2002-05-02 残業/チャパタサンド/犬も好き/「吸血鬼のおしごと」 [長年日記]

[雑記]残業

GWの中日に「残業自粛」と言い出された事に激しくムカついて、「それなら今月は絶対残業なんかしてやるもんか!」と意気込んでみたものの、私が途中で頑張ろうが手を抜こうが、誰も結果しか見ちゃいない事に気付いて萎え。その上、私が設定したオーダ提出の締め日(30日)を過ぎているのに、4月のオーダが平然と何件も出されて更に萎え。なので今日は最初から残業をあてこんで、無理せずのんびり仕事をすることにした。2時間程度の残業で無事目処がついた。

「残業(する奴)は偉い」なんて思った事はないけれど、「残業(する奴)はダメ」的な風潮も私には辛い。仕事の流れを自分で全部はコントロールできない以上、予定外の残業はどうしても発生する。他人の遅れに引きずられて残業する羽目になっていても抗議しないから、そこを汲み取って私の残業にも文句をつけないでくれないかなーと思ったりする。今の職場で残業に文句を付けられた事はない。単に私の古傷がまだ癒えていないだけ。

[雑記]チャパタサンド

販売期間が終了してしまったタンドリーチキンに代わる、モスバーガーの新しいメニューがこのチャパタサンド。早速?食べてみた。味もパンの硬さも、モスというよりはSUBWAYっぽかった。タンドリーチキンに入れ込んでいた分、正直ちょっとガッカリ。

[雑記]犬も好き

知人に呼び出され、仕事帰りに某駅まで足を伸ばす。そこは都心からやや離れた閑静な高級住宅地、超大金持ちまでではなくとも明らかに中流以上の人々が住まう場所である。

高級住宅地でしかも駅前とくれば、犬を散歩させる人々を目にしない筈がない。それも小型犬よりは大型犬の割合が多い。ふさふさした毛並のシベリアンハスキーや、まだ仔犬でやんちゃ盛りと見受けられるラブラドール・レトリバー、素敵な彼等を心行くまで眺めてホクホクする私だった。触らせてもらえれば最高だったけど、(お酒でも入っていない限り)赤の他人の犬にそこまで求められないので。

[読書]吸血鬼のおしごと−The Style of Vampires−(鈴木鈴/電撃文庫)

出版社作品概要

電撃ゲーム小説大賞<選考委員奨励賞>受賞作品、つまりは新人作家の作品。吸血鬼好きだからといって、ライトノベルにもまんべんなく手を伸ばすと収拾がつかなくなるので、ライトノベルでは気に入りそうな作品だけ拾って読んでいる。新人作家&現代モノ吸血鬼作品&ライトノベルという共通項の「吸血鬼の綺想曲」(川●蘭●)を、ネット上で 伝説 話題になる前に読んでいたのが私の自慢である。

吸血鬼の身体能力には、作品によってかなりの違いが見られる。この作品の主人公・月島亮史のように、現代の吸血鬼の癖に「直射日光」「十字架」「ニンニク」等の古典的&致命的弱点を備えているのは、超人的な吸血鬼が多い中で却って新鮮な印象だった。また、ワガママ幽霊少女&ドジっ娘シスターを堂々押しのけて、亮史の使い魔猫ツキ&その子分?の普通猫モザイクが、私のハートをがっちりキャッチ。「猫はこういうものである」じゃなく「猫はこうあって欲しい」という書かれ方に魂を抜かれた。至らない点はあれこれ細かく並べ立てなくてもたくさんあるものの、猫を始めとするキャラ達の書かれ方が好ましく、今後も応援しようという気持ちになった。

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