1人だけ1日早い仕事納め。年明けには山積み必至の仕事の処理を考えると今から頭が痛いが、この際しょうがない。午後は半休、病院へ向かった。
動物ネタ。なお、今日からしばらくの間はニュース記事をYahoo!ニュースのみの収集に絞る予定。萌え猫画像を期待している皆様には大変申し訳ないですごめんなさい。
その1:「<ニホンザル>最大勢力敗北 餌場から消える 大分・高崎山」(→関連:高崎山自然動物公園)
773匹の最大勢力の群れが、それに次ぐ勢力の群れとの抗争に敗れて敗北。敗れた群れは園の餌場から姿を消し、代わりに近隣農家の農作物を食べているとの事。被害が大きいので、人間が猿の政治に介入せざるを得ないといった状況のようである。
捕獲が禁止されている鳥の捕獲場面を放映していたのなら問題だけど、鳥の名前を間違えただけならまだ大間抜け程度で済む。
その4:「<判明>鹿児島の漂着鯨は幻のタイヘイヨウアカボウモドキ」
昨日紹介した記事「<判明>鹿児島の漂着鯨は幻のタイヘイヨウアカボウモドキ」よりもこちらのほうがより詳細なので差し替えという事で。
食べ物ネタ。
その1:「『生ガキもこれで安心』=特殊膜でウイルス除去−年明け実験開始へ・東北大など」
今まではロシアからの密輸カニが流入していたおかげ?で、蟹が安かったんだそうである……。
その他ネタ。
その1:「<ヒト幹細胞>死亡胎児利用『慎重に』 専門委が継続審議に」
その2:「書くだけで疲れがやわらぐ? ゼブラ、半導体膜内蔵のペン」(→写真付記事:「書くだけで疲れがやわらぐ? ゼブラ、半導体膜内蔵のペン」)
ボールペンを使うのは電話メモとごく一部の提出書類だけで、後はほとんどがPCで作成する書類だから個人的にはあまり縁がない感じ。ていうか赤かピンクを用意していない時点で、ゼブラは私には売る気がないと見える。
その3:「赤いPCが来ます!“シャア専用ノート”受注スタート」
何故シャアに支給されるPCがよりにもよってソーテックなのかとかそんな事よりも、「赤い彗星」はYahoo!ニュースサイエンストピックス「すい星・流星」ではないと何度も何度も(以下略)。
光文社文庫では9巻目、廣済堂文庫時代含めて24巻目のホラーアンソロジー。今回のテーマは「酒」。酒という日常的にして千差万別な味の代物がもたらす酩酊具合・ささやかな多幸感をもたらすところから狂気の縁を越えさせる後押しまでこなす酒という代物、どちらについて深く考えてみても怪奇というテーマからはそう遠くないような気がする。
全23篇中、10篇を読んだ。感想を幾つかリストアップ。
「ジントニックの客」(中井紀夫):
いつも1番テーブルで仲良く飲んでいた常連4人組が、1人ずつ別の日に訪れてはカウンターに座った……。詳しい感想はネタバレになるので書けないが、個人的に好きなタイプの話だった。シャイな大人の男性も好き。
「苦艾の繭」(吉川良太郎):
第2次大戦中のベルギーで、御禁制の酒アブサンを密輸密売する男。重厚で陰鬱なハードボイルドかノワールかと思わせて、雰囲気はそのままラストはホラーに落ち着く様が見事。アブサンからは魔法めいた香りが漂っていそうで、思わず飲みたいと思ってしまうような禁断の魅力に満ちて描かれている。この著者の本は他も探して読んでみるのも良いかもしれない。
「赤の渦紋」(青木和):
神のもたらす恵みと神酒を捨て、自分達の手で調整できる穀の恵みに乗り換えた人々。ありがちな自然回帰幻想と斬り捨てる事は簡単だけど、人が自然の全てを己の手でコントロールできると自惚れ自分を見失うと道を踏み外すだろう事も事実。クローン児が生まれる生まれないというこの時代に、なかなか胸に染み入る物語だった。
「笑酒」(霜島ケイ):
不老長寿をもたらすと言われる酒「笑酒」を求めて旅をする、僧侶姿の陰陽師と連れの子供。意外性等はなかったが安心して読める面白さだった。冒頭の作品&著者紹介で編者が「陰陽師小説云々」と書いているのは、著者の代表作が陰陽師モノライトノベルである事を指しているようである。私はそちらは読んだ事がない(ライトノベルにはあまり幅広く手を付けたくないので……)。
「異形コレクション」、13巻を読んでから長らくストップしていることを思い出しました。来年は再開しようかな。
アンソロジーは気軽に読めるので私は好きなんですが、異形コレクションの厚さと値段とシリーズ数はあまり気軽じゃないかもです。
そうそう、あの厚さがねー。通勤時に読む私としましては鞄を持たないためポケットに入りにくいものは辛いです。宮部みゆきさんの「蒲生邸事件」とか「理由」とか。
私は文庫本であれば多少厚くても構わないのですが(通勤時にはバッグ携帯してますし)、大きい本はダメですね。ハードカバーは値段の高さ以外にその大きさがネックで、ほとんど読みません。新書サイズも混雑時には辛いです。