2001-12-04 仕様なのでしょうがない・「宇宙ヴァンパイアー」 [長年日記]

[雑記]

明日が課金の締め日なので、1日課金処理に励んだ。今月は件数が少ない代わりに変てこなオーダが多く、処理がメンドくさくてつい後回しにしていた結果、今日しんどい思いをする事になった。夏休みの宿題は早目に終わらせる子供だった筈なのに、何処で人生を間違えたんだか。

勤め先で使っている課金システムには、「間違えた操作がその場は受付られてしまい、後になってから不具合が生じる」という欠陥がある。この欠陥は、私以前の担当者時代から既に問題になっていたらしいが、「近い将来新しいシステムと入れ替える」という理由で修正してもらえないまま今に至る。不具合が生じる都度、秘策奇策をこらして切り抜ける。不毛。

[読書]宇宙ヴァンパイアー(コリン・ウィルソン/新潮文庫)

小惑星の調査を行っていた宇宙船が
遭遇した謎の巨大宇宙船。
船内には複数の宇宙人達の死体が安置されていた。
乗組員達はその中の3体を地球へと持ち運んだが、
宇宙人達の実態は恐るべき
「宇宙ヴァンパイアー」であった……。

絶版本で価格が(当時の)定価って事はプレミア付なんだろうかと思いつつ、「宇宙」という如何にもSFな単語+「吸血鬼」という如何にもゴシックホラーな単語の安易な組み合わせにそそられて購入。訳がこなれてないのか或いは単に原文の特徴なのか、まるで英語の教科書に出てくる和文のような文章で読むのがとても辛い。しかし、「バンパイア現象は凶悪犯罪にも見られる普遍的現象」といった設定はとても興味深い。結果、少し読んでは萎えてやめ、気を取り直してはまた読む事の繰り返し。やっとこ半分読んだ。