よるねこさんの日記(15日付)と、Mikeaさんの日記(16日付)を読んで、初めてクローン猫誕生のニュースを知った私。TVも新聞も見ないならせめてニュースサイトはチェックするようにしよう、と反省。
この記事に、
「クローン猫は核を提供した猫と遺伝的に同じである事は確かめられたが、 毛の模様は異なっていた。研究グループは 『毛色の決定には遺伝だけでなく、発達中の要因も関係するのではないか』 と考えている」
とある。
これで思い出したのが、中高の時の生物の授業で出た、「シャム猫の手足・尻尾・耳・顔の毛色が濃いのは、低い体温で発色する特殊な因子を持っているから」という話。でもあの先生はライアル・ワトソンに傾倒していた事だし、これはちゃんと確認しよう、とネットを検索をした結果、次の記事に辿り着いた。Meezerさんのシャム猫サイト「ねこ三昧」の中にある、シャム猫のカラーバリエーションである。
ここにちゃんと、
「シャム猫のカラーはポイント因子とカラー因子とカラーを薄める因子の組み合わせ」・ 「ポイント因子は温度によって毛の色が変化する作用のある因子で、 体温の高いところで作用し毛の色の発色を押さえ、 体温の低いところでは作用しないでその本来の色が現れます」
とある。情報が私又は生物教師の妄想ではなかった事が、これで証明された。
もっとも、ポイント因子が「クローン猫と遺伝子提供猫の毛色の違い」に関連する保証は全然ないというか、それが真実なら携わる科学者達がとっくに気付いてる筈なので、今回の日記は特命リサーチ200X的なネタと割り切って読んで下されば幸いである。
クローン自体は、「後に作られた方が先に生まれた方の『スペア』」という考えが淘汰されるまでは、技術的問題が解決されるだろう今後も一般に広まらない方が良い、と私は考えている。この部分はネタでも電波でもない。
昨日は勤め先で歓送迎会だった。歓送されるのは私と同じ派遣元の男性、歓迎されるのは彼の業務を引き継ぐ同じ派遣元の女性。しかし女性が体調不良で早退してしまい、主役が1人に変更になった他、残った引継ぎの為に彼は来週の月曜日も出社するそうである。
去り行く彼を2次会でも接待するものと思っていたら、彼は会の中で「自分的に妹タイプ」と公言した他部署の美人その他と連れ立って先に帰ってしまった。残された面子で主役不在の2次会に淋しく繰り出す。移った安飲み屋は、私の好きな 端麗 淡麗・辛口・お手頃価格の「美少年」が品切れ。代わりに同じく淡麗辛口の「菊水」を飲んだ。味の違いは正直わからない。
冷や酒は後から効く。帰り道の記憶は、「電車に乗り込む自分」の次がいきなり「最寄駅のホームに立って動かない回送電車を何故かじっと見つめている自分」で、途中の乗換駅の記憶等がすっぽり抜け落ちていた。良くある事なので今更動じない。多分。