2001-10-23 MRI検査初体験と「ラシャー(上)」 [長年日記]

[雑記]

MRI検査の為、午前半休。

磁気を使用した検査なので金属を帯びた物は身体から外さなければならず、つまりノーブラ。男女兼用フリーサイズの検査着は小柄な私にはブカブカで、なおかつノーブラだと襟元から(中略)危険性がありすごく嫌な感じである。誰も見ないけどー。

着替えた後はいよいよMRI室に入り、検査台に乗せられて狭い円筒形の空間に閉じ込められる。一定リズムで金属的な音が鳴り響く閉鎖空間は、何故かTDLのスペースマウンテンを連想させる。うるさいと聞いてたがたいした事もなく、あっという間に終了。

検査結果は次回来院までお預けであり、今日会計を残すのみである。窓口で告げられた料金は7千円強。……えっ? 「念の為の検査」(※13日の日記参照※)なのに7千円強? 給料日当日の理不尽な出費に朝から萎えるのであった。

午後から出社。勤め先の都合により今日からしばらくノー残業デー、委託の私達も同様に残業不可らしい。効率良く仕事しなくては。

[読書]−続魔女の刻−ラシャー(上)(アン・ライス/徳間文庫)

ついに野望を実現したラシャーと共に、
メイフェア家から姿を消したローアン。
潜伏中の彼女が知人の研究者に託した試料は、
驚くべき生物の実在を示していた。

尻切れトンボな結末だった「魔女の刻」の完結編にあたる作品。しかし、前作の耽美的雰囲気は薄れ、個々の登場人物達による読み手置き去りの独白ばかりが続き、緊迫した事態の筈が退屈な流れになっているように思う。今作で華々しく活躍する?モナは、「コンピュータを駆使する現在の魔女」という位置付けはなかなか良い感じだけど名前がどうも……。