2004-02-28 時期外しの義理チョコ押し付けオフ/ニュースいろいろ/「デスペラード」 [長年日記]

[オフ] 義理チョコを半月も経ってから押し付ける為に人を集める飲み会

本来は先週土曜日に予定していたオフという名前の飲み会だったが、幹事の私が先週水曜日に電車を大胆に乗り過ごし黒船来襲の地からタクシーで引き返した為に、金欠でしょうがないので今日に順延となっていた次第。金がないのは相変わらずだけど、給料日からまだ1週間も経っていないので、先の事さえ考えなければ遊ぶ余裕もある。

集合:どうせ皆遅れてくるんだろうと思って、10分程度遅刻していく。そしたら馬鹿正直に早めに来ていた人が1人だけいて、「『正直者は馬鹿』を見るとはまさにこの事か」と心の中で思いつつ謝罪。それから更に5−10分後ぐらいに仲間内最強遅刻大魔神到着。残る1人は、土曜日にもかかわらず仕事で急に呼び出しを食らったとかで、全員揃うまでに時間を潰さなければならなくなる。

「煙草吸いたいので灰皿のあるゲーセンに行こう」と私が言い出したのが失敗で、KOF2002の対戦を遠巻きに見守らされる羽目になる。最近のゲーセンは私が遊べるような台が何もなく、他人の対戦を見守るしか術がないので不満である。ブツブツこぼしている間に最後の1人からようやく連絡が入り、再び駅へと引き返す。

1軒目「魚萬」:最寄り駅が数駅先なのにも関わらず、雛寿司に行きたいと言い出して却下され、「でも魚と米が食べたい」と主張する人1名。「鍋が食べたい」と語る人1名。両方叶えるには、海鮮系のチェーン居酒屋に行くのが手っ取り早いかなと考え、魚萬へ。

魚萬に行くのも久々である。そのせいで、この店がどれだけ落ち着かない店なのか、席に着くまで思い出せなかった。テーブルがやたらに大きい上に隣席や後ろの席との距離がほとんどないので、常に騒音に包まれながらお互いの会話に集中しなければならない。クスリを飲まずに飲み会に来た私、騒音に精神をやられたらしく酷いだるけに襲われ、この私ともあろうものが中生とハスカップビール計たった2杯の後に、烏龍茶を飲まないともたない始末。主催者でもなければ本気で途中で帰ったかもしれない体調の悪さだった。まあ、お通しの海老は美味しかったけど。

席での話題は、主にネトゲというかほぼネトゲオンリー。ネトゲから遠ざかっている私は、傍観者として聞くだけ聞かせてもらった。「リネ2はb−teleが存在せず移動に糞高い金がかかるのでウンコ」と主張する現リネユーザと、「リネこそ動きがカクカクしていてウンコ」と主張する現リネ2ユーザの闘いがメインで、それにジャンクメタルだとかFFだとかナイトオンラインだとか、さっぱりわからなかったがそれなりに面白かった。

移動:騒音に耐え兼ねて適当に店を出る。2軒目は何はともあれ静かなところ、と念仏のように呟きながら夜の街を歩く途中、「とんこつたこ焼」なる珍妙な屋台を発見。変わった食べ物好きの私としては、頭数が揃っているこの状況で試してみない訳がない。「たこの代わりにとんこつが入っているのでは?」という私予想は、「たこが入ってないとたこ焼とは呼べない」との指摘通り外れで、とんこつスープを含むせいか通常よりも熱々でとろとろのたこ焼だった。しかしどの辺がとんこつ風味かはイマイチわからなかった。

2軒目「わん」:私の乏しい飲み屋体験によれば、木を基調にした内装で看板が筆字でメニューが創作系の料理の飲み屋は、「そこそこ落ち着けてまあまあ美味しくさほど高くない」という共通点がある。夜の街をさすらう内に見つけたこの店もこの特徴から外れない店だったので、今度こそ落ち着けると期待して入店。

実際のところ、店の雰囲気も料理も期待以上で、ちょっと変わった感じのカクテルや工夫されているのにさっぱり系の料理やらも美味しかった。中でも、マグロと豆腐を使ったユッケと、チーズ入りのつくねが絶品。今度集まる機会があったら1軒目からここでいいやーと思った(その前に「雛寿司」オフだろうか?)。

「3月3日に秋葉でコスプレ居酒屋がオープンするらしいから、今度そこでオフやろうよ」という話が出て、思わず目を輝かせてしまった私だが、実際のところは単なるジョークであり誰一人参加する気はないらしい。つまらん……。

[動物] 萌え猫画像/「最後のニホンオオカミ」は1910年福井県で発見?/ミツクリザメ/劣悪環境の米動物園園長が引責辞任

萌え猫画像 お雛様とちーさん。動画あり。(猫って・・・(2月28日付))・寝相…うっとり(以上2件、かーずSP(2月28日付)より)

「“絶滅”後のニホンオオカミ、福井で1910年撮影」

どうでも良いが、東京農大動物研究会の発行する学術雑誌の名前が「アニメイト」であるという点が気になる。

「<米国立動物園>園長が引責辞任 劣悪な管理状態で」

複数種の動物が相次いで死亡したワシントンの国立動物園が、米科学アカデミーから「劣悪な管理状態」を指摘され、園長が引責辞任したとの事。狭い土地に工夫と妥協で動物を囲い込む日本の動物園が非難される理由は理解できるが(受け入れないけど)、広い国土を誇る米国の動物園でいったい何事が起きていたのかと思ったら、飼育舎内に放置されていた殺鼠剤をレッサーパンダが食べてしまったり、動物が栄養失調だったり西ナイルウイルスに感染していたり、園内を昼間からネズミが横切るほどの衛生状態だったりした様子。広ければ広いで、維持も大変なんだろう。だからと言って、貴重かつただでさえ人間の都合で自由を奪われた哀れな動物の命を損なう正当な理由とはならないけど。

