」/「オーパーツ・ラブ3rd(3)」 [長年日記]

[雑記]PC交換

勤め先で今まで使っていたPCが何度かの臨死体験の後に本物のご臨終を迎えて以後、運良くあいていたPCを代替機としてしばらく使っていたが、今日ようやく代替機じゃないきちんとした私専用のPCを手に入れる事ができた。

必要なアプリは他の人がインストールしてくれたので、私のほうは代替機からメール等のログを移動したり、ついでにBecky!のバージョンを今頃2にあげてみたり。OSも今までのWinNTからWin2000になったが、これは慣れてないせいか結構使いづらい感じ。でもNTはサポートをやめちゃうだかやめちゃったかの先のないOSだからしょうがない。我慢して慣れていくしか。なんか、あまり好きじゃない相手と政略結婚させられた人みたいな気分。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/狂犬病予防接種は5割以下/人口産卵苗設置でブラックバス駆除/米東部17年ゼミ大発生の予想

萌え猫画像 ちんまり驚愕(以上2点、かーずSP(4月26日付)より)

萌えアニマル画像 ドア開け技能かーずSP(4月26日付)より)

「ブラックバス駆除 宮城・伊豆沼方式に全国が注目」

園芸用の苗運搬コンテナ2個をつなげた60―70cmの箱に小石を敷き詰めた「人工産卵床」を設置し、産卵にきた親魚と孵化した稚魚を一網打尽に捕獲する仕組みだそうである。

「脅威!?米東部で『17年ゼミ』大発生…食の楽しみも」

17年に1度大量発生する「17年ゼミ」による被害は、産卵による果樹の損傷・エアコンや自動車の通気口の目詰まり・大量の死骸による悪臭発生等が予想されているが、この大発生を逆手にとって、羽化したての柔らかいセミを用いた伝統のセミ料理・セミの歌を聴きながらの野外コンサート等の企画を設ける向きもあるとの事。

[食べ物]アオバナ粉末でイタリアン

「アオバナ粉末でイタリアン 草津で試食会 町おこしに」

糖尿病予防に効果のあるといわれるアオバナの粉末を使ったイタリア料理の試食会だそうで、メニューは「アオバナの粉末を使ったグラタン」「ドレッシングにアオバナ粉末を入れたサラダ」等10種類だそうである。参加者1人のコメントは「苦味があるかと思ったが味はまったく変わらなかった」だそうで、それってつまり調味料としての価値はなく、アオバナというからには青い色が着きそうなのと、あとは冒頭の通り栄養面の効果があるといったところっぽい。セールスポイントとしては微妙な気がする。

[その他]「パッション」/「平和を学ぶツール」としてのゲームの可能性

「“パッション”ショック準備万全 新宿で医務室を常時開放 緊急事態にも待機」

暴力シーンが多いとは聞いていたが、「上映時間2時間7分のうち1時間半」という凄まじい割合。一方視聴中の死者数は思っていたほどではなく、2月25日の全米公開以降「米国で56歳の女性、ブラジルの43歳の牧師等3人がショック死」で留まっている。中学高校時代にキリスト教に接していただけにせっかくだから観に行きたいのだけど、暴力シーンは苦手なので今更ながら躊躇いを感じたり。

[読書]オーパーツ・ラブ3rd(2) −ファラオさまのミス女王様を捜せ!−(ゆうきりん/集英社スーパーダッシュ文庫)

出版社作品概要

「オーパーツ・ラブ」シリーズ、読んだ当時は最新刊だったが感想を書きそびれてる間に更に新しい巻が出てしまった。今巻は、3rdから登場した新キャラである電波系貧乳眼鏡っ娘の九十九が、我等?がファラオ様であるイプネフェルと、彼等の居住地である珠原井市の女王コンテスト(ミスコン)で熱くも低次元なバトルを繰り広げる話。時折トラブルメーカーとして機能する、「元はデブ♂だが呪いで巨乳ツインテール美少女に変身してしまった」小泉孝太郎が、再び話を引っ掻きまわすと共に神話的な設定も掘り下げ、展開に一役買っているがやっぱり私はこのキャラは好きになれない(元が男なのに美少女で「男の体に戻る為に男の体を狙っている」という設定が生理的に駄目)。

ミスコンの水着審査の場面で「貧乳少女の黒ビキニ水着」「巨乳少女の白セパレーツ水着(下はショートパンツ)」は中身とのギャップに萌える、といったくだりがあったが、これは私にはどうもよくわからない。やっぱり「貧乳は清楚又はフリル付の可愛らしいワンピース」「巨乳は大胆なビキニ」こそ、中身の魅力を最大限に引き出して素晴らしいと思うのだけど、殿方には別種の感想があるもんなんだろうか。あーでも前に安達祐実の黒ビキニ写真を見た時には良いと思ったな。

[読書]オーパーツ・ラブ3rd(3) −ファラオさまと、にえのハート−(ゆうきりん/集英社スーパーダッシュ文庫)

出版社作品概要

「オーパーツ・ラブ」シリーズ、前巻の感想を書く前に出てしまった最新刊なので感想は2つまとめて書いてみた。今までの構成通り、この3巻目を持って「3rd」のシリーズが完結する形になっている。3rdのメインヒロインであった九十九嬢、最後は華々しい見せ場をとばかり、マヤ王国の女王として王国復活に本格的に乗り出している。イプネフェルの兄であるツタンカーメン(九十九自身は「トウモロコシの神様」と信じ込んでいる)の指示に乗った九十九の策は、通っている学園の地盤を最大限に活かしたものなのだけど、幾ら現実にあり得ない系のぶっとびファンタジーであるとは言っても、学校という機能を考えればどうも無理がある展開なのがどうしても気になった。

まあこの話、学校にちゃんと通っているのはヒロインの1人である亜弐とその友人清美・そして3rdのヒロインであった九十九だけで、主人公である獏は万年ひきこもりだし他の居候は人間ですらないしという事で、学校のリアリティなんかどうでも良いんだろうし、あまりにご都合主義過ぎる展開が出てくるのも今回が初めてって訳でもないんだけど。変にひっかかってしまったのは、最近恩田陸作品をまとめて読んでいたせいかもしれない。

九十九及びマヤの神々?は今巻をもって一段落したが、イプネフェルとツタンカーメンの対立・確執には何ら決着が見られていない以上、この作品は次にSP3を挟んで4thに進む事が容易に予想される。うっかり1巻目を買ってしまったが為に延々続く茨の道。1巻を読んだのが2001年の8月、実に3年近いお付き合い。「萌えろちっく」等と銘打たれたこのシリーズと共に過ごした時間の長さを振り返ると、何故か寒々しい気分になる。面白いんだけどね……。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
darts (2004-04-28 18:16)

暴力シーン苦手な割には大喜びでキルビル見てませんでしたか?

素光 (2004-04-29 20:29)

キルビルのあれは、突き抜け過ぎちゃってリアルさを感じない暴力シーンだから大丈夫だったんですよー。

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