勤め先行事でタダ飯タダ酒にありつける日。とは言っても会場に向かうのが遅れたせいで、着いた頃にはめぼしい食べ物がなくなりかけており、おなかを満たすだけの食べ物をかき集めるのに少々苦労した。お酒だけは潤沢にあった。空きっ腹に赤ワイン。
中小企業に中途採用された経験しかない私には、昼礼で入社の挨拶をさせられた経験しかないのだけど、大きな会社ともなるとぴちぴちの新入社員さん複数が壇上でぎこちなく挨拶をするものらしい。「これがちゃんとした会社というものなのだな」「初々しい光景だな」と思ったのも束の間、新人さんの1人が似てない物真似を繰り出したり、中締めに指名された部長はA猪木方式の掛け声をかけたり等。何か良くわからないけど、今はそういう時代なのだなと思った。
★ 萌えアニマル画像 犬の挨拶(かーずSP(4月12日付)より)・「<ヘラシギ>泡瀬干潟に飛来 野鳥の会が撮影」
★ 「犬や猫の画像が楽しめるボーダフォン向けコミュニティサイト」(→関連:ネコマンガ イヌマンガ)
携帯電話にて微笑ましい動物画像を日替わりで楽しめるのはなかなか良さげだけど、ネット上には可愛らしくかつ無料の猫犬画像が膨大な数流れている事を考えると、私だったら月額315円払ってまで利用はしないかなと思ったり。
C型肝炎はウィルス感染だから原爆は無関係なのか、大量の放射線被爆により免疫力が低下そて肝炎を発症・促進させたと考えて因果関係があると判断するのか、その部分で争っているらしい。もうとっくに平和なの世の中のようでいても、国内でさえ戦時の処理はまだ終わっていないし、自国の被害者に対してさえ国は優しくないようである。
★ 「人気高まる、科学分野専用の検索エンジン『サイラス』」(→関連:Scirus/※英語サイト※)
★ ゲーム関連 「エキサイト、ゲーム情報サイトを開設。アバター利用のゲームサイトも」(→関連:Excite オンラインゲーム&クリームソーダ)・「スクウェア・エニックス、GBA『ファイナルファンタジーI・II』を発表」(→関連:FINAL FANTASY I・II/SQUARE ENIXより)・「昔懐かしいゲームを無料提供するサイトが人気」(→関連:Home of the Underdogs(HOTU)/※英語サイト※)
1件目、アバターを利用した簡単で低額なゲームが楽しめるらしいが、アバターゲームの交流はネットナンパに繋がるんだろうかと何となく気になった。2件目、FFのIとIIのアドバンス版。ワンダースワン版をまだクリアしてないのにどうしよう。あと「両タイトルはゲームシステムが大きく異なるが、プレーヤーの混乱を招かぬよう、一部システムの統一化が図られている」というくだりが激しく気になった。余計なお世話的な改変がされてませんよう。3件目、今は手に入らない数々の古いゲームを手に入れる事が可能になったと利用者には人気だが、著作権に触れてしまっているという微妙なサイト。
プログラムによりデータをもとに処理します。手相は顔相と同じく日々変化するものです。なるべく正確に細かく、SAMPLEの絵を参考にして、 マウスを使って描いてください。
choiris(4月12日付)より。自分で画面上に自分の手相を描き込むので、マウス操作慣れしてない人や絵心のない人(つまり私)は、まるで見当外れな結果を得る羽目になりそうな。
運命鑑度:あなたの手相はB級です。運命鑑が見たところ標準的な手相をお持ちである事が見受けられます。
性格:情に溢れて感性豊か。自分の感情にすなおに生きる人です。繊細で傷つきやすい心の持ち主です。保守的で活動的とは言えない。他人の長所を見抜く才能がある。
人間関係:誰に対しても優しく接し、敵がいない。同情心にあふれている為、悩み相談役になる。
恋愛:愛情が深く、尽くすタイプ。一人の人をずっと愛せる反面次の恋愛が生まれ難い。押しに弱く好きでもない異性と交際してしまう。
仕事:人の期待には応えようと頑張るため期待されると成功する。天性の優しさを生かせる奉仕関係の仕事につくと充実した毎日が遅れる。
注意:恋愛や人間関係で傷つく可能性が大。恋愛関係のしがらみに巻き込まれる事もある。競争の激しい世界やペースの速すぎる環境にいると憂うつになり、自分の世界に閉じこもってしまう。
適職:聖職者、社会福祉士、はり士、悩み相談室室長、保健の先生、心理学者、言語聴覚士、栄養士
いっしょうけんめい描いてみたおかげか、根本部分は酷く外れてはいない気がするものの、あまりに大袈裟すぎて何処かの「純粋無垢な聖女」かと思うような人物像が出来上がってしまった。適職がどれも特殊で、今の職業(似非OL)にはかすりもしていないのが笑える。
恩田陸は今まで「六番目の小夜子」「puzzle」しか読んだ事がなかったのだけど、友人の1人が好きで何冊か所持しているらしいので、この機会に手当たり次第に借りて読んでみる事にした。この作品は「六番目の小夜子」の後に発表した第2作だそうで、これまたファンタジー大賞(第何回?)の最終候補にまで残ったそうである。
東北の小さな町に4つある高校で、いっせいに広がった奇妙な噂。各高校の生徒が参加する「地歴研」が噂の発信源を突き止めようと各高生徒達にアンケートを実施し追跡調査を行うその最中、噂は現実となり、そして固唾を飲んで成り行きを見守る生徒達の前にまた新たな噂が広まる。「六番目の小夜子」が1つの学校の中で独立した「噂」の物語なら、この「球形の季節」は複数の学校にまたがり1つの町の中で独立した「噂」の物語である。写実的な描写と曖昧な描写が混在していて戸惑ったり、登場人物達がはっきりとは個性的でない為に途中で混同しかけたり等、親切なエンターテインメント作品とは言い難いが、「六番目の小夜子」同様思春期の少年少女達の心情や回想を鮮やかに描き出している点と、幾つものお呪いが醸し出す空想めいた紛れもない現実的雰囲気、それらを広く受け入れる町「谷津」の得体の知れない懐深さが、不思議な魅力であると感じた。
舞台となる町「谷津」は閉鎖的な田舎町でありながら、しかしそこに住む人々には田舎特有の悪意的な排他性が感じられない。登場人物達が子供ばかりだからか、田舎ではあるが昔から貧乏な町ではなかった為の余裕なのか、それとも「もう1つの谷津」の存在が彼等を他の田舎町の人々と違った超然さを与えているのか。「フィクションだから」と言い切ってしまえばそれで終わるけれど。