昨日の夜から今日の午後まで実家に滞在していた。「便りのないのは良い便り」を親孝行にも実践していたら、「たまには顔ぐらい出せ」と言われてしまったのである。当初の予定では1月末〜2月の間に帰る予定だったのをここまで引き延ばし、お正月以来約3ヶ月ぶりの里帰り。父親の誕生日も兼ねているので、お正月に買い損ねたユーハイムのフランクフルタークランツを忘れずに携えた。
1日弱の滞在の後、誕生日プレゼント(装飾品)と紙袋いっぱいの食料品を手土産に、そそくさと家に帰った。
地平線まで見渡せる広い草原の中に立っている。 遠くに灰色に濁った巨大な竜巻が見える。竜巻が通過した部分は、 草が暴風に根こそぎ持っていかれて赤茶けた地面が露出している。 竜巻は徐々に近付いてくる。私は大急ぎで逃げる。 やや離れたところにいた母親は、私と反対側に避けて竜巻をかわす。 更に離れたところに立つ父親は、迫り来る竜巻に全く気付いていない。 回避が不可能な距離まで竜巻がやってくる。もう駄目だと父親の運命を絶望視する私。 しかしその時ふと見やった竜巻の根元には、赤茶けた地面ではなく激しい風に揺れる草。 草を根こそいでいた風の威力が弱まった様子。 竜巻は父親に危害を加える事なくそのまま通り過ぎていく。
実家に帰った時くらいしか、家族が出てくる夢なんて見ない。