週末で月末で年末。定時30分前に休憩室に集められたフロア内の全員に、寿司&サンドウィッチと飲み物が振舞われた。適当に飲み・つまみ・談笑して、後はバラバラ散って行く社員&派遣達。気付けば、食い散らかされた余りとご機嫌状態なお偉いさん達だけが残されていた。このプチ宴席の後を一体誰が片付けるんだろう、まさかお偉いさん達が?等と思いながらも、こちらもとっとと会社を後にするのだった。
「良いお年を」という挨拶自体は素敵だと思いつつも、帰り際に1人1人が1人1人の元をわざわざまわって声をかける虚礼っぷりを見せつけられると、鬱陶しさが込み上げてきて、私は意地でも「おつかれさまです」だけで通そうという気分になる。そして毎年そんな感じ。
最後まで読んだ。挫折→逆転→挫折→逆転と、「塞翁が馬」を地で行くケロウィン。彼女の努力と事態の進展とは繋がってるともいないともつかず、ちょっと呆気に取られなくもなかったが、悪くはなかった。今後このシリーズは、「ヴァルデマール年代記」という本編に突入していくらしい。<もとめ>の後継者であるエルスペス王女の活躍が今から楽しみ。
作品とは関係ないけど、帯の煽り文句は内容をちゃんと読んでない人が適当に考えたかのようで非常に萎え。「<剣>と魔法と名誉が決め手」とあるのは何の決め手なのかさっぱりでただキーワードを羅列しただけっぽいし、「異世界ファンタジーの女王」と呼べるほどの地位にラッキーはまだ達していない(好きだけど)。読後感を損なうから外して捨ててしまおうっと。