2003-07-02 不定愁訴/ニュースいろいろ/自アン系〜女の劣等種的特徴/アナタをタバコにたとえてみましょう/「夏のグランドホテル」 [長年日記]

[雑記]不定愁訴

目がまわる。お酒を飲んで気持ち良く酔っぱらった時のような楽しい浮遊感でもなく、お酒を飲んで気持ち悪く酔っぱらった時のような嘔吐感を伴う目眩でもなく。一瞬ぼーっとしていると、体が捻れて地面を抉りつつひたすら潜り込んでいきそうな感覚。自分が右ネジにでもなったかのようと思うとちょっとだけ面白い。

[動物]萌え猫画像/萌えアニマル画像/カモシカの伝染病パラボックス/ウナギ革のジャケット/デジカメで猫を撮りたい人の為のサイト

萌え猫画像 暑くても涼しくてもダラダラ(Kramico(7月1日付))・父子でお昼寝1匹でかいのはパパさんですかかってこい!布団から出たくないにゃー気怠いわ……美シャムすやすやうるうるチコたん

1件目、猫は寒くなると丸くなるが、それ以外の時は確かにダラダラしている。

萌えアニマル画像 「グレビーシマウマ 元気な赤ちゃん誕生」「チワワ人気 急上昇」「ひなたち巣立ちの時 すし店の軒先にツバメの巣」(以上3件、森の十字路(7月2日付)より)・「ゴマフアザラシの赤ちゃん死亡」

1件目、赤ちゃんの内から綺麗に縞模様が入っているのがとても可愛い。4件目、愛称を公募して名前も決まった直後の死。生前の愛くるしい姿は、ゴマフアザラシ「赤ちゃん」フォトギャラリーゴマフアザラシ「赤ちゃん」成長の記録(以上2件とも浅虫水族館HPより)で見る事ができる。

「土用にウナギ革の上着を販売=天然物200匹使用、22万円―高島屋」Orbium(7月1日付)より)

普通に食べる蒲焼きのあの皮を想像するに、あまり丈夫そうではないイメージがあるが……。

にゃんかめらもにゅ?(っ・ω・)っ(7月2日付)より)

デジタルカメラで猫を撮りたい人のためのページだそうである。デジカメ(と言っても携帯付属のだけど)を入手する時の為に、メモ代わりにリンク。

[食べ物]メロン泥棒/今年最初の鯨水揚げ/ウナギ放流/給食に米粉パン

「サクランボに続きメロン泥棒現る!−滋賀」つかれた(7月1日付)より)

最近の一連の盗難ニュースを不愉快に感じるのは、最近のコミック本万引と同じく、対象物が欲しくて盗ったんじゃなくてただ換金が目当てなんだろうと思わせる点。どうしてもその食べ物が食べたかった(生き物なら「飼いたかった」)んなら、罪は罪だけれど動機を何処かで理解できるのに、あくまでもお金の為であるっぽいのがあまりにドライで薄ら寒くて気分が悪い。

「米粉パンが給食に登場」森の十字路(7月2日付)より)

神奈川県内の学校給食における米飯の割合は、2002年5月現在で平均週2.0回と全国最下位であり、その汚名を返上してコメの消費拡大を図るべく、米粉パンが導入されたそうである。

いいなー美味しそうだなー羨ましいなーと思いながら記事を読み進めていったら、こちらの米粉パンは揚げパンであると判明。砂糖のまぶさった甘くて油っこい揚げパンは、給食の中で私が最も嫌いなメニューだったっけ。全然羨ましくないや。

[医療・健康]SARS続報/毒ガス問題続報/胎児から採取した卵胞の不妊治療適用/ヒトの赤ちゃんは右脳から発達/低脂肪食生活で母乳ダイオキシン対策/介護者の発病リスク/米国とカナダで大麻紛争勃発?

