個人的に、スパムなんかよりも断然迷惑だと思うものがある。ふと気付くと携帯に見知らぬTEL番号の着信履歴が残っていて、知人の誰かが勤め先や自宅からかけてきたのかもと思ってこちらからかけてみると、謎のサービス案内(H系?)に繋がるのである。スパムは受け取った瞬間に判別できるけど、これは電話代と手間をかけるまでは正体がわからない分、余計に腹が立つ。
或る団体が、 ネット配布形式の新雑誌を企画した。 そのモニター兼ライターには 数多くのテキストサイト管理人達から選ばれた。 モノ書きの情熱・日々のネット利用による 流行の敏感さを買われての事だった。 しかし第1陣のライター達は、 自分らしさを出す事に腐心するあまり 事実に基づかない記事をでっち上げて 主催者側に切り捨てられたり、 自分の記事が他の人間のものより 扱いが悪いからと 内輪揉めを起こし脱落者を出したりで、 人数が激減してしまい 企画が立ち行かなくなりかけた。
そこで主催者側は 第2陣のモニター兼ライターを募集した。 次に集まったライター達は、 楽して小金を儲ける事が目当てだった。 彼等は与えられたテーマについて 検索エンジンでお手軽に調べて 無難にまとめるだけだったので、 ほとんど全員が同じような 個性に乏しい記事を書いた……。
「楽して小金儲け」に励む知人が、上記の裏事情を披露してくれてる途中で目が覚めてしまった。そのメールマガジンだか電子雑誌がどういう末路を迎えたかは不明。それにしても、私は「数多くのテキストサイト管理人達」に何か恨みでもあるのだろうか? かなり失礼な夢だと自分でも思った。