体調回復と共に脱鬱。以前病院でもらった薬の残りを飲むべきかどうか考えた末、今回は飲まなかった。気分が悪い時、吐いた方がすぐ楽になるけど吐かずに我慢する、そんな感じに近い。私にとっての鬱なんて所詮はその程度。鬱病より症状の軽い抑鬱神経症だし、仕事できる程度まで回復してるから「その程度」なのかも知れない。
通院をやめてから早数ヶ月。医者は「自分で良くなったと思うなら来なくて良いし、また辛くなったらいつでも来て下さい」としか言わなかったので、完治したかどうかは不明なまま。ただ、病院の待合室で長時間待たされる当時最も憂鬱だった時間を思い出すと、少しくらいの鬱で薬や病院に頼ろうという気にはならない。
ひきこもり青年の獏と、彼をめぐって火花を散らす 高飛車エジプト王女&関西弁ロリータ化け猫巫女& 勝ち気な貧乳幼馴染みが織り成す、 エロで萌えなドタバタコメディ。 京都へ「修学旅行」に行った彼等を待っていたのは、 黒ずくめ平安男衣装に身を包む美少女だった。
前作である1巻では、題名から設定そして内容まで全てにわたる、確信犯(誤用)的な頭悪さ加減に惚れ込んだ私。でも早くもこの2巻にて、少し醒め始めてしまった。女神の生まれ変わりであり恐ろしい呪いを放つ力を持ち、今は亡き祖国の復興を目指す王女様が、小国日本でかしましく和やかな女の闘いに身を投じてる場合じゃないのでは、と思ったのがその理由。「願望充足モノ」は、高嶺の花や大それた存在達と共にささやかな幸せに浸って暮らすものこそが本流なんだろうか?