[食べ物] ビール業界で焼酎ブーム/津軽ラーメン街道/いかめしそっくりの縄文時代土製品

「ビール業界で焼酎ブーム 日本酒上回る人気に照準」

日本酒よりも焼酎が人気を得た理由として、「ロックや酎ハイなど多彩な飲み方ができる」というのは納得できるが、ビールだってビアカクテルのレシピは複数あるのだから、ビール会社はビールそのものの売上を伸ばす事にもっと頑張って欲しいと思ったり。

「北海道森町で『いかめし』出土?…縄文時代後期の遺跡」

いかめしで有名な北海道森町の縄文時代後期の遺跡から発掘された、イカめしにそっくりな「鐸形土製品」の写真。食べ物そのもののネタではないけどここにカテゴライズしてみた。

[医療・健康] 鳥インフルエンザ関連

「<鳥インフルエンザ>京都から出荷の鶏に『陽性反応』」「京都・鳥インフルエンザ 丹波町の採卵養鶏場で陽性反応 不安と不信と/京都」「<鳥インフルエンザ>京都の養鶏場で消毒剤散布」「<鳥インフルエンザ>鶏卵は5府県に100万個出荷 京都府」「京ブランドの卵や鶏肉守れ 地元スーパー、風評被害を懸念」「<鳥インフルエンザ>岡山県にも『飛び火』」「<鳥インフルエンザ>豊橋市の処理業者が約5600羽廃棄処分」「鳥インフルエンザ 17種類91羽の野鳥調査−−約1カ月後、結果判明/山口」「<鳥インフルエンザ>卵肉の移動制限区域縮小 大分、熊本両県」「鳥インフルエンザ 卵販売、県があっせんへ−−制限区域内の希望農家から/大分」「鳥インフルエンザ騒動 『ひと安心』…波紋残る−−阿智村/長野」「京都・鳥インフルエンザ 養鶏業者不安 和田山家畜保健衛生所、感染有無確認へ/但馬」「<鳥インフルエンザ>『信頼関係にかかわる』 兵庫の処理業者」「京都・鳥インフルエンザ 急きょ相談窓口を設置−−姫路市と県/播磨・姫路」「京都・鳥インフルエンザ 予期せぬ出来事に大わらわ 知事『冷静な対応を』/神戸」「京都・鳥インフルエンザ 府環境農林水産部が会見 危機管理能力に甘さ/大阪」「京都・鳥インフルエンザ 養鶏業者に立ち入り検査 大津市など計53戸−−県/滋賀」「京都・鳥インフルエンザ 県が緊急対策会議、防疫の徹底を確認/富山」「<鳥インフルエンザ>観察通路を閉鎖 佐渡トキ保護センター」「京都・鳥インフルエンザ 県が対策本部を設置 名田庄村が移動自粛圏に/福井」「京都・鳥インフルエンザ受け、防疫対策会議−−県/徳島」「鳥インフルエンザ 『捨て鳥』相次ぎ34羽−−県が冷静な対応呼びかけ/佐賀」「京都・鳥インフルエンザ 情報や防疫の徹底を 県、緊急連絡会議で対策/高知」

徐々に減りつつあった記事数も、京都での鳥インフルエンザ検出により再び急増。

[その他] 日本沿岸の海面上昇、過去100年で最高/「ゴシカ」

「ハル・ベリー『霊魂信じるワ』、主演映画で精神科医」

ハル・ベリーとペネロペ・クルスが競演しているというだけの理由でも、観てみたいと思わせる映画。

[VIDEO・DVD] デスペラード(主演:アントニオ・バンデラス/監督:ロバート・ロドリゲス)

TSUTAYA online 作品紹介

恋人を殺され自らも左手を撃ち抜かれて音楽家生命を絶たれ、復讐を誓いギターケースに銃器を詰めて敵地に乗り込むギタリストの物語。来月公開予定の「レフェンド・オブ・メキシコ」(バンデラスの他にジョニー・デップも出演!)を観る前に前作をおさえておこうと思って観てみたのだけど、この作品自体が「エル・マリアッチ」の続編(リメイク?)らしいので、そちらもチェックしなければならず芋蔓である。

カッコ良さを全面追求する為に、シチュエーションやストーリーの辻褄あわせを一部放棄したり後回しにした感じの派手派手しく一種荒唐無稽なアクションと、タランティーノが一部出演していたのとで、てっきりタランティーノの作品かと思っていたら違っていた。そう言えば「フロム・ダスク・ティル・ドーン」もロドリゲス作品だったか。この2人の作品の見分けが私にはつかないが、こういう悪趣味極まった爽快さ加減は今のところ私の好みである。

どのアクションもカッコイイが、終盤の場面で近接距離で銃弾をぶっ放されても悠々としているバンデラス(それまでの闘いで満身創痍の彼だがここでは何故か弾はかすりもしない)や、こちらの予想のはるか上を行く奇想天外な武器と戦闘スタイルを見せる主人公マリアッチの旧相棒2人組がなかでもカッコイイ。また、濡れ場シーンも「絵になるエロティックさ」でこれまた良し。バンデラスの「男の色気」は私には正直よくわからないが(「男の色気」そのものがよくわからない)、カッコイイのはカッコイイし、長髪が似合うのは良い事だと思った。

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