2003-10-21 夢〜猫の母子とレトリバー/ニュースいろいろ/「真紅郎と五つの謎」 [長年日記]

実家の居間から、庭(正確にはうちの庭じゃないけど、
説明がめんどくさいので「庭」で)を眺めている。
大雨が降っていて、地面の凹んだ部分に水が30cmほど溜まっている。
そこを1匹の仔猫が必死に渡ろうとしているが足が着かず、
半分泳ぐように、溺れるように、もがいている。
心配なので窓を開けて手助けしようかと思ったが、
やや離れた場所で母親らしき成猫が心配げに見守っているのを見つけ、
私のほうでは余計な手出しはしない事に決める。
そのまま外を眺めていると、今度は1匹のレトリバーが現れる。 綱もついていないそのレトリバーは、水溜まりの水を飲んでいる。 乱暴な犬ではないだろうが、猫達には手出しをするかもしれない。 親子が無事この場を離れたか確認したいが、彼等の姿は見えない……。

やたらリアルだったけど、この夢を見るに至ったきっかけがまるで思い当たらない。

[動物] 萌え猫画像/萌えアニマル画像/希少動物盗難者再逮捕/カエルの鳴き声

 「<希少動物>ホウシャガメ3匹など売却で再逮捕 警視庁など」

野毛山動物園のホウシャガメ、盗まれたのは4月の中旬だった。

[食べ物] 新型BSE続報/チーズカレーポテチ/ヤーコン/大和のさんま祭り/赤紫色の大根/アケビ/ウニ供養祭/電子レンジ調理は栄養を損ねる?

 「イメキャラは『やぁこ』  健康野菜ヤーコン愛称決まる」森の十字路(10月21日付)より)(→関連:ヤーコンヨーグルト OWL.Diary TestType(10月17日付))

ヨーグルトに入れる以外にも、ゴボウの代わりにきんぴらにしたり、生のものをドレッシングで和えてサラダにしたり等の用法があるらしい。そんなヤーコンを名産にしたいらしい平塚市。頑張れ(郷土愛)。

 「新鮮なサンマ炭火焼き 大和で1300人が舌鼓」森の十字路(10月21日付)より)(→関連:炭火で焼いたサンマは格別! 「第7回さんままつり」を開催大和市役所ページより)

「目黒のサンマまつり」に匹敵するような地域の名物にしていきたい、との壮大な野望を持っているらしい大和市。頑張れ(郷土愛)。

 「深まる秋、アケビたわわ 広島市西区」L.L.L@online pn避難所(10月21日付)より)

あけびは見た目が艶やかなのに、食べると意外と淡白な味なのが意外だった印象がある。

 「下関市の赤間神宮でウニ供養祭」森の十字路(10月21?日付)より)

下関市は瓶詰ウニ「粒ウニ」発祥の地だそうである。あの、開けるとアルコールの臭いがする瓶詰の事だろう。

 「手軽でも不健康!? 電子レンジで野菜の栄養が台なしに!」choiris(10月21日付)より)

あれ? 電子レンジ調理は加熱時間が短いから、鍋で茹でるよりも栄養素が損なわれないものとばかり思っていたけれど……。

[医療・健康] 顔の重症アトピーに核酸新薬効果あり/クミスクチン粒/脂肪付きにくい特保認可マヨネーズ/ダニの好む臭い、嫌う臭い

 「<沖縄発酵化学>クミスクチン粒を商品化」(→関連:(株)沖縄発酵化学

メーカーサイトにはまだ新商品「クミスクチンエキス粒」の情報はないようだが、一応リンク。記事内の表現を拾い集める限りでは、血糖値抑制・糖尿病の治療&予防に役立つようである。

 「花王:ダニが好む臭い、嫌う香りを発見 学会で発表へ」choiris(10月21日付)より)(→関連:ダニが好んで集まる臭い、嫌う香りを花王が発見!〜ジャスミンの花にも含まれる成分でダニ除けが可能に〜花王(株)より)

ダニは、人間のフケや垢に含まれる皮脂が分解される過程で生成される揮発性成分「ノナナール」を好み、ジャスミンの花に含まれる香気成分等を嫌うとの事。

[その他] 全国初の盲動犬用トイレが福岡天神に/一発試験で小学教免/キル・ビル関連/議論パターン

 「小学教師免が一発試験で取れる!」Crescent is in the blues.(10月21日付)より)

教師になるつもりはないのに教育学部に入り、どうせ授業料は変わらないのだから取れる資格は取らなくちゃ、と授業を詰め詰めにとって小学校教員資格も目指したけど、結局は大学を2年で辞めたんだっけなあ……。私が教員免許を取らなかったのは、世の為かつ自分の為に良かったと思っているけれど。

 議論パターンCrescent is in the blues.(10月21日付)より)

議論がうまく行っていない時に、ここに挙げられた「議論のアンチパターン」と自分の陥っている状況を照合し、対策を行って問題を取り除く、というもの。アンチパターンの中に「アンチパターンの指摘」が含まれており、「他の人にアンチパターンを当て嵌めて指摘をすることは、逆に問題を解決から遠ざけてしまうことがあるようである」「一方的な指摘は出来るだけ避けよう」とあるのが、あくまで「自分の陥っている状況」に限定されている理由のようである。煽りや罵倒を楽しんでいる人相手の議論には、残念ながら効果がなさそうである。

[読書] 林真紅郎と五つの謎(乾くるみ/光文社カッパ・ノベルズ)

出版社作品概要

この著者の本は今まで読んだ事がないが、今回は題名に惹かれて買ってみた(「真紅」がポイント)。法医学系の医者?であったが愛妻の死後仕事を辞め、無職生活に浸っている林真紅郎が、日常の中で遭遇した「事件」の謎解きに挑む短編が5篇。事件も謎解きも全体的にこぢんまりとした印象だが、真紅郎のキャラとあわせてほのぼのした感じで和む。謎解きよりも雰囲気を楽しむミステリといったところ。

計5篇中、感想を1つだけピックアップ。

「ひいらぎ駅の怪事件」
駅の階段で同時に発生した、外国人女性転落とカメラ盗難事件の謎。真紅郎の友人が語る、「絶対的な価値観に基づくモラル」をメモ。「自己矛盾をしないのがモラルの本質」であり、「世の中の全ての人間が自分と同じ行動原理で動いていたとして、うまくいくならそれでOK」と考えれば、モラルに則った行動がとれるというもの。自称モラリスト(しかし常識に欠けている)私にはなかなか興味深い。

[]