昨夜コンビニでおにぎりを買ったが、一口も食べずに残してしまった。今日はそれを昼食に持って行った。おにぎりだけでは足りないので、勤め先でまとめて注文している仕出し弁当の「おかずのみ」注文した。
お昼の時間になって、いつものように空いている応接室に入ってお弁当を広げる。おにぎりは納豆と唐マヨ。まずは納豆から。臭いと粘りに閉口する。家で食べる分には全然気にならないが、人前で上手に食べるのが難しい代物だと思う。口直しにお弁当のおかずをつまむ。何か得体の知れないおかずが入っている。どうやら「こんにゃくの辛子マヨネーズ和え」らしい。味と食感個々には悪くないんだけど、組み合わせると食べながら首を捻ってしまうような食べ物になる。口直しの口直しに唐マヨおにぎり。小さな唐揚げとマヨネーズが入ったおにぎりで、私は食べる度に天むすを連想する。
食べ終わった後でふと。今のおにぎりが糸を引いていた事を思い出す。しかも気のせいか味も悪くなっていたような……。 納豆おにぎりの「粘り気」と、こんにゃく辛子マヨネーズ和えの「違和感」に惑わされて、唐マヨおにぎり自体の「粘り気」と「違和感」を見逃してしまったらしい。考えてみたらこの梅雨時、マヨネーズやおかずが入ったおにぎりなんて半日持つわけもない。
気休めでも何でもいいやと思って、食後に正露丸を飲み下した。今のところ消化器系に異変は起きていない。
ご飯を炊くのがメンドくさいので、夕食はサンドイッチに。出来合いの物ばかり使って、ハムチーズサンドとハンバーグチーズサンドを作り、野菜の盛り合わせ(サラダと読んではいけない代物)も用意。3品中でチーズと胡瓜とマヨネーズがかぶりまくっている。1日30品目なんて、何処か遠い世界の話に違いない。
津原泰水監修のアンソロジー。単行本では3作の内の1巻目にあたるこの作品が、文庫では3巻目になっている。加筆修正等の関係だろうか。「十二星座それぞれに生まれた十二人の作家が、自分と同じ星座の女性を主人公にした一人称の作品を書く」という細やかな縛りが面白い。私は星座占いを信じ込んでいる訳ではないが、学術としての占星学には多少の興味がある。あまりに奥が深そうなので手を出していないけど。
全12篇を読み終わった。感想を幾つかピックアップ。