「人間の胎児から採取した卵胞の培養研究、不妊治療への適用に賛否両論」

妊娠第2期から第3期にかけて流産した胎児の卵巣組織から採取した卵胞を、卵子の供給源とする事についての是非。ドナー(胎児)から同意を得られない・妊娠第2期から第3期の流産は稀にしか起きない・通常であれば選択的に排除されている可能性がある先天異常を持つ卵細胞を使う事で、先天異常のリスクを高める恐れがある、等の否定的意見が挙げられている。

「ドナー(胎児)から同意を得られない」とあるが、その胎児を流産した母親はどういう気持ちになるものだろうか? この世に産まれて来なかった自分の子供から産まれてくる孫は、歓迎すべき存在なのか・傷口に塩を塗り込むに過ぎないのか。

「ヒトの赤ちゃんは右脳から発達?京大グループの研究」

赤ちゃんの泣き顔を分析したところ、顔の右半分より左半分に表情が強く出ていることが判明、人間は誕生直後の段階で「右脳」特有の働きを発揮していることが裏付けられたとの記事。

「低脂肪の食生活を 母乳のダイオキシン対策」

ダイオキシンやジベンゾフラン・コプラナーPCB等の有害化学物質は脂肪組織に蓄積しやすい為、将来母乳で子供を育てる可能性がある女性は、低脂肪乳や脂肪の少ない食品を食べるよう早い時期から心掛けるべ、との米科学アカデミー報告書。ダイエットも兼ねて一石二鳥と言えるかもしれないが、低脂肪乳はあまり好きじゃないんだよなー。それ以前に、私に「将来母乳で子供を育てる可能性」はあるのかどうか。

「家族の介護が病気を引き起こす可能性=米研究者」sea of tranquility(7月1日付)より)

介護によるストレスが原因で、免疫システムの低下や病気、死亡を引き起こすとの見方。

[その他]女性専用深夜バス/夏休みの工作にPC作り/リローデッド&パイレーツ・オブ・カリビアン/あゆと桑田佳祐/CRハイスクール奇面組

「東京―大阪間に女性専用の夜行高速バス、JRが初導入」

深夜バスで男性からセクハラや痴漢被害を受けた女性が実際にいるのかどうかはしらないが、男性の目が気になって眠れない?女性達の為に特別車両を用意するまでは良いとしても、「普通の車両に比べて天井がやや高く『ゆったり仕様』」で運賃が通常と同じなのは何か変だと思う。

「夏休みの工作に“パソコン作り”はいかが?」sea of tranquility(7月1日付)より)(→関連:手作りLet’s note工房松下電器産業(株)より)

自作PCは自作PCでも、ブランド品(という言い方であってるかな?)のノートPCであり詳細スペックはこちら。かなり羨ましいかも。

「あゆ、桑田にラブコール『わたしの海の家に来て』」

浜崎あゆみがサザンオールスターズ好きとは知らなかった。浜崎あゆみの事は何一つ知らないに等しいが。

「CRハイスクール奇面組MX(マルホン工業)/第1種」アニオタニュース(7月2日付)より)

お金に余裕がないのでパチンコ遊びからもすっかり遠のいているが(私にとってのパチンコはゲームであり金稼ぎの手段ではない)、私から見てロマンティック面白そうな台なので一応メモだけはしておく。

[自アン系]

ナトリ管理人を名乗る箱作の入籍報告箱で、自アン+が盛り上がった。「ナトリはスピカに振られた」ネタが横行していたと思ったら、手のひらを返すように「スピカはナトリに振られた」ネタが出ていて笑えた。正直な話、自分が誰かとくっつけられるのはネタとしてもあまり嬉しくないんだけど、言ったって始まらないから他人事のように笑っておこうと思う。

ゾロゾロ連れション、何でも「可愛いー」と言うなど
投票して下さい。

前にも書いたが気にせず書く。「女(又は女を自称する)箱作の煽り箱に対して自アン民が行う女叩き」は汲み上げるべき興味深い意見が出てきがちなのに、「箱作の呼びかけで行われる女叩き」は叩きポイントが毎回アナクロな感じでどうもぴんとこない。でも毎回そこそこ盛り上がる。何故だろうか。

