2002-01-30 こだま&ひびき的日記案(没)/「レディ・ガンナー」 [長年日記]

[雑記]こだま&ひびき的日記案(没)

簡易掲示板のようなカキコミ機能がついた日記を時折見かける。日記を読んだ人がちょっとした感想を書いたり、管理人がそれに対してレスをつけたり等していて、何処が最初に始めたのかは知らないけど、上手いモノを考える人がいるものだな、と見る都度感心してしまう。カキコミがなくて淋しいだけと最初からわかりきってるし、さるさる日記をそれなりに気に入ってるので私は真似しないけど※1

で、ここからは与太話。そのカキコミ機能を生かして、大木こだま&ひびきの漫才みたいな日記があったら(私的に)素敵だなーと思った。読者からのカキコミを、管理人は「そんなヤツはおらんやろ〜」「そんなやつおれへんがな〜」のレスで全部片付け、そして毎日「往生しまっせ〜」で締められる、そんな日記。管理人がわざわざ答えるまでもなく、スクリプトか何かで簡単に用が足りるという事に気付き、幸せな妄想タイムは儚く終わった。

[読書]レディ・ガンナーの大追跡(下)(茅田砂胡/角川スニーカー文庫)

出版社作品概要

1月初旬に出た上巻の続き、シリーズでは3作目。翌月に出すくらいなら、上下巻同時に出すとか1冊にまとめるとかして欲しいとか思いつつ、幾ら待っても下巻が出ないとかよりはマシかと思い直す。

いわゆる一般の人間と、特定の動物に変身する能力と優れた視覚・嗅覚等を持ち合わせた「異種人類」、そして彼等同士の混血、といった具合にこの話の人種は設定されている。そして「異種人類」や「混血」への根強い差別を背景に、それぞれ種族の別々な思惑を持つ人々が、陰謀を巡らし駆け引きし暴れまくる。差別の実態が途中から明らかにされる1作目は普通に楽しめたのだけど、最初から差別問題を中心に持ってきている上に「差別される側の『異種人種』の方が一般の人間よりも能力が上」だと気付かされる今作は、絶対的な正義が最後に必ず勝つ展開に少し違和感を感じてしまった。次巻が出た場合には、ハナから勧善懲悪モノと割り切って読むから問題なし。

※1 この日記を書いた当時はそう思っていた……

[]