2002-01-02 帰宅〜「最後の」冬休み/「天知未来がいる街3」 [長年日記]

[雑記] 帰宅〜「最後の」冬休み

本当は7日の仕事始めを、4日だと偽って実家滞在を早めに切り上げる。上膳据膳よりも、気ままに過ごす方が心休まるのだから仕方ない。帰りにあれこれ持たせよう・いっそ私を父親に車で送らせる事にして大量の荷物を積み込もうと画策する母親に断固抵抗し、紙袋1つに入る荷物だけ受け取って帰る。しかし代わりに、今月末か来月上旬に再び来る事を約束させられる。勝ったのか負けたのかよくわからない。何の勝ち負けなのかもわからない。

実家で冬休みを過ごすのは、予定ではどうやら今年が最後らしい。というのも、両親が今年の春には仕事を辞めて、祖母と共に母方の田舎にこもるつもりでいるようなのである。東北地方の冬は激しく寒く不慣れな人間にはとてもすすめられないので、今後は夏だけ帰ってくれば良いとの話。新幹線代その他の経費往復3万円強+所要時間片道9時間の負担は激痛だけど、移住を楽しみにしてる両親の為・約束された?今後の気楽な冬休みの為に、ここは我慢するべきところだろう。今年の夏休みに向けて、今から旅費を貯めておかないと。

[読書] −天知未来がいる街3−愚者――ザ・フール(田村純一&レッド・エンタテインメント/富士見ミステリー文庫)

出版社作品概要

天知未来シリーズ最新刊。赤いリボンが印象的な未来(みくる)の表紙イラストに萌えてこの本に手を出すと、陰鬱で救いのない話にダメージを食らう事必至。さすが、「みつめてナイト」の脚本家だけはある。あれも部分的にかなりダークだったし。

今回登場の「愚者」のアルカナ使いは、能力及び背負った過去共に印象的だった。未来その他が繰り広げていた恋の鞘当てがすっかり霞んでしまったくらい。未来は恋の行方よりもむしろ、母の形見紛失により能力ダウンした今後が気にかかる。どうやって謎を解明するんだろう……。

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