[占い・診断]アナタをタバコにたとえてみましょう

喫煙者は、日に日に肩身が狭くなる昨今。
今のうちにアナタをタバコにたとえてみましょう。

sea of tranquility(7月1日付)より。「今のうちに」って言い回しは緊迫感があって面白い。

女性らしい!セーラム・ピアニッシモ

古風でたおやか、メルマガなでしこ、ではなく、大和撫子なアナタ。
アナタは、クセもアクもなく良心的、何と言っても長くて細身の見た目が女らしい。男にはモテ、女には憧れられる、みんなに好かれる得なタイプです。
しかしクセがないため、熱心なリピーターユースには至らず、刹那的な、他人のアクセサリー的存在で終わってしまいやすい存在なので、特に異性とつきあう場合、ちょっとつきあってちょっと寝てみたけど、すぐ別れた、なんてことが普通かも。若いうちは見た目や勢いで乗り切れるからいいですが、早急に自分フレイバーの模索を!

大和撫子じゃないし皆からも好かれないので内容的にはあってないが、私の昔の姿(ぷっ)を知る一部の人にはちょっとだけ面白い結果かもしれないと思った。

最後の選択肢「今、生活に密着している趣味がある。そしてきっと、10年後もそれをしているだろう。」で、10年も経ったら趣味って変わってるだろうかどうだろうかとかなり悩んだ。ちなみにここでもう片方の選択肢を選んだ場合は、スタイルにとことんこだわりクールで孤高のプライドが漂いカッコイイが調子に乗りすぎると鼻につく(らしい)「どこで買ってるの?ジタン(仏タバコ)」になる。うーん、その中間だったら少しは納得できなくもないんだけど。

占いに頼らず自分の感覚で自分をタバコに喩えてみると、私は私の事を「カプリメンソール」ではないかと思う。もしかしたら個性的だと勘違いしてるのかもしれないけど、所詮はただひたすら細いだけのメンソールだよ!すぐ吸い終わるんだよ底が浅いんだよ割に合わないんだよ気取るんじゃねえよ!みたいな。カプリメンソール好きな人にはごめんなさい(私は好きでした)。

[読書]−異形コレクション− 夏のグランドホテル(井上雅彦編/光文社文庫)

出版社作品概要

光文社文庫では11巻目、廣済堂文庫時代含めて26巻目のホラーアンソロジー。随分と長い間続いているが、毎回満足させて貰っているので幾ら続いても苦に感じない素敵なシリーズである。

全24?篇中、13篇を読んだ。感想を幾つかリストアップ。

「柔らかな奇跡」(矢崎在美)
同じ会社の秘書課に勤める可愛い恋人の頼みで、「夏祭の夜に泊まると幸せになれる」ホテルへやってきたごく普通のサラリーマン。「ぶたぶた」シリーズの1作品とも言える?ほのぼのとした心優しい雰囲気の一篇。今まで「ぶたぶた」シリーズは読んだ事がなかったが、この短編でかなり興味が沸いた。忘れなければ、今度本屋&古本屋で探してみようと思う。
「チャプスイ」(南條竹則)
お得意様の為に、チャプスイならぬ本物の「李鴻章雑〓(火偏に會)」を用意する事となったホテル内中華レストランオーナーの奮闘。米国の中華屋で出るという、「クズ野菜のごった煮」のような「チャプスイ」だけでも充分美味しそうに感じるのだが、その由来となった「李鴻章雑〓(火偏に會)」は高級宴会中華料理のごった煮との説明で、尚更美味しそうである。その「材料」となる中華フルコースの献立の綿密さと、それに運良くありついた若者達の杜撰さ及びそれからの波及の対比が妙。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
sitappe (2003-07-07 02:28)

お酒、微妙に飲むとなりますよね。なんかグルグル〜って感じ
「捻れて地面を抉りつつひたすら潜り込んでいきそうな感覚」っのは上手いですな
今日はツレとの飲み会参加出来ず、1人で晩酌

素光 (2003-07-07 13:09)

微妙に飲んで、グルグル〜ってなる時は良いんですが、肩や首筋に重石を乗っけられたようになる時は辛いです。