2002-03-19 アポーパイ♪/「血染めの部屋」 [長年日記]

[雑記] ストロベリーパイ♪

「ひなまちゅり」はK.S.D.E※1だった。しかし「アポーパイ」はツボだった。なっちゃん&恵ちゃんの爽やかな笑顔よりも、ミニモニ。の歌を選んでしまう、そんな朝。

「ひなまちゅり」がK.S.D.Eである理由は、「ちゅ」に全然萌えないからである。「ひにゃまつり」だったら話は別だったかも知れない。(←K.S.D.E)

[雑記] たまには仕事の話

仕事。先月分の課金漏れが発覚し、後処理に追われる。私の処理漏れではなく担当営業のオーダ漏れなので、形式的には私のミスではない。がしかし、関わっていたのだから事前に気付くべきだったし、そうすれば顧客も営業も自分も苦労せずに済んだ訳である。責任は取らないけど、せめて責任を感じておこう。

[読書] 血染めの部屋−大人のための幻想童話−(アンジェラ・カーター/ちくま文庫)

有名な童話を元に書き上げられた、残酷で官能的な短編集。「大人のための」と題されているが、この類を好んで読むのが大人なのかどうかは別である。 全10篇中4篇を読んだ。

「血染めの部屋」
基は「青髭」。でも愚かで哀れな新妻を「青髭」の魔の手から救うのは兄達ではない。火蛋白石の指輪・赤いルビーの首飾り・ハート型に血痕の残った鍵等、不吉さを秘めた美しい小物が印象的な作品だった。
「野獣の求愛」・「虎の花嫁」
基は「美女と野獣」。前者は元の童話を写実的&耽美的に仕上げ、後者は解釈と結末を変えた感じ。後者の方がメッセージ性は強いが、私の好みは前者。
「長靴をはいた猫」
基は「長靴をはいた猫」。外国のコメディH映画的な展開にニヤニヤしてしまった。ご主人様と彼が懸想した既婚の貴婦人との仲を取りまとめようと奮走しつつ、自分もちゃっかりイイ思いをする猫が可愛い。

※1 「心の底からどうでもいい」の略。「どうでもよかとにあん!(><)」と同義語。自アン用語であるが、全然定着していない。

[]