2001-12-12 クリスマス目前?のスパム攻勢・知床丼・「死の姉妹」 [長年日記]

[雑記]

ここ最近携帯宛に、出会い系サイトからのスパムが頻繁に舞い込んでる気がする。クリスマスが近いからに違いないと勝手に決め付けてみる。出会い系サイトもスパムも別にどうでも良いんだけど、同じ日に同じ内容のメールを複数回送りつけてこられるとさすがに鬱陶しい。

久々の?外食、とんでんで念願の知床丼。蟹とイクラとウニとホタテが乗った贅沢な丼である。値段設定がファミレス並の店にしては、下手な寿司屋よりも美味しいウニだった。とんでんを和風ファミレスだと思っていたのは見くびり過ぎだったのかも。

[読書]死の姉妹(グリーンバーグ他 編/扶桑社ミステリー)

今日は残り7編を読んだ。印象に残ったものを、また幾つかピックアップ。

「受け継いだ血」(マイケル・クーランド)
吸血鬼青年とその母の半生。クラシカルな設定の吸血鬼、「夜明けのヴァンパイア」でお馴染みの独白形式、つまりは正統派な雰囲気。アンソロジーには1編くらいこういった「普通の」話が入ってると、バランス良い感じがする。
「マリードと血の臭跡」(ジョージ・アレック・エフィンジャー)
近未来アラブ社会のサイバーパンク&ハードボイルドSF。著者の代表作?の「重力が衰えるとき」他と同じ世界を舞台にしているとの事。完成された世界観に吸血鬼を見事に融和させていてとても気に入った。本編の方も読んでみる予定。
「ダーク・ハウス」(ニーナ・キリキ・ホフマン)
吸血鬼少女と複数の「母」達のひそかな共同生活。「愛」を絆にした、強奪や寄生ではない共生(共存)関係が、吸血鬼と人間の関係としては新鮮な感じ。優しくて哀しい作品だった。