勤め先オフィスの引越し準備日。私のいる部署の社員さん達は、「夏休みの宿題は9月になってからやる」タイプらしく、今日になるまでほとんど何の準備もしてない辺りがいっそ潔い。とはいっても、書類やファイルやその他の荷物を箱にどんどん詰め込んで、行き先を指定したラベルを貼っておいておけば、後は運送会社が新しいオフィスまで運んでくれるから、今日始めたんじゃ間に合わないというような事はない。
何故かこういった非常時に限ってA型気質を発揮してしまう私。箱に詰める前にファイルの整理をしなきゃとか、古い書類は別の箱に詰めて倉庫送りにしなきゃとか、やりたい事・私的にやらなきゃいけない細かい作業がどんどん出てきてしまう。整理整頓や細々した処理を日頃から行っていれば、そんな作業は不要の筈、という点に注意。
隣国へ向かう為に海を渡ろうとした、 逃亡中の「廃棄王女」パシフィカ。 海上で魔術師達の奇襲を受け、 兄姉とはぐれ1人海を漂流する彼女は、 イルカの集団に助けられ 「獣姫」こと隣国の第3皇女セーネスの元まで 連れてこられたが……。
前作まで数巻続いた外伝調の話から、一転して本筋へ復帰。しかし間が空き過ぎていて、肝心の本筋を思い出せなかったりする。後で読み直しておこうっと。水着姿の姉妹&イルカというキャッチーな表紙とは裏腹に、今回の話は殺伐とした場面ばかりが印象に残った。「廃棄王女」とその守護者達が歩む道の本来の姿なんだろうけど、この先もこの調子で続かれると萎えるかも。