本来の的を大きく外れた流れ弾に、自ら好きこのんで当って痛がるのは、私の場合もはや趣味の領域に達しているらしい、と前置き。
ある人に向けられた、謎めいて今は亡き言葉の断片。目にした時にとても変な気分になった。前の職場で先輩女性社員に、「この本には素光ちゃんみたいな人の事が詳しく書いてあるから」とアダルトチルドレンの本を貸し出された事や、最近は小康状態なのですっかり忘れていた子宮の異常を思い出した。小説の登場人物で事件の被害者辺りが自分と同じ名前だったり、自分が吐かれた痛い台詞とそっくりそのままの言葉を街中で聞いた時のような、そんな気分。
まあそんな深読みをする気になるのは、今私の体調が悪いせいと、投げられた言葉に投げた相手への「愛」がなかったのが理由なんだろうという事にして、思考切り上げ。「愛」って何?と聞かれたら、優しい言葉もしくは良く効く薬、と答える。セットも可。
夜は勤め先の懇親会で立食パーティか何か。当初の予定ではありがたく豪華タダ飯にありつく予定だったが、昨日の今日なので胃腸具合を考慮して参加取りやめにした。次の機会まで私がここにいる保証はないし、もったいなかったな。
私の愛猫レオンは、猫の姿をしているけれどもその実態は毒蛇(マムシ)だった。 毒蛇は私だけではなく周囲にも害を為す存在だから、正体が発覚した以上殺さなければならない。 私はレオンに噛まれないように、自分が手を下した結果を少しでも正視せずに済むように、 レオンの上に座布団を乗せて、座布団越しに何度か踏みつける。 手応えならぬ足応えを確かめた後、嫌な気分で怖々座布団をめくると、 そこには普段通りにおなかを上下させて寝ているレオンの姿。 踏み付けが足りずしくじったという落胆と、レオンがまだ無事でいて私がレオンを殺していない安堵と、 私達は何が理由でこんな辛い目に遭っているのだろうか?という疑問が胸に湧く。
「猫の正体が蛇である」という話は、タニス・リーの「平たい地球」シリーズに出てくるが、何もこんな形で再現されなくても良いのに。目がさめてほっとしたくらいに嫌な夢だった。「レオンの皮を剥いで三味線を作った」なんてリアリティ溢れる夢よりは、まだファンタジー風でマシなのかも知れないけど。
>愛って何?
んー。責任かな。わかりやすく言えば
あとは、思いやりとか敬意とか、そんな感じっぽい代物かなー。謎。
自分の目の玉より大事になったら愛、という基準を持ってます
目の玉は激しく大事です。