泡沫の日々(21日付)より、 安貞桓選手の愛称はキャンディ・キャンディからという衝撃?の記事。
なんでも安貞桓(最近ようやく覚えた)の愛称「テリュース」は、あの「テリー」からとられているという事なのである。しかし私がキャンディx2を観ていた頃の記憶はあまりにおぼろげで、アンソニーとテリーとアルバートさんの区別がつかない勢い(つまり失速)。結局誰が「丘の上の王子様」だったんだっけ? アンソニーが井上和彦氏・テリーが富山敬氏・アルバートさんが井上真樹夫氏、というところまで調べて力尽きた。
キングの最新短編集(但し’88年時点で)。邦訳版ではこの短編集を3巻にわけて収録していて、今回読んだのがその1巻目。なんだかややこしい。
全6篇を読んだ。感想を幾つかリストアップする前に、序文の「長編小説を読むのは永く続く情事を娯しむのに似ている・短編小説を読むのは暗がりで見知らぬ人から受ける束の間のキスに似ている」という比喩に深く感心した事を書いておく。私も似たような事を思っていた。長編小説でラストが失速気味なのは許し難いけれど、短編小説ならどんなラストも比較的甘んじて受け入れられるのは、その辺の自分内区別が理由と思われる。
あの短篇シリーズでは本としては『神様のワードプロセッサ』が好き。「霧」ではブッチャーの西洋における意味合いの二面性が印象的だったです。ラストの言葉も。
>p01 ネタバレですが大簡略化した人物紹介。
「丘の上の王子様」がアルバートさん。「王子様」にそっくりで、キツネ狩りで事故死した初恋の人がアンソニー・ブラウン。アンソニーとアーチー(アーチーボルト)、ステア(アリステア)の兄弟が属する旧家がアードレー家で、その次期当主「大おじさま」がアルバートさんの正体。テリー(テリュース)はキャンディたちが留学したイギリスの寄宿学校で出会った女優の息子で、自分の身代わりになって歩けなくなった女優を選んでキャンディを捨てる。
思い出したので追記。テリィの本名はテリュース・G・グランチェスター。グランチェスターがお父さんの方の、貴族の家名ですね。母親の女優はエレノア・ベーカー。で、似てるんですか?(記事の写真ではよくわからんかった)
>霧
肉屋さんは最初の方で鶏肉を振舞う姿が好印象だっただけに
後半の展開にとてもやるせない気分になりました。
今まで読んだキングの短編でいちばん好きなのは「超高層ビルの恐怖」です。
と言ってもまだ短編の全部を読んだわけではありませんが。
>キャンディx2
人物紹介して頂いたおかげで何となく思い出しかけてきました。
そう言えばキャンディって看護婦になったんでしたっけ?
「キャンディの看護婦セット」玩具を持ってたような記憶があります。
で、テリィですが、東洋人とは似てないだろう、というのが率直な感想です。
>c03 なりました。
育った孤児院で病気の子どもの手あてができるように、というのが看護婦志望の動機だったんです。最後ではポニーの家(その孤児院の名)専属の看護婦になってたと思います。
でも今思えば、看護婦では医療行為できないですね。なんで女医じゃなかったんだろう。
>看護婦
舞台ってアメリカでしたっけ? 従軍看護婦とか…は関係ないか。うーむ。