お昼前に起きて身仕度する予定だったけど、寒くも眠くもないのに布団から出る事ができなくて、昼過ぎまでうだうだと過ごす。それから「急いでデパートに行かないと土産物が売り切れちゃう」事にはたと気付き、覚悟を決めてえいやと起きて速攻仕度をして部屋を出る。昨年は夕方に出かけたせいで、予定していたお土産が買えなかったのだった。過ちは繰り返すまじ。
大晦日だというのにデパートは激しく混んでいる。父親の定番リクエスト「ユーハイムのフランクフルタークランツ」を買おうとしたら、いちばん大きいサイズが既に売り切れ。仕方ないので１０００円のを買って帰る事にする。ついでに祖母へのお土産にクッキーを購入。商品知識がないのでケーキと揃えてユーハイムにしたのだけど、どうせならヨックモックにするんだった、と後になって思い返してちょっぴり後悔。自分の好きな物を人に薦める機会をみすみす逃してしまった。
家に帰ると偶然玄関にいた実家の飼い犬が、尻尾をぱたぱた振ってお出迎え。祖母にクッキーを手渡すと、すぐさまお年玉をくれた。漱石が諭吉に化ける錬金術。３０近くにもなってお年玉をもらうのは恥ずかしいが、今月は医療費がかさんでかなりピンチなので、実際のところものすごくありがたい。大事に使わせてもらおう。
夜は紅白と猪木ボンバイエを交互に観る。紅白に出場している若手歌手は、とても巧い人と音程が取れてない人の両極端にわかれててなかなか面白い。上手下手と好き嫌いはあまり関係ないのだけど。そして猪木は相変わらず何をやってるんだか訳のわからないところが良い（褒め言葉）。ボブ・サップの駄々っ子パンチと高山の漢らしいやられっぷりに感動。さすがノー・フィアー、カッコイイぞ高山。ちょっとファンになったかもかも。
私が実家に帰る間、レオンは友人宅に預けられる事となった。連れて帰りたいのはやまやまだけど、ワガママ放題育てられた気性の荒いハスキー犬が室内で君臨している実家なんぞに、内弁慶なレオンを連れ込んだら果たしてどんな惨事が発生する事か。
だから年明けまでさよならレオン。そして友人宅で別の惨事を引き起こすなよレオン（既に過去何回か、友人宅で流血騒ぎを引き起こしている）。