2001-10-25 出向先の部長との飲み会?と「ラシャー」(下) [長年日記]

[雑記]

仕事後に飲み。今日のお相手は特別で、私達の出向先の先月末異動した部長。その方の送別会で今度飲みに行きましょうとの話を受けた出向仲間の女性が、是非よろしくお願いしますと返事した為に今日のお誘いに繋がった。実際に誘われてはいない私も、御馳走目当てに御相伴に預かる事に。

部長オススメのお店はフランス家庭料理店で、疎い私にはイタメシとの区別が付かないがそれはさておき、マリネやパスタを食べ赤ワインを飲みつつ3人で歓談。前に勤めていた会社の飲み会で常務をジジイ呼ばわりした前科がある私は、取引先相手に同じような事をしては洒落にならない為に精一杯お行儀良く振舞った。果たしてその甲斐あったかどうか。店を出た後別れ際に一言、「今まで変な子かと思っていたので、今日は御一緒できて良かった」と言われたのは、つまり既におかしげな振舞をしていたという事に違いなく……。

[読書]−続魔女の刻−ラシャー(下)(アン・ライス/徳間文庫)

更なる野望を果たそうと伸ばすラシャーの魔手にかかり、
次々と命を落とすメイフェア家の女性達。
死後も屋敷に留まり一族を見守り続けてきた
ジュリアンの口から、ラシャーの真実が語られる。

あくまでも個人的な感想、と前置き。この「ラシャー」は結局蛇足だった気がする。正体を明かされた途端、ラシャーは陳腐な存在に変わり果て、彼と共に歩んだ魔女達の歴史も薄っぺらいものになってしまった。それが著者の意図だとしても、私の望むものではなかった。

このシリーズは未邦訳の続刊「タルトス」に続くらしいが、仮に邦訳されても私が読む気になるかは疑問。「魔女の刻」3巻迄で読むのを止めれば良かった。