私と同じ会社から出向し、勤め先では私の隣の席に座っている女性に、突然「ウィルスメール開いちゃった」と言い出されてびっくり。なんでも、出向元社員からのメールに添付されていたエクセルファイルを、その直後に届いていたメールの文面「先程のメールに添付されているファイルはウィルスなので削除して下さい」に気付かず開いてしまったらしいのである。
私はその辺の知識に長けてはおらず、せいぜい隣席の女性と比較して少々詳しい程度。自分のわかる範囲で、まずはアンチウィルスのリアルタイムスキャンを行うよう、それから出向元のメール送信者に電話するよう促す。送信者自身がウィルスに気付いて注意メールを送ったのだから、ウィルスの種類も感染後の対処方法も知っているに違いないと思ったからである。簡単即解決と思いきや、しかし送信者からは「削除するだけでいい」と返事されたとの事。深まる謎。
前の会社で働いていた時に、数人から仕事を引き継いだ際にマクロウィルス付のエクセルファイルをも引き継いでしまい、後になってからシステム管理者より感染を知らされた、という事があった。それを思い出してどうしても不安が胸をよぎる。私より半年早く今の職場に来た隣席の女性は、私が来る以前にもウィルス感染騒動を起こしたという負い目もあってか、同じく不安を隠せない様子。ウィルススキャンもなかなか終わらないので、その間に今度は出向元のシステム管理部署に電話をしてみたらどうか、と慰め代わりに提案してみる。
隣席の女性がかけたその電話でわかった衝撃の事実は、「送られてきたメールの添付ファイルはウィルスでも何でもない」という事だった。メール送信者は、上司に送るつもりの「一般社員には伏せなければならないデータ」を間違って送ってしまっていたのだった。その過失を穏便に処理する為の方便が「ウィルスメールなので削除して下さい」だったらしい。……全然穏便に処理できてないじゃん! 私か? 私が余計な気をまわしたせいなのか? でも私が手を出さなければ、必ずしも上手くいったというものでもない筈。この際余計な事はあれこれ考えずに、ウィルスじゃなかったからそれで良かったとだけ思って終わりにしておこう。
「ヤモリ『分子間力』で壁にピタッ、吸着能力の謎解明」という記事。
ヤモリという身近な動物が、極めて接近した分子が結合する時に働く引力「分子間力(ファンデルワールス力)」をごく日常的に利用している事の驚き。というか、物理(あと化学)がめちゃくちゃ苦手で生物だけが平均以上だった私は、なんだかヤモリに裏切られた気分である。
「<ペット効果>乳児期に複数飼うとアレルギーが減少 米研究所」という記事。
ペットにより運ばれた細菌が死ぬ時に放出される毒素エンドトキシンが、アレルギーに関連する免疫細胞「Th2」の増殖を抑えるため、ペットアレルギーだけではなくダニ等のアレルギーまで減少させてしまうとか。「情操教育」の為にペットを飼うという風潮に納得できない人は、「免疫強化」の為にペットを飼うと良いと思う。
全3巻で完結したかに見えた「オーパーツ・ラブ」シリーズであったが、短編集刊行&新シリーズ開始という予想外の展開を迎えている。そして私は、ダラダラ続く恋の鞘当てにもうウンザリとこぼしつつも、突き抜け過ぎてカッコイイの境地に到達した馬鹿さ加減から目が離せず、結局こうして買い続けている。
引きこもり青年をめぐって、貧乳幼馴染み・エジプトの王女にして生き女神・猫耳巫女少女・ドジっ娘系陰陽師(+オーパーツの呪いで巨乳ロリ少女に姿を変えられた元デヴ♂)が恋の火花をバチバチ散らし合っているこの作品。今巻では、「人間に虐げられた牛達の恨みを晴らす」為の活動を行っている、片言日本語の外人姉妹(爆乳ボンテージ系&牛柄水着幼女)が参入し、更なる大騒ぎを起こす。
書店のレジに持っていくのが嫌・でも万引きしてバッグの中から見つかったらもっと嫌、なタイトルからもわかる通り、「貧乳」そして「巨乳」ネタ満載。物の怪の類ばかりな登場人物の中で唯一の一般人・亜弐の、恵まれない胸にまつわる悩みにはイヤというほど共感できるが、しかしAカップの癖にビキニの水着を着ちゃうのは冒険のし過ぎである。引っ掛かりがない為に、海に入るとあっさり波で流されがちらしいので要注意。
細々した衣類を収納する用に、キャスター付3段ラックを購入。ダンボール箱からそれを取り出して組み立てた。中身のなくなったダンボール箱には、まるで当然であるかのようにレオンが入り、はしゃいで暴れまわって箱ごと部屋を転がっていた。