★ 朝起きたら血が不足気味。気分が悪くてクラクラ。シャワーで体を温めたら気分の悪さは落ち着いたが、満員電車でぶり返す恐れがあったので、ラッシュが過ぎてから出勤した。
が、切符を買おうと並んでいた券売機でおばさんに割り込みされて、思わず頭に血が上ってしまって再びクラクラ。おばさんが投入した硬貨を「とりけし」ボタンで返却した後おばさんに投げつけて、「年齢相応の常識をお持ちになったらどうですか?」とでも言ってみようかと思いつつ、そっちの方がよほど非常識なのでやめた。血が足りないんだか余ってるんだかよくわからない。
全部読み終わった。宇宙人を地上に運んできた隊長や彼に協力する科学者やその他の人間達が、ヴァンパイアについて調べ追跡しそして直接対決に至るまでの辺りは、読んでてぐいぐい引き込まれた。しかし、更に別種の宇宙人がいきなり出てきて場を仕切る展開は、人間側の達成感が感じられず物足りなかった(ネタバレの為一部背景色)。ヴァンパイアが吸血鬼ではなく吸精鬼だった事も残念だったけど、まあこれは吸血鬼文学だと思わなければ済むしいいや。不満を述べつつもトータルでは満足。「ヴァンパイア現象」は設定としてとても魅力的だった。
ところでこの作品、有名なB級映画?「スペース・バンパイア」の原作だったらしい。題名で気付いとけという噂もある。幾つかのサイトをあたったところ、映画の方は全裸美女が萌え萌えで吸血シーンがグログロらしいので、ビデオを探して観てみたいと思った。