2002-01-17 電車にドキュソ/辛茄子/「紅の鳥 銀の麒麟」(下) [長年日記]

[雑記]電車にドキュソ

朝の電車にドキュソ。

学ランの下にパーカー付?の赤い上下を着込んだオシャレなドキュソ達が、混んだ電車の中でオロナミンCを飲みながら騒ぎ、1人がもう1人の頭の上に瓶を乗せて「頭からオロナミンCーシュワー」と口走って私をいたたまれない気分にさせた。彼等は電車から降りた後、瓶をホームに置き去りにして去った。

帰りの電車にもドキュソ。

電車の吊り革がいたく気に入った様子の一団が、仲間だか先輩だかの改造車(車内に吊り革がついてるらしい)の話を交えつつ、吊り革をパクるパクらないと声高に相談していた。

[ダメ料理]辛茄子

茄子をそばつゆで煮て冷やし茄子を作ろうと思ったら、肝心のそばつゆがなかった。気を取り直して、醤油としょうが(チューブ入り)と豆板醤とで適当に味付けしてごま油で炒める事にした。どのくらい適当かというと、フライパンの中へ調味料をそれぞれバラバラにを投入するくらいである。おかげで1切れ毎に微妙に味加減の異なる辛い茄子が出来上がった。

[読書]「紅の鳥 銀の麒麟」(下)(紗々亜璃須/講談社文庫ホワイトハート)

出版社作品概要

下巻刊行があまりに素早くて気付かず、知った時には書店の棚になくて入手に若干苦労した。

全部読み終わった。ラヴラヴが生まれ盛り上がっていく上巻の方が、ラヴラヴが行き着くところへ行き着くこの下巻よりも、読んでて気分が盛り上がった。「14番目の月がいちばん好き」とYumingが歌っている例のアノ心理が働いた結果なので仕方がない。多分。要の事件である筈の「公主様の冠探し」がかなりおざなりだった気もするけど、メインはラヴラヴだったのだろうから気にしないでおこう。設定の面白い中国風ファンタジーだったので、気が向けば著者の他の本も探して読んでみる予定。

あとがきで、ホワイトハートで麒麟を出した事について自省の言葉らしきものが書かれていたが、それを言ったらこの題名だって……。偉大な先達に遠慮して設定や題名を気にする必要がある、とはそもそも思ってないので念の為